幼馴染に秘密を握られ、お願いを聞く話。中編1

 さて、土曜日が来てしまった。今は駅で待ち合わせの時間まで待っているところ。

 一応、今度一緒にまた家遊びに来ることで彼女さんは許してくれた。

 寛容な人で良かった..

 あ、来たっぽい


「ごめん待った?」

「うん、30分くらい」

「女の子は色々準備があるのよ」

「へー(興味ない)、じゃあ行く?」

「そうね、早く行きましょう」


 色々と雑談しながらモールに向かう。

 あ、着いた


「こっちとこっちどっちがいいと思う?」


 こういう場合どっち選べばいいんだろう。

 だいたいもう本人の中では決まっていると思うから....


「う〜ん....あんまりこういうの分からないけど、こっちのほうが自分は好きかな?」

「了解」


 自分は結局、直感にしたがった。

 芸術センス皆無です!! なんか悪いですか!!


 閑話休題それはともかく、なんか視線を感じるような気がするけど気のせいかな?

 その後も色々見て回ったりした。


「今日は結構楽しめた。 また誘ってねー」

「あんたが行きたいって言うなら、言ってあげてもいいわ」

「はいはい」

「あと今日は色々ありがとね。 これはほんのお礼よ」

「ん..?....ん?」

「また今度ね」

「え、あ、ハイ」


 いま頬にキスされなかった?

 なんで? 好きなの?

 どうしよう、彼女さんにどう言い訳しよう?

 ....犬に噛まれたことにしよう!! 天才!!(現実逃避)


 さて、今は帰宅中なわけだがやっぱ気のせいじゃないっぽい!?

 曲がり角のミラーで見えるんだけど、電柱の影になんか人影がある..!

 今日以外でも視線を感じるような気がするけど..まさかストーカー?


「白、ちょっと時間もらえる?」


 なんか聞き覚えがある声だというか..葵..?..!?

 いや、葵がストーカーなんかするわけないよね。

 うん、そうだと思いたい。


「ちょっとならいいですけど、なんのようですか?」

「白、彼女いるのに何キスされているの?」

「え、なんのこと犬に噛まれたこt」

「あんなのが許されるなら僕も許されるよね」


 葵だったわ..

 ていうか男でしょ? 葵は。


「いや、女だよ白。家の事情でこの格好しているだけ。 それでさっきのこと彼女が知ったら..」

「....葵、親友でしょ..」

「お願いを聞いてくれるなら言わないよ。」

「..何がお望みで..?」


 まずい。さっきのことが彼女さんにバレたら....刺される!!

 ヤバイヤバイヤバイヤバイ。


「ボクのセフレになってよ。....お願いね..」

「..ハイ..」


 そして、葵と一緒に車に乗ってついたホテルで、関係を結んだ....。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 あとがき


 文章書くのが思ったよりも苦手なことに気づいた作者。

 この作者は今後、成長することができるのだろうか?(できない)

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