第16話 ボレロ Boléro

バレエ『ボレロ』

Boléro

曲:モーリス・ラヴェル

振付:モーリス・ベジャール

初演:ブリュッセル 一九六一年

初演

曲:モーリス・ラヴェル

振付:ブロニスラヴァ・ニジンスカ

パリ・オペラ座 一九二八年


~ ボレロというバレエ ~

初演 女性のダンサーのために振り付けられた踊り

初演は一九二八年パリ・オペラ座においてイダ・ルビンシュタインのバレエ団でブロニスラヴァ・ニジンスカの振付によって上演されました。

(ブロニスラヴァ・ニジンスカはバレエの神様ヴァーツラフ・ニジンスキーの妹です)


セビリヤのとある酒場で、一人の踊り子が舞台で足慣らしをしている、やがて踊りが始まり踊りが大きくなってくると、初めは見向きもしなかった客たちが次第に踊りに目を向け最後には一緒に踊りだす。


モーリスベジャールのボレロ

現在、「ボレロ」として有名な作品はモーリス・ベジャールによる「ボレロ」です。

ベジャール振り付けのボレロを公演や発表会など公の場で踊れるのは、モーリス・ベジャール・バレエ団に許可されたバレリーナやバレエダンサー、バレエ団だけです。特にメロディーを踊れるのは、世界のトップバレリーナ、バレエダンサーの中でも選ばれた、歴史に刻まれるダンサーだけです。

(メロディーとは作品の中で「赤い円卓の上で踊るダンサーです)


二十世紀バレエ団(振付:モーリス・ベジャール)

ジョルジュ・ドン


もともと女性のために振り付けられた作品ということを聞きました。

その振り付けは赤い円卓の上で踊る、あの「ボレロ」ではなく、まったく別の踊りだったようです。


私個人的には

やはりベジャール振付で

二十世紀バレエ団のジョルジュ・ドンが赤い円卓の上で踊り、

二十世紀バレエ団の男性ダンサーたち周りで踊っている……

官能的で魂の踊りという「ボレロ」が「ボレロ」です。

私はジョルジュ・ドンのボレロに魅了されてバレエをするようになったのですから……


ジョルジュ・ドンという人

ダンサーなどと言う言葉では表せない。まさに芸術家・振付家ベジャールの「表現者」です。

神です。


「ボレロ」

この作品は古典バレエではなく物語がないので、主観でこの作品が好きという内容になってしまいました。


 世界的なトップダンサーの中でも選ばれしダンサーだけが踊ることを許された作品です。この作品を踊るダンサーの好みはわかれると思います。


バレエ団

二十世紀バレエ団

ベルギー王立二十世紀バレエ団

モーリス・ベジャール・バレエ団

ベジャール・バレエ・ローザンヌ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る