千花ちゃん。
比多米売さんとの出逢いで広河さま、本当にずいぶん変わって穏やかで優しい人になりましたね。
比多米売さんもこれで良かったと思える人生。
晴れ渡った五月の空と野原のように爽やかなシーンですね。
作者からの返信
この美のこ様
運命の恋人「妹」を得て、広河兄、穏やかな顔で笑うようになりました。
人生ずっと、両親のせいで鬱屈した思いがありました。比多米売のおかげで、ようやく、楽になったのです。
比多米売、大川を傷つけたことは、小さなキズとなって心に残っているけど、惜しみなく広河兄から愛され、大切にされ、これで良かった、と思えるようになりました。
晴れ渡った五月の空、花咲く野原を行く……。
二人でどこまでも……。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
ひ、広河さんが解脱したぁっΣ(・ω・ノ)ノ
結果的に言えば大川さんの純情を踏み台にした二人の在り様、善悪では測れないですが……それでも二人は幸せなんですね。
あのバッドルートを通らなければたどり着けなかったハッピーエンド。
いずれ辿るラストは……別に因果応報と言うことはなく、不運だったのでしょうね。
まあ、こんな風に解脱してしまった二人を大川さんが見れば傷を抉られる重いでしょうし、三虎さんが見たら思わず剣を抜いてしまいそうな……((((;゚Д゚))))コンチクショウ
でもイカさんは主の成仏(いや死んでないしっ)に草葉の陰から涙して眺めている事でしょう(いやだから死んでないし) o|ω;) ヒロカワサマ, ヨカッタ...
次回で完結。
ハンカチを用意して、心して拝読したいと思います。
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
愛する妻を得て、広河、解脱しました。
大川の純情をふみにじって。比多米売は、それを忘れてはいません。
ずっと、胸に小さな針が刺さっています。
広河はそうでもありません。
一度、大川に自分を斬る機会を与えてやったからです。
そこで自分を斬らなかったのは、大川の判断だ、と、比多米売ほど心は傷んでいません。
「あのバッドルートを通らなければたどり着けなかったハッピーエンド。」そんな二人です。世の中とは不思議なものです。
いずれ辿るラストが因果応報なのか、そうなのか。
それは次話にて。
イカさん、この原っぱの新婚デートも、もちろん側までくっついてきて、今は二人の邪魔をしない距離から、見守ってますよ。
o|ω;) ヒロカワサマ, ヨカッタ... ←まさしく、こんなかんじで(笑)
大川は、まだ、奈良で、複雑な思いを消化しきれてない頃ですし、もし、三虎がこの広河&比多米売を見たら、
「…………。」
と額に青筋をたてながら、思わず剣を抜きたくなってしまうでしょうね。
次話で完結。どうぞお楽しみに。
コメントありがとうございました。
あんなに根性悪だった広河さまが、こんなに穏やかになって。
打算的で愛など信じなかった比多米売も、愛に泣いて幸せになって。
大川さまの悲嘆の上に築かれたとはいえ、幸福な光景ですね。
作者からの返信
本城 冴月さま
そうです。あんなに根性悪だった広河。真実、愛する女を手にいれて、こんなにも穏やかになりました。
打算的で、愛を信じる人をあざ笑う女だった比多米売も、愛に泣く事を知り。
「大川さまの悲嘆の上に築かれたとはいえ、幸福な光景ですね。」
そうなんです。こんな幸福になるとは、二人とも思ってもみなかったです。
コメントありがとうございました。
わーん、この二人、もっと早くに出会えたら良かったのに。
…まあ、そうであったら今のようにはならなかったかもしれませんけれど、互いの溝を埋めあった二人を見ると、何ともこの後亡くなるのが悲しく、やりきれませんね。
作者からの返信
幸まるさま
この二人、もっと早く会っていたら。
比多米売、礼の姿勢をとる。(上毛野君の跡継ぎだわ……。良い男。)
広河、ちらっと比多米売を見て歩きさる。(あんま美人じゃないな。)
おいおい、おいおーい!(著者のつっこみ)
しれっと面食いの広河です。
なので、こういう出会い方でなかったら、二人は夫婦にはなっていないのです。
しかし、広河が必要としていたのは、強い女である比多米売です。
お互いの溝を埋めあった二人。
五月の穏やかな光に包まれて……。
この後の運命を知る読者にとっては、悲しく、やりきれなさが胸に去来します。
コメントありがとうございました。
広河さま、穏やかになられて。比多米売と幸せそうで二人は良かったぁ。
この時期に大川さまとお会いして、本当の意味で父に愛されなかった者同士腹を割ってお話しできていればなぁ。
大川さまが受けた傷は大き過ぎるけど、少しは今後の心のあり様が違っていたのかなって思っちゃいました。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
広河は、比多米売と二人、お腹の子をいれれば、三人、このように穏やかな日々を過ごせる幸せがあるとは、思ってもみませんでした。
この時期に大川と会って、心のうちを、父に愛されなかった者同士、腹をわって話すことができていれば。
きっと、この時期の広河なら、できたはずです。
しかし、大川が駄目です。
大川はとうてい、広河を許す事ができません。広河の言葉を聞き入れる耳を持てないでしょう。
それだけの事をした、広河も自覚をしています。
そんな兄弟でした……。
コメントありがとうございました。
広河さん、こういう形ではありますが縁あって「良い女」に巡り会えたわけですな。ヒタラメさんも、ある意味広河さんのほうが性に合っていたのかもしれませんね。
こんな愛の成就もあるんだなぁ……。
いやだからといって広河さんを許すことはできないけどネっ!☆
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様
こういう形の出会いではありましたが、広河の運命の相手は、なんと比多米売だったのです。
顔は好みじゃなかったのにね。(笑)
比多米売は……、どうでしょうね。強い女性で、計算高いので、大川相手でも、広河相手でも、うま〜く寵愛されたのではないでしょうか?
比多米売の、圧倒的強者感。(笑)
「こんな愛の成就もあるんだなぁ……。」
そうなんです。
そう思ってもらいたくて、この第三章「こごしき道」を書いています。
「いやだからといって、広河さんを許すことはできないけどねっ!☆」
うんうん、彼は本当に非道な行いをしました。
その事実も変わりませんともっ☆
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
「どうやら、おまえは、私の妹らしい」
「愛子夫と呼んで良い」
うはあ、最高の言葉をいただいたのですね、比多米売。その言葉に思わず涙した比多米売。これまでの地を這うような苦しみが最高の結末を迎えたことに対する勝利の涙だけではなく、そこには女としての純粋な喜びもあったのでしょうね。
(……どちらの子だろう。)
……あ、そうでした。そういえば、そうでしたね。
すべてを知っている広河さまに、知られていることを承知しつつも「あたしと広河さまの御子」とはっきり言ってのけるのは、さすがです。
挿し絵がまた比多米売のイメージそのまま(ちょっと田舎のお姉ちゃんっぽいとこが)で、見入ってしまいました。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「愛子夫と呼んで良い。」
最高の言葉をいただいた比多米売。
女として完全勝利。その喜びの涙というより、はじめて、「誰かから愛される喜び」「恋愛の尊さ」を知った瞬間です。
比多米売は強く、ゆえに、男をバカにして生きてきた一面がありますので。
───一途に思われることが、こんなに嬉しいことだったなんて。
あたしに、こんな純粋な部分があったなんて。
あたしも、この人が心から好きだ。
あたしの、ただ一人の人。
そういった思いがこみあげた模様。
同時に、これは心の柔らかい部分からの湧出だったので、
───あたしは、大川さまを裏切った。
大川さまのことも、本気で好きだったのに。
優しい、罪のない、大川さまと、幸せになる道はなかった……。
と、なんともいえない気持ち、自分は罪人だ、という気持ちも湧き上がりました。
なので、もう、この猫写はくどくどしないで、
……あたし、これで良かったと思うわ。
その一言だけにとどめ、思い思われる愛の喜びは、冒頭の和歌に託しました。
比多米売、田舎の姉ちゃんな顔や雰囲気がぬぐえません。それが良いのです。(笑)
イメージそのまま、見入ってしまいました、とのお言葉、嬉しいですっ!!
コメントありがとうございました。
広河兄さん、変わりましたね。
今までは周囲は権勢目当てで来る人ばかりで、信頼より警戒が先走っていたのでしょうか。
ようやく人を信じることや愛することを理解できたのかもしれません。
大川君の子である可能性についても「それなら予言が当たらないかも」くらい考えていそうな感もあります。
作者からの返信
川野遥さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
広河兄さん、変わりました。
「今までは周囲は権勢目当てで来る人ばかりで、信頼より警戒が先走っていたのでしょうか。」
そうだったのかもしれません。
比多米売を得て、ようやく、人を信じることや、愛することを理解しました。
ずっと目の前を覆っていたモヤが晴れたかのような、心地です。
「大川君の子である可能性についても、それなら予言が当たらないかも。くらい考えていそうな感もあります。」
それもあるでしょうし、まだお腹にいる時にさんざん……私が父だぞな行為をしましたし、何より、比多米売が、何人でも産んでくれると言ったのです。二人目、三人目、四人目を作れば良いのです。
広河の目の前には、晴れ渡った空と、ゆれる花々、明るい五月の野原が広がっています。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
経緯はさておき、広河と比多米売はうまくいきそうだったのに、運命はやはりこういうことを許さないというか。
不幸ですね。広河はねじれてしまっているため、元に戻って幸せに、とも思っていましたが、何とも残念です。
二人して黄泉に下ったのは良かったのかも。子供だけでも残ったことだし。
作者からの返信
水無月氷泉さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
経緯はさておき、広河と比多米売は、愛し合う夫婦となりました。
そう……、広河はかなりねじくれた事をしたので、運命は許さなかった……、というのは、あると思います。
明日、終話です。
きっちり、書いていきますよ。
コメントありがとうございました。
広河さまがようやく、自分の愛する家族を持てるはずだったのになあ・・・
運命は残酷です。
比多米売はとにかく強くて打算的でかっこいいです。
でも愛を知ったあとの彼女も魅力的ですね。
作者からの返信
綾森れんさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、広河さま、ようやく、自分の愛する家族を持てるはずでした……。
比多米売は、とにかく強く打算的です。そんな彼女をかっこいい、と言っていただき、ありがとうございます!
比多米売は、今まで打算的な笑顔を浮かべる女でしたが、ここでは、愛を知り、幸せな、心のくつろいだ笑顔を浮かべるようになりました。
コメントありがとうございました。
広河兄さま……( ; ; )
比多米売さんにお子ができてこんなにも穏やかになって……。この時に大川さまはいなかったけれど、もしも近くにいたならば大川さまにも優しくしてくれたのかなと、栓なきことを思ってしまいました。
作者からの返信
朝倉千冬さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
広河兄、比多米売のお腹に子ができて、こんなにも穏やかになりました。
憑き物が落ちたんですね。
この時に大川が近くにいたら……、広河兄は、もっと大川に優しく……、というか、憎むのをやめたでしょうね。
コメントありがとうございました。