第二章 霜結ふ檜葉
✤登場人物一覧✤
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◆上毛野君
◆上毛野君
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◆石上部君
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◆石上部君
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※(特別出演)
「ふふっ、荒弓ったら、衛士になったら美女と酒飲み放題って言ったの? 田舎の純粋な
✤
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「ははは。それだけ、
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「酒飲み放題は言いすぎだ。荒弓は口がうまい。おっ、このこごみと
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「ん、旨い。もぐもぐ。荒弓は口も上手いが、采配も上手いぜ。
おっ、来たのかよ、
───呑もうぜ。」
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きっと今頃も真面目に訓練してる。
「……よしっ、今日の素振り、終わり!」
✤
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「ほ、本当だ。
✤女官
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✤その他
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✤この物語独特の用語。
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おまけ。
「だあッ!」
三虎、十五歳。
「おおッ!」
がっぷり組み合うが。
どーん。
「はーい、
「くっそ、勝てねえな……。」
三虎は憮然とした表情で立ち上がり、尻についた土を払った。
「はは……。そうだな。」
「次はオレとやろうぜ!」
目をギラッギラに輝かせた布多未が、ぱん、と自分の腰をはたいた。
「よっしゃ、いけ、
「布っ多っ未! 頑張れー!」
やんや、やんや、見物の
あとはなし崩しに、
三虎は
忙しいので、なかなかこういった遊びに割く時間はない。
別にそうと決めているわけではないが、一年に三回か四回ほど、こうやって
いつか、相撲で負かしてやる。
そう思っている三虎なのであった。
───完───
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