千花ちゃん。
日佐留売さんが金の簪を取り出して想いにふけるシーンがありましたね。
大川さまから頂いた簪だったのですね。
日佐留売さん、勇気を出して傷心の大川さまを訪ねて行ったのですね。
想いは叶いませんでしたが、大川さまの対応は、日佐留売さんの事をちゃんと思っての対応で素晴らしいと思いました。
もしも、日佐留売さんの想いが叶ったとしても大川さまの心がなければ結果的には傷ついたかもしれないから……。
作者からの返信
この美のこ様
「あらたまの恋」で、日佐留売が想いにふけるシーン、この時のことを思いだしていました。
金の簪は、比多米売にあげようとして、あげられず、このような形で、日佐留売に贈られたものだったのです。
日佐留売、たった一夜だけでも良い、と忍んでいきましたが、この時の大川は荒んでいたので、うーん……。優しい共寝はできなかったでしょう。
むぅ……、(ー_ー;)
それでも日佐留売は大川が好きだったので、後悔はなかったかもしれません。
それで(大川さまを慰められた)と思うと、満足したかも。
日佐留売は、そうです。
でも大川は、問題大有りです。
優しくピュアだったので、己が女に暴力的になるなんて、そんな自分に激しい自己嫌悪に陥ったことでしょう。
だから大川は、ここで踏みとどまって、正解です。
コメントありがとうございました。
忍んできたのは日佐留売でしたか。
初々しくて健気な美少女……普通なら幸せなを予感させる場面ですが……。
広河兄と比多米売がいなければ、この二人がゆっくりと結ばれて妹・愛子夫と呼び合う未来もあったんでしょうね。
本当に哀しい。
日佐留売にはあの金の簪が残りました。
大川様にもせめて何か一つ好いものが残せていたらと願うばかりです。
作者からの返信
プロエトス様
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そう、日佐留売、勇気を振り絞って忍んできました。
初々しくて健気な美少女。
「広河兄と比多米売がいなければ、この二人がゆっくりと結ばれて妹・愛子夫と呼び合う未来もあったんでしょうね。」
そうです。
お似合いカップルになれました。
日佐留売、金の簪を手に入れました。
大川は……、比多米売に、何も形あるものをもらうことも。あげることもできず。残されたのは、指の噛み跡だけです。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
日佐留売さんの決死の深夜訪問は空振りに終わってしまいました...
そして金の簪は、贈るべき相手を変えて日佐留売さんの元へと。
大川さん、比多米売さんという強引な女性のために、かなり内心で傷ついてしまいましたね。かなりの繊細な心の持ち主Σ(・ω・ノ)ノ
そう考えれば、仮に日佐留売さんがいきなり夜這いをかけても、きっと手は出なかったのかなぁ、と考えてしまいます。
少しずつ、三虎さんを介して少しずつ距離を詰め、じれじれあまあまを体現して、ようやく...という王道パターンに成長したかも?(;'∀')コレハコレデ...
やさしくて感受性が高いですからね。
でも、比多米売さんという強引な存在が、その可能性に蓋をしてしまいました。
この封印が解けるのは...秋津島を出ないと駄目ということ...(_ _;)
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
日佐留売の決死の深夜訪問は、空振りとなってしまいました。
金の簪は、贈るべき相手を変えて、日佐留売のもとへ。
大川、ナイーブな少年でした。比多米売と広河兄のせいで、ボロボロに傷つき、女嫌いになりました。
もし、比多米売に会わず、三虎を介して、じれじれあまあまの展開で、日佐留売と少しずつ距離をつめていけていれば……。
美男美女。日佐留売は家柄も良く、お似合いだったでしょう……。
日佐留売は、若く、乙女らしい恥じらいがあり、あまりに綺羅綺羅しい大川に気後れして、自分から積極的にいけなかったと思われますので、もうジレジレだったでしょう。
大川はここから、長い長い孤独な道を歩みます。
コメントありがとうございました。
大川さまの最初の女が、日佐留売だったらよかったのに。
こうして大川さまは、女嫌いになったのですかね。
作者からの返信
本城 冴月さま
大川さまの最初の女が、日佐留売だったら良かったです。
美男美女。二人が並び立つと、お似合いです。田舎娘の比多米売よりよっぽど……。
そして、大川さまは最初の女になった日佐留売を、生涯をかけ、真摯に愛してくれた事でしょう……。
しかし運命はそのようには動かず、深く傷ついた大川さまは、女嫌いとなりました。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
ひたすら、大川さまの苦しい胸の内が描写される一話ですね。同調して苦しくなりそうです。
清楚で可憐な日佐留売を袖にし、とりたてて美しいわけでもない比多米売を、胸が張り裂けそうな思いで恋い慕う。肉感的な比多米売との思い出に惑わされ、苦しさがいや増す……わかりたくないけれど、わかってしまうような……。
いやー、大川さま、これは苦しいですね。初めての経験がこんな結末を迎えてしまうなんて。
挿し絵も文章同様、力強く語ってきますね。素敵です。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
これにて、本編の謎人物、女嫌いの大川さまが完成するので、とことんまで大川さまの苦しい胸の内を猫写します。
同調して苦しくなりそう、そこまで読者さまを持っていってしまって申し訳ありません。💦
清楚で可憐な日佐留売。
とりたてて美しいわけではない比多米売。
しかし、初めての夜に惑わされ、比多米売だけを恋い慕ってしまう……。
それが大川さまなのです。書きたいことが伝わって良かったです。
挿し絵、力強く語ってきますか。嬉しいです!
ご覧いただき、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
日佐留売さん……。
タイミングが悪かったですね。それに、二人とも相手を思いやれる人物だから、余計に結ばれ難かった気はします。
大川さまは自分からいかないだろうし、日佐留売さんも、なにかきっかけが無ければ積極的にいく感じはしないもん。間に入って無理矢理くっつけてあげたかった(ノ_・。)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「間に入って無理矢理くっつけてあげたかった(ノ_・。)」
優しいお言葉、ありがとうございます。
実際、日佐留売が、比多米売より一日でも早く行動を起こしていたら、きっと、大川は受け入れていたでしょう。
でも、大川が綺羅綺羅しすぎて、憧れが強すぎて、日佐留売が何もなしに自分から忍んでいく……という姿は、どうしても見えてきません。
矢口こんたさまが、二人の背中をそっと押してくださっていたら……!
と、思います。(無茶振りがすぎる)
コメントありがとうございました。
こーゆー事だったのか……。
日多米売はこう、とても美しくて儚い女性だったんだろうなぁと勝手に想像してましたが、見事に裏切られました。良い意味でまったく展開が読めなかった……。
日佐留売が、三虎をつい恨んでしまった気持ちもようやくわかりました……。
あとは、難隠人様がどうして本編のような立場になったのか、ですね。
ここからの展開にも期待大です。
作者からの返信
星城雪明さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
こーゆう事でした。
比多米売は、そこまで美人ではなくて、図太い女性でした。
見事に予想を裏切りましたか。しししし(◔‿◔)♡
日佐留売は、……弟を恨み、嘆きましたが、やっぱり、可愛い弟なので、恨んだのは一夜だけです。
コメントありがとうございました。
これで良かったのかもしれません。
恐らく大川は自身が懸念していた通り、内に秘めた暴力を日佐留売に対して解放してしまっていたことでしょう。
それは実際に暴力を振るうという類のものではなかったかも知れませんが、その行為が彼の内のドス黒い物に力を与え、彼は2度と同じ男には戻れなかったかもしれません。勝手な憶測ですが…
作者からの返信
海藻ネオさま
大川は、もともと純粋な少年でしたから、自分が「内に秘めた暴力」で日佐留売を傷つけそうになった、その事に自分が傷ついてしまいます。
結果、女嫌いになります。
これで良かったのでしょう……。
きっと、いったん、思いのままに自分のうちのどす黒い物を解放していたら、二度と、同じ男には戻れなかったかもしれません。
ここの回は難しくて、何回も書き直しました。
海藻ネオさまにこのような感想をいただき、きちんと狙い通り書けたか、と胸をなでおろしております。
コメントありがとうございました。
大川さま、おみなというものがわからなくなったのですね。
おみなに対する自分の気持ちすら、わからなくなってしまった。
かわいそうに。
日佐留売が思い切るのがもう数日はやければ……。
この物語の多くのひとの運命が変わっていたかもしれませんね。
作者からの返信
いちさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川さま、おみなというものが、わからなくなりました。
自分のなかの、衝動的な凶暴さにも、自分が傷ついただけです。
もう、何も考えたくなくなりました。
可哀想です。
日佐留売が思い切るのが、もう数日早ければ。
きっと、大川さまは戸惑いながら、受け入れていたでしょう。
そしたら確実に、この物語の多くの人の運命は変わっていたことでしょう。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
あれ、日佐留売ってこんなに大胆でしたっけ、と思うぐらいの行動でしたね。
大川が思い止まって良かった。よくぞ思い出してくれた、といったところです。
三虎の姉、大切な存在の一人ですからね。
未練はそう簡単に断ち切れませんね。何しろ恨みが入っている分、行動も過激になりがちだし。
簪、なるほどなあと思いました。
作者からの返信
水無月氷泉さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
日佐留売、勇気をだしました。
自分で行動をおこさないと、愛する人は振り向いてくれない、とわかったのです。しかし……遅すぎました。
「大川が思いとどまって良かった。よくぞ思い出してくれた」との感想をいただき、よしよし、と胸をなでおろしております。
未練、恨み。いろいろな感情を内包し、本篇の大川へと繋がります。
簪は、こういった代物でした。全てご納得いただけたと思います。
コメントありがとうございました。
あの時の簪……!
ううっ、これは大川さまも日佐留売さんもつらかったですね。大川さまにとって日佐留売さんは大事な存在だからこそ、乱暴に扱ったり傷つけたり出来ない。でも日佐留売さんは一夜だけでも大川さまには触れて欲しかった。
あぁ、恋とは人生とは上手くいかないもの……。
作者からの返信
朝倉千冬さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ええ、あの時の簪です(θ‿θ)
日佐留売は、大川に早くから恋をしていました。若い乙女の恥じらいで、もじもじ、ろくに喋りかけることもできず、よって、大川にとっては存在の薄い女性でした。
鎌売は慕っている乳母だし、三虎も無二の親友。
その娘であり姉なので、丁重に扱わないと。日佐留売を下手に傷つけたら、鎌売も三虎も悲しみます。
愛してもいない女を一夜の慰みものにはできない。大川はそれが許される立場なのに、優しいです。
日佐留売は、一夜だけでも己を捧げたかった。
恋とは人生とは、うまくいかないものです……。
コメントありがとうございました。