千花ちゃん。
一夜のうちに兄上のせいで全てが裏返り、大川さまの比多米売さんへの恋心は募るばかり。
なぜ、兄上を選んだのか悶々とする気持ちは抑えられませんね。
この狂おしいほどの怒りと悲しみは誰にぶつければいいのか。
2日後に奈良へ行くことになりましたが大川さまにとっては心の整理ができて距離を置くことは良い事だったかもしれませんね。
日佐留売さんが三虎さんから真実を知った時の胸中も複雑でしょうね。
さて、大川さまを訪ねたのは誰でしょう?
作者からの返信
この美のこ様
大川、心は嵐です。
比多米売が恋いしい。
では、父親から、運命の女「妹」だったのか、と問われると、あまりにも一緒にいた時間が短すぎて、そうだとも言えない。
複雑です。
そして、初めて、広河兄に完敗しました。今まで、広河兄より勉学ができたので、男として兄と自分を比べ、劣ってるなんて思わなかったのです。
「この狂おしいほどの怒りと悲しみは誰にぶつければいいのか。」
大川の胸中をピタリと言い当てています。
「日佐留売さんが三虎さんから真実を知った時の胸中も複雑でしょうね。」
ええ、すごく複雑で、悲しかったです。
「さて、大川さまを訪ねたのは誰でしょう?」
誰でしょう?( ╹▽╹ )
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
初恋心は、一度動き出したら、急ブレーキできませんからね!
どちらかというと、恋路の邪魔になることは、敢えて自分の都合の良いように解釈し、あるいは逆に自罰的に受け取ったりしながら暴走して行くものですから、比多米売さんの状況も「あらゆるパターンを想定して検証する」なんてことはできませんよねぇ。
大川さんの苦しい想いが悲しさを誘います(;ω;)
ついでに、兄・広河さん、弟が奈良留学と聞いてどう思うかな。
「えぇっ、超・うらやま!?なんでヤツばっか!!」とか、我が身と比して嫉妬に苦しんだりするのでしょうか。
日佐留売さん、おグソさんのことで三虎さんのバックレを見抜いて話させる、さすがです。
ですが大川さんにまつわるあまりの衝撃暴露話に、結局おグソさんの手の怪我と反応について聞かずに話終わっとるやないですかいっΣ(゚д゚lll)
きっと、恋する乙女、おグソさんに回すほどの思考的な余裕はなくなってしまったのでしょうね...(^^;)
さあ、心がナイーブになっている大川さんに対して日佐留売さんの取る次の一手は...時間がないぞっ
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「初恋心は、一度動き出したら、急ブレーキできませんからね!」
その通りです。
ウブウブ、骨抜きにされた大川、比多米売の状況を「あらゆるパターンを想定して検証する」なんてことはできません……。
大川、苦しみぬきます……。
広河さん、弟が奈良留学と聞いて、
「ふん。」(父上は私と大川を遠ざけたか。……ふん、どうでも良い。機会をくれてやったのに、大川は私を斬らなかったのだからな。)
と思ってます。広河、弟への嫌がらせは、これにて、お終い。
今後はとくに、重ねての嫌がらせは考えていません。
「日佐留売さん、おグソさんのことで三虎さんのバックレを見抜いて話させる、さすがです。」
ありがとうございます。日佐留売は、しっかり三虎のバックレを見抜きます。(笑)
ですが大川さまにまつわるあまりの衝撃暴露話に、頭真っ白、涙まで見せてしまいます。恋する乙女、おグソさんに回すほどの思考的な余裕はなくなりました。
「さあ、心がナイーブになっている大川さんに対して日佐留売さんの取る次の一手は……」いったい何でしょう? 時間はもう、残されていません。ファイト! 日佐留売!
コメントありがとうございました。
於屎売は、斧で指を落としたと言い訳しましたかー。
なかなか頭がまわる。
そして三虎は姉に問い詰められて、事のあらましを話したんですね。
大川さまは、まだ比多米売に未練たっぷりみたいですね。
比多米売の家族のことを、広河さまがにぎっているとは気づいていないですね。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
於屎売、言い訳。なかなか頭がまわる女です。
三虎は、姉に問い詰められて、また、「おまえがあたしの立場だったら、知らされないままで良いの?」という言葉に心が動かされてしまいました。
自分が於屎売の指を落とした事だけは言わずに、事のあらましを、姉に伝えました。
大川さまは、まだ比多米売に未練たっぷりです。
比多米売の家族のことを、広河兄が握っているとは、気がついていません……。
比多米売、大川さまとさ寝→吾妹子にしてもらう→大川の心をつかんでから、家族の話をして、家族を必ず救ってもらう。と、三段階で計画をしていました。
コメントありがとうございました。
こんな状況になっても、まだ帰ってくると思ってる大川さまを見るのは、中々に辛いものがありますね……(´-ω-`)
正直、闇落ちしても許されるレベルですが、そこを三虎と……そして今回出てきた日佐留売が何とかしてくれるはず。
そう願っています。
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうなんです。まだ、自分のもとに逃げ帰ってこないか、比多米売を待ってしまう大川です。
広瀬パパが、大川と広河兄を物理的に遠ざけましたが、遠ざけていなかったら、刃傷沙汰の闇落ち、の展開もあったかもしれません。
三虎、なんとかしてあげたいですが、さすがに、打てる手がない、と、ため息をついて、心を痛めています。
日佐留売……頑張れ。
コメントありがとうございました。
もしかしてお父さんが大川さまを奈良へ行かせるのって、ある意味、嫡男の兄をそばに置いておいて弟は追い出すみたいな考えがあったりするのですか??
(考えすぎでしたらすみません。あと、そこらあたり説明済みでしたら申し訳ないです←忘れん坊)
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様
あ〜、広瀬パパの思惑は、まったく作中で触れてません。
広瀬パパ、語らないので。(おい)
二人を近くに置いておくと、刃傷沙汰になるかもしれない。
とにかく距離を置いて、時間をかけて頭を冷やせ。
という思いでした。
広河兄と大川、二人とも慮っての処置です。
奈良への遊学は、大川にとっても楽しみなことです。その事も、広瀬パパは理解してます。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
二日後に奈良へと向けて出発とは、急ですね。冷たくも見えるけれど、一触即発な兄弟を手際よく、しかもきちんとした名目もたてて引き離せるのは、さすが広瀬さまです。
「姉は黙って、強張った顔で話を聴いていたが、途中、顔をそむけ、目元を袖でぬぐっていた」
日佐留売、いろんな思いが渦巻いて、辛かったでしょうね。比多米売への嫉妬、自分を選んでもらえなかった悲しみ、比多米売を失った大川さまへの同情、広河様への憤り、そして、日佐留売なら広河さまの心の闇への同情もあったことでしょう。
うーん、この流れだと、密やかに大川さまを訪ったのは……。次の展開にどきどきしています。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
広瀬パパ、大川を殴って暴力!でしたが、佐藤宇佳子さまの仰る通り、手際よく、きちんとした名目も立てて、なので、仕事ができるパパンです。
わかっていただけて、嬉しいです!
そして佐藤宇佳子さま、私は今どきどきしています。
日佐留売、仰る通りの感情なのですが、「日佐留売なら広河さまへの心の闇への同情もあったことでしょう。」
ふおお!
これは私もそこまでは「見えて」いませんでした。
きっとそうですね。
佐藤宇佳子さま、ご慧眼です!
私も見えていないところまで、言い当てられて、私がドキドキです。
そして次回。
どうぞお楽しみに!
コメントありがとうございました。
こんにちはーっ!
広瀬さまがどんなに辛いことがあったとも、今を生きる妻や子には関係ないですもんね。
大川さまは早く、比多米売のこと忘れて前向きましょ(>_<)
ほら、日佐留売さまっていう、とっても魅力的なおみながいらっしゃってですね……。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはーっ!
ようこそ、いらっしゃいませ。
広瀬パパン、矢口こんたさまの仰る通りです。
どんなに辛い事があっても、妻子には関係ないことです……。駄目パパン。
大川さまは早く、比多米売の事を忘れて前向きに……。
日にち薬ですね。
「ほら、日佐留売さまっていう、とっても魅力的なおみながいらっしゃってですね……。」
私も大川さまにその台詞を言いた〜〜い!
(ため息)
大川さまに優しいお言葉、ありがとうございました。
憎い相手を殺すところを想像して、これはまじで殺れる、と思うときありますよねー!
大川さまに共感しました!
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川さま、その、「想像してマジでやれる」という気分をひしひしと味わっています。
共感できる表現が成功していて、良かったで(^_^;)
コメントありがとうございました。
そうだそうだ!父上がちょっとしおらしいところを見せたところで大川さまには関係がないし、兄上は憎い!そうなっても当然です……。
そして可哀想ですが比多米売さんはもう戻ってこないと思うのです……。
作者からの返信
朝倉千冬さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そう、広瀬父がちょっとしおらしいところを見せたって、いまさらですし、大川にとっては関係ない話です。
兄上が憎いことも、ちっとも変わりません。
大川、ひたすら苦しく、悲しみを持て余しています。
比多米売はもう戻ってこない、朝倉千冬さまの予想は、きっと、正解です……。
コメントありがとうございました。