編集済
千花ちゃん。
三虎さんがやらなければならない事とは、於屎売への制裁だったのですね。
三虎さん、容赦ないですね。
が、大川さまの受けた傷の深さを思うと三虎さんにとっては、これだけで済ませてやったくらいですね。
ここで大川さま、初めて父親から殴られましたね。
そして聞かされた広瀬さまの恋。
広瀬さまにも過去には情熱的な恋があったのですね。
大川さま、奈良に!
ここで大川さまの心の整理ができるといいですね。
作者からの返信
この美のこ様
そうです。裏切り者……於屎売に制裁をくわえる。それが、三虎がやらなければならない、と思ったことでした。
三虎、容赦なく指を落とします。
でも、まだ若いんですよ。もっと大人になった三虎ならば、首を飛ばしていたでしょう。
大川、初めて父親から殴られ、父親の過去の恋を聞かされます。
やっと、すこしだけ、父子の心が触れ合います。
広瀬父、情熱的な恋を、したことがあります。
大川、奈良へ。心の整理がつくよう、言葉をかけてくださり、ありがとうございます。( ╹▽╹ )
コメントありがとうございました。
三虎、きっちり於屎売に落とし前をつけさせたんですね。
その苛烈な様子は護衛としての心構えを新たにした決意表明のようです。
確かに次があっちゃいけません。
広瀬父は既に妹を失っていたんですか。
だいぶドロドロをやらかして灰に……なるほど。
なんにしても夫や父としての愛情を求めるのが間違っていたということなんでしょうね。
家から離れ、大川様が早く立ち直れますように。
作者からの返信
プロエトス様
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、きっちり、於屎売に落とし前をつけさせました。苛烈です。容赦ないのが三虎というキャラクターです。
「護衛としての心構えを新たにした決意表明のようです」
きっとその通りです。(私はそこまで考えてなかった。ありがとうございます)
広瀬父は、ドロドロの末に……、愛した女を失ってしまいました。
「夫や父としての愛情を求めるのが間違っていたということなんでしょうね。」
そう、大川も、広河兄も、血を分けた実子でありながら……。心は、黄泉にくだった女のことだけを、いまだに追い求め、他の女も、実子にも、愛情をかけられない男です。
大川が、家を離れ、立ち直れるよう祈ってくださり、ありがとうございますm(_ _)m
コメントありがとうございました。
こんにちは♪
三虎、容赦ないですね💦
まあ、それでも命までは取らなかったのがせめてもの情けなのか……
しかし大川親子……
こういう形とはいえ、ようやく少しは父子の、そして男としての、本音同士の話ができたかな?
息子に「私の様になるな」……
大川パパは大川様に上毛野君の男としての役目もそうだけど、それと同時に息子に大川様自身を貫いた成長も期待していそう……
良くも悪くも彼の転機となりそうですね(^^)
作者からの返信
アニマル様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、容赦ないです。
しかし、まだ少年なので、これくらいですんでます。
大人になってからだったら、真っ二つです。
大川親子、父と子、そして男同士、ようやく、ここにきてこのような話ができました。
息子に「私の様になるな」と言う、広瀬パパ。それが彼の、本音です。
大川には上毛野君を支える役割をまっとうする事を望んでいます。
大川にとって、良くも悪くも、転機となりました……。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
三虎さん、苛烈ぅ!!(ꏿ﹏ꏿ;)
推定無罪……という言葉は当然ない奈良時代、権力を持つものの力の大きさたるや。
しかし、三虎さんが全力でぶっ刺した櫛を、わざわざ斬られた手の止血を中断し片手で渾身の力を込めて引っこ抜くおぐそさんの執念の凄さがスゴい( ̄◇ ̄;)
家長の勤めを粛々と果たす広瀬パパ、しかし最後は感情があらわに。
パパを見下ろす大川さん、大きかったパパが存外ちっちゃくて。
その滑稽さに、思わず笑ってしまったのかなぁ。
女性との関係の深さ、その底の見えない深淵を覗いてしまった大川さん、その行き着く先はどこにあるのか。
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、苛烈です。
ここまでやります。
推定無罪。そんなものは足でけっとばす三虎です。
おぐそさん、高価な簪にみせる執着。すごいでしょう( ̄ー ̄)ニヤリ
金に対する執着が強く、金目当てで動いていた女です。
広瀬パパ、はじめて、心の奥を大川に話しました。
実は、広河兄にも話したことがない、心の奥だったのですが……。
大川、今まで、品行方正、良いお坊ちゃん、そのものでした。
広河兄が、「何もかも迂腐《うふ》だ」と言うのに、共感できなかったんです。
でも今、何もかも愚かでくだらない、その気持ちが良くわかるようになりました。
大川(父上も、私も、なんと愚かでくだらない事か。
このような父に、今まで私は思い悩んでいたのか。
ふふふ……あはははは!
兄上、あなたの言う通りだ。)
こんな感じです。滑稽だったんでしょうね……。
「女性との関係の深さ、その底の見えない深淵を覗いてしまった大川」
その通りです。
彼はどこに向かうでしょう……。
コメントありがとうございました。
於屎売、三虎に制裁をうけましたね。
指がぁ、指がぁ。
それでも、銀のくしをきっちり拾っていくのは、すごいというか、たくましさを感じてしまいます。
広瀬さまは、なんだか、自分が苦労したから、同じように嫁にも苦労させなくてはならないと考える姑、みたいに思えるんです。
だから大川さまに、望まれたら全部兄に捧げよとか、無茶なことをいう。
広河さまもそれで図にのって、弟のものは自分のもの、みたいになって、ねたみもあって、今回の悲劇が起こったような。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
於屎売、三虎に制裁をうけました。三虎は容赦ありません。
於屎売、ひぃひぃしながらも、銀のくしをきっちり拾っていきます。がめつい、財貨への執着心がある女でした。
広瀬パパ、大川にイジワルしてやろうというつもりはありません。
かといって、優しくしてやろうという気もありません。
ひたすら、乾いてる。
愛情を自分のなかに感じない人です。
「望まれたら全部兄に捧げよ」広瀬パパは、これ、無茶なことって思ってないんです。
そうするべきだ。そうすれば馬鹿な諍いの芽は生まれない、と、思っているようです。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
広河兄は、本城 冴月さまのおっしゃる通り、そのまんまです。
いや〜、広瀬パパへの考察、鋭くって、私、今回このコメントを拝読して、ううむ、と唸りましたよ。
コメントありがとうございました。
お父上も、若い頃色々あったのですね。
正しく妹であったなら、今頃お前は泣いてるだけではすまない、なんて。
情熱的で含蓄溢れるお言葉ですねえ。
もっと早く、大川様にも今回のような対話ができていればとも、思わないでもないのですが……。
そして三虎、大川様絡みだと本当に容赦無い……。
作者からの返信
濱丸さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
広瀬パパも、若い頃、色々ありました。
情熱的でがんちくあふれる言葉。
でもねえ、もっと早く言ってほしかったですよね……。
広瀬パパ、ずっと前に亡くなった一人の女を、愛し続けています。
なかなか、息子にもこの想いを言うことができず、大川が今回このような事件をおこし、やっと言えた、というこの皮肉……。
三虎。大川さま絡みだと、容赦はまったくありません(・_・;)
コメントありがとうございました。
そうか、ここで広瀬の独白が。
どんな者でも、恋に身も心も焦がせば予期せぬものを失ったり得たりするものなのですね…。
最悪の形だったとはいえ、初めて親子が直接心を交わらせた場面でしょうか。
父は父なりに情を持って生きているのですね。
作者からの返信
幸まるさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、ここで広瀬の独白がはいります。
許されぬ恋に身も心も焦がし、予期せぬものを、失ったり得たりしたのです。広瀬の心には、ずっと、椿売が住んでいます。
最悪の形だったとはいえ、初めて父子が直接心を交わらせました。
しかしこのような状況では、素直に大川も喜べません。大川、苛立っています。
コメントありがとうございました。
おおお父さん!お父さん、あなたちゃんとお父さんできたじゃないですか(エライエライ)!!!
そっか〜、お父さんにもそんな過去が。なんだか、まだまだとは思いますがようやく少しだけ息子と通じ合えたって感じかな。「愛してない(できない)」かもしれないけれど、「情はある」という印象です。初めてお父さんから、あたたかみを感じました。
というか、ちょっと親子似てるかな?笑
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様
おおおお父さん、ようやく、初めて、お父さんできました〜!
そう、ここにきて、やっと、なんです。
上手く愛せない。でも、情はある。広瀬父、本人も、そのことに気がついていないかもしれません……。
で、そうなんです。ちょっと、広瀬と大川って、中身が似てるんです。間違いなく、親子です。
コメントありがとうございました。
こんばんは、御作を読みました。
大川さん、おとっつあんと最初から腹を割って話せば良かったのでは? と思う反面、今回の一件がなければ、……無理だったろうなあ、とも。
仲が拗れていた父親の本音を知れたのは、おそらく知る気さえない兄貴と違って、幸いなことなんじゃないかなあ。面白かったです。
作者からの返信
上野文さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「大川、おとっつあんと最初から腹を割って話せば良かったのでは? と思う反面、今回の一件がなければ、……無理だったろうなあ、とも。」
鋭い!
本当にその通りだと思います。
「父親の本音を知れたのは、おそらく知る気さえない兄貴と違って、幸いなことなんじゃないかなあ。」
深い!
上野文さま、私の気が付かないところまで、物語から読み取ってくださり、ありがとうございます。
……そうですね。きっと、幸いなことだと思います。
コメントありがとうございました。
比多売米を巡るこれまでの話もひと段落したようで……とても面白かったです。
大川は父は誰も愛していないと考えていたようですが、広瀬にも大川と似た経験があったのですね。
今回初めて自ら大川を殴ったのも、自分のように破滅する恋をしてほしくなかったからなのでしょうね。
作者からの返信
日鷹久津さま
比多米売を巡るこれまでの話、一段落つきました。
暴挙でハードな展開でした。とても面白かったとの言葉に救われます。💦
大川は、広瀬パパは誰も愛していない、と考えていましたが、広瀬パパにも、大川と似た経験があったのです。
広瀬パパは、大川に破滅する恋をしてほしくない、と思っています。
本当に、何もかもを、破滅させてしまうからです。
今回の比多米売の件は、「運命の恋」ではない。大川には、他に妻がいずれ現れる。
広瀬パパンは、そう確信しているようです。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
大川さまの
「そう言えば、父に直接殴られたのは、これが初めてだ」
の言葉に、胸をつかれました。
そうか、そうなんですね。
そのことに気づいた瞬間、大川さまの口から、かつてない、父への本音があふれ出しました。父自身の手で殴られたことに、良い方ではないとはいえ、自分が父の心を動かしたという実感があったからでしょうか。
大川さまの狂乱ともいえる様子に、ついに広瀬さまも昔語りを……。広瀬さまにもそんな過去があったのですか。
誰であろうと、男女の仲は一筋縄ではいかないものですね。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうなんです。
以前、三島木綿でトラブルを起こした時は、見せしめの為に、八十敷に殴らせ、それを屋敷内で公開しました。
今回は、「兄と女官をめぐって争った」形になり、屋敷内に公開する事案ではないので、こーのばかもんがー、と父親は息子を殴りました。
初めて、自らの手で殴ったのです。
そのあとのこの父と息子は、佐藤宇佳子さまのおっしゃる通りです。
ご慧眼ですね!
(大川の心情は、この二話あとに語られますが、佐藤宇佳子さま、言い当ててます。)
男女の仲は一筋縄ではいかない……。本当にそう思います。
コメントありがとうございました。
広瀬さまにもそんな過去が。
父子の間に腹を割った会話が成立したのはほとんど初めてではないでしょうか……!?
悲惨なことがあったばかりですが、どこか胸が温かくなる心地がしました。
作者からの返信
平本りこさま
広瀬父ちゃんにも、そんな過去がありました。
父子の間に腹を割った会話が成立したのは、初めてです!
そして、ここまでです。
あとは、(いろいろ状況は変わりつつも)本篇の、父と息子の関係に落ち着きます。
温かい心の交流はないけれど、父親は上野国大領の職務を立派に果たし、大川もその事を認めている、という状況ですね。
せっかく「どこか胸が温かくなる心地がしました。」と言っていただいたのに、こんな関係の父子ですみません。(^_^;)
コメントありがとうございました。
こんにちは。
父の前で初めて本心を吐露した大川、それに応える父の広瀬、見応えのある親子シーンでした。
なるほど、広瀬にもこういう過去があったわけですね。
失った過去が戻ることはない。その想いが深ければ深いほど、また業も深くなる。
周囲の者が不憫極まりないですね。
三虎、生かしておいてよかったのか。あのまま成敗してしまう方がよかったのでは、と思いつつ。
彼の一存では無理だったのかな。後顧の憂いになれなければ良いのですが。
作者からの返信
水無月氷泉さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
やっと、初めて。父に本心を吐露した大川です。見応えのある親子シーン、とのお言葉、ありがとうございます。
「失った過去が戻ることはない。その想いが深ければ深いほど、また業も深くなる。」
あ〜! 良いお言葉! 次のエピソードで、その言葉をまるっと差し込みたくなるくらい、ぴったりのお言葉です。
三虎、於屎売を成敗し、「大川さまを裏切り、家人としてあるまじき行為をした」と言えば、罪には問われないでしょう。
於屎売を切り捨てる道もあった。
しかし、三虎は、情けをかけました。
(指は落としてるけど)
本篇後半の、大人となった三虎だったら、成敗していたでしょうね。
彼もまだ若かった、という事です。
コメントありがとうございました。
クソ女もちょっと可哀想だなあ、と同情しています。
でも大川が呼んでいるという嘘の理由で比多米売を呼び出したのも彼女だった。
本当に賊に襲わせるって知らなかったのかな?
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
クソ女に同情いただき、ありがとうございます。
非情な三虎でした。
そう、嘘の理由で比多米売を呼び出したのも於屎売だし、比多米売に「御手がついた」と広河に報告したのも彼女でした。
賊に襲わせるのも、本当は知ってました。
コメントありがとうございました。
三虎さん、思ってた以上におこ!でしたね……。でも、こんなものじゃ大川さまの流した涙には足りない。
そして父上にも父上の事情があったのですね。でももうちょっと早く、こうして腹を割って話すことが出来ていたなら……と。
作者からの返信
朝倉千冬さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川を陥れた者、傷つけた者を三虎は許しません。
激おこです。
でも、殺しまではしないのは、三虎がまだ若いから。
本編の三虎なら、多分……。
広瀬パパにはパパで、自分が兄の女を望んだから、息子にはそんな事がないように、と、幼い頃から序列を叩き込もうとしました。
でも、そんなの、大川には迷惑だし、事情も知ったこっちゃない、です。
もうちょっと早く、こうして腹を割って話すことができていたら……。
私もそう思います。
本当にね……。
コメントありがとうございました。