拝読致しました。
「なら、譲れ。」
さては、この一言を言ってマウントを取りたかったんだな、このマウンテンゴリラめぇ〜(意味不明)o(ʘ言ʘ╬)ウホッ
というか、返り討ちが目的か。
譲らせる➔怒らせる➔抜かせる➔正当防衛➔始末、というストーリー?
イカ麻呂に助太刀をさせず、自ら手を下そうというところに広河さんの本気が感じられる(´-﹏-`;)
この決着、どこに持っていかれるのか……(@_@;)
作者からの返信
たけざぶろう様
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
修羅場です。
広河兄、奈良時代のマウンテンゴリラです。ウホッ!(笑)
広河兄は、大川の初めての女の横取り、が目的です。丸腰で剣を持った大川に対峙します。
自分が男としてヒドイ事をしてる自覚はあります。
大川に、男として自分を斬る機会を与えてやりました。
広河(母の血が劣る異母弟が、両親豪族で、跡取りである兄を斬れるのか?
斬れるものなら、斬ってみろ───。)
斬らぬなら良し。
もし、斬ったなら───。
自分は死に、兄殺しをした大川も罪人に堕ちるか、もしくは死罪。
広河(私の骸を抱いて泣くが良い。
いっぺんに、二人いた息子を失って、悲嘆にくれるが良い。)
壮大な、父親への意趣返し。
広河兄は、斬られても良かったのです。
伊可麻呂は、あらかじめ、全て広河兄から聞かされていたので、心で苦しみながら、三虎を抑えて邪魔させない、という自分の役目を果たします。
この決着は……。
コメントありがとうございました。
だいたい、広瀬さまの言葉が足りなかった。
広河の性格が悪いから、なんでも差し出せ、というその一言を盾にとって、何をしてもいいことになってますよね。
まあ、比多米売は、失礼ながら、兄に譲っても大したことのない女だとは思うけど。
大川さまにとっては、初めての女ですからねえ。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「だいたい、広瀬さまの言葉が足りなかった。」
おっしゃる通りです。
「広河の性格が悪いから、なんでも差し出せ、というその一言を盾にとって、何をしてもいいことになってますよね。」
もう本当、その通りです。
……広瀬パパは、きっと、それ込みで言ってます。
弟は兄にすべて服従しろ、ですね。
古代、怖い。
比多米売、「失礼ながら、兄に譲っても大したことのない女だとは思うけど。」
読者さまがこう思うのも、むべなるかな!!
そう見えるだろう、と計算して書いていますが、その計算通りに見えているよ、とコメントをもらえると、手応えを感じて、ありがたいです。
そして、大川にとっては初めての女。優しく純情な彼は、深く傷つきます。
コメントありがとうございました。
『ザ・修羅場』ですね……( ºωº )
正直、広河には腸が煮えくり返りますが……ストーリーとしてはメチャクチャ面白かったです。(大川さまには悪いですが……)
やっぱり物語には『壁』が必要ですからね。
その『壁』が大きければ大きいほど、深みは増していく……正直、私好みのお話でした。
さあ、果たして大川さまは、どのようにして乗り越えていくのか……
引き続き楽しませていただきます。
作者からの返信
最十レイさま
こんにちは。
ザ・修羅場です。
広河、鬼畜の所業です。大川、哀れ。
ストーリーとしては面白い、と、大川に気をつかいつつ、コメントくださり、ありがとうございます。
この、「蘭契ニ光ヲ和グ」は展開がドラマチックを目指しております。
ドラマチックには、壁が必要不可欠です……。
物語の最後は、ああ、こうなるのか、というところまで持っていきますので、どうぞ引き続き、お付き合いいただけますと、幸いです。
コメントありがとうございました。
こんばんは、御作を読みました。
三虎さんの言うように斬ってはダメだ、というか、もはや斬る勝ちも無い愚物というか……。
広河さんには大川さんを害したいという悪意しか、己のモノサシがないので、ここで戦って罪を被ったら思う壺なんですよね。
解決策はぱっと思いつきませんが、救われない男だなあ。広河さん。
作者からの返信
上野文さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうですね。もはや、斬る価値もない愚物といっても間違いなさそうな兄です……。
そう。大川を害してやる、という悪意だけで動いてますよね。(ため息)
救われない男です……。
巻き込まれる大川、哀れです。
コメントありがとうございました。
「望まれたら全て差し出せ」の言葉がここへ繋がってしまったのですね……!
人生ってエピソードの連続ですから、過去耳にした言葉が後々まで尾を引くのは多々あること。物語の中であっても、そういった日々の積み重ねが大事件につながっていく過程が丁寧に描写されていて……何だかとりとめもなく書いてしまいましたが、一言で言うと大好きです!!←
作者からの返信
平本りこさま
「望まれたら全て差し出せ」その言葉を聞いた広河が何を思ったか。
全く描写はしませんでした。
物語の語られないところで、
「そうか。全て私が弟からとって良いのか」
と広河はその場で思いました。
そして、その後、何年もかけて、
「弟から欲しいものなんて、ほとんど無い。モノなら持ってる。なら、何が一番効果的で、弟が嫌がるものか。」
と考え、この計画を練ってきたのです。
ゆえに、小さい嫌がらせはなりをひそめていたのです。
母親がヒステリーをおこすたび。
父親から思うように心をむけてもらえないたび。
異母弟へむけて、ねじまがった暗い思いを燃やし、はけ口としてきたのです。
この暗いエピソードを大好きと言っていただき、ほっとしております。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
広河、いったい何がしたいんでしょうね。
大川に対して確かに鬱屈した部分は持っていましたが、文中にもあるように、望めば何でも手に入る、それが大川のものでも。
なかなか理解し難い複雑な部分ですね。
愛に飢えに飢えた裏返しでしょうか。
見るに堪えない、見ていることしかできない三虎、伊可麻呂も辛いですね。
作者からの返信
水無月氷泉さま
こんにちは。
広河は、父に「兄が望んだら全て差し出せ」と弟が言われたのを聞いて、
(では、何をよこせ、と言ったら、弟を一番効果的に苦しめることができるか?)
と考えました。
母親がヒステリーを起こし暴れるたび。
父親にそっけない態度をされ、自分のプライドが傷つくたび。
あの母子がいけない、大川がいけない、と、自分の行場のない怒りを大川へむかわせ、何をよこせと言うか、伊可麻呂と相談し、自分を慰めてきました。。
何年もかけて、今日この日の計画を練ってきたのです。
歪んでいます。
伊可麻呂は、本当に主が弟に斬り殺されるかもしれないのが辛いです。
間に入って、自分が盾となりたいのですが、あらかじめ広河から、
「たとえ大川に私が刺されたとしても、おまえは手出しをするな。おまえの役目は、大川の従者が邪魔してこないよう、留めておくこと。」
と申し付けられているので、脂汗をかきながら、見守っています。
コメントありがとうございました。
なるほど、愛した女を差し出してみよってことだったのか。
やっぱり嫌な兄ですねえ。。。
父親がそう教えたからといって、わざわざ弟が恋した女をあとから横取りするものではありませんよね。
互いに同時に同じ女を好きになったならまだしも。
広河、なぜこうも歪んでしまったのだろうなあ。。。
作者からの返信
綾森れんさま
そうです、父に「兄が望んだら差し出せ」と弟は言われたが、どうやったら、一番効果的に、弟が嫌がるものを、譲れ、と言えるだろう。
母親がヒステリーを起こすたび。
父親の冷たさ、侮り(実際父は侮っていないが、広河は弟と比べられて侮られている、と感じてしまう)に触れるたび、
その事ばかりを考えて、ふつふつとこみ上げる怒り、この世に感じる厭わしさと折り合いをつけてきたのです。
何年もかけて、この計画を練ってきたのです。
同時に同じ女を好きになったのならまだしも、わざわざ、弟が初めて恋した女を嫌がらせの為だけに横取りするなんて。
広河、歪んでいます。
コメントありがとうございました。
大川さま激怒。そりゃそうです。怒って当然です。でも、三虎さんの言うとおり権を抜いてはいけない。それ以上はいけない。
この兄弟、どうなってしまうのでしょうか……?もう修復不可能なくらいに兄弟仲が拗れてしまいました……。
作者からの返信
朝倉千冬さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川、激怒です。怒って当然ですよね。
大川、三虎の制止も聞かず、剣を抜いてしまいました。じりじり、兄ににじり寄ります。
どうなるでしょうか?
私も、これは、兄弟仲が修復不可能だと思います……。
物語がどう進んでいくか、見守ってくださいませ。
コメントありがとうございました。