応援コメント

第十九話  飾り池の夕陽」への応援コメント

  • 千花ちゃん、こんにちは😊

    竹麻呂にも苦しい事情があるようですね。
    母上がこんなにもヒステリックとは。

    しかし、加巴理さまを恨むのはお門違いですよね。

    作者からの返信

    この美のこ様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    竹麻呂、このような苦しい、辛い、家庭事情です。
    父親は、母親も自分もかえりみない。
    母親は、ヒステリーを定期的に爆発させる。
    両親から思うように愛情を注いでもらえない鬱憤が、手頃な存在、加巴理に向かいます。
    母親が、妾と妾腹の子を罵るので、その価値観を刷り込まれてしまった、というのもあります。

    そう、本当はお門違いです。
    ただ、鬱憤をぶつける存在が欲しかっただけです。

    コメントありがとうございました。

  • なるほど……、兄上にも兄上の事情があるのですね。母にあのように吹き込まれて育っていれば自然と自分の弟を憎むようになってしまうのかもしれませんね……。癇癪持ちの母上は辛い……。

    作者からの返信

    朝倉千冬さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    ええ、兄にも事情があり、母から吹き込まれた言葉の毒で、加巴理を見下し、嫌っています。癇癪もちの母を持つと辛いです。
    兄は自分の鬱憤を加巴理にぶつけてる、というのもあります。
    近くにいる、ちょうど良い、いじめやすい存在だったから……。

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    久々の意弥奈さま。
    和やかなお話が続いた後では尚更げんなりしてしまいますね。
    ですが暴れっぷりはパワフルで面白かったです。
    こちらの女官たちも苦労しているようで。

    竹麻呂にも……少しだけ同情の余地がありました。
    母刀自、女官たち、伊可麻呂、周りにろくな者がいません。
    理不尽な怒りをぶつけられる加巴理さまたちを思えば、それで大目に見る気にもなれませんが。

    作者からの返信

    プロエトスさま

    意弥奈、久々の登場で暴れます。
    和やかな話のあとなので、げんなりですよね。
    わかります!

    ヒステリックな主を持った女官たちも、苦労してます……。

    竹麻呂はね、伊可麻呂が従者で、乳兄弟で、良い友です。
    三虎から見たら、伊可麻呂はイヤなやつですが。

    竹麻呂は、竹麻呂で、すこしだけ可哀想です。
    でも、それで八つ当たりされる加巴理さま達は、いい迷惑です。(・・;

    コメントありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    イヤナさん、まあイヤナ人なんですけれど、でも夫である広瀬さんに愛されていないという不遇はあるのですね。
    夫の責務を果たせていないという意味で広瀬さんに悪い点もあるかとも思えますが、うーんこればっかりはなぁ...
    ただイヤナさんは良家の出身、もともと「持てる人」であるが故に、こういった時の耐性がない。
    この辺、「持てる人」の功罪がありますよね(^^;)
    でも、子供の前で「お渡りがない」と叫び倒すのは現代的な感覚からするとおおらかすぎるというか...Σ(゚д゚lll)

    作者からの返信

    たけざぶろう様

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    意弥奈、イヤ〜な人です。
    広瀬に愛されていない、という不遇はあります。
    広瀬は「男児をつくったから責務を果たしたじゃないか」と思っているようです。(・。・;

    『ただイヤナさんは良家の出身、もともと「持てる人」であるが故に、こういった時の耐性がない』
    その通りです。蝶よ花よと育てられてきた人です……。

    子供の前でも「お渡りがない!きぃーっ!」と叫び倒すのは、彼女の感心の順位ゆえ、です。

    第一位、お渡りがあり、自分のプライドが満たされる。
    第二位、自分の息子が、妾の息子に圧勝して、自分のプライドが満たされる。

    こういう順位付けのため、お渡りがないとわかった途端、息子の存在は目に入らなくなります。
    ヒステリックな人です。

    広瀬は、息子を「家を継ぐ道具」としか見ていないし、イヤナは、息子を「自分の虚栄心を満たす道具」としか見ていません。
    ここらへんは、イヤナについては、エピソードが薄いので、読者に伝わりにくいかもしれませんね。

    でも、イヤナは脇役なので、加筆はしません。これくらいのボリュームにしておきます。

    コメントありがとうございました。

  •  結局、竹麻呂は、自分の家庭の不幸な部分を、加巴理のせいにして、八つ当たりをしてくるわけですよね。

    作者からの返信

    本城 冴月さま

    そうです。竹麻呂は、自分の家庭の不幸を、弱い立場の加巴理に八つ当たりしたいだけなんです。
    困った心理です……。(・_・;)

    コメントありがとうございました。

  • こんばんは♪

    母刀自、ヒステリックが半端ない!!Σ(゚д゚lll)

    周りの女官さん達も大変だ、こりゃ(`・ω・´)💦💦

    竹麻呂は竹麻呂で拗らせてるし…… 

    ヤな奴等と思っていましたけど、ここまでいくと逆に可哀想ですね💦💦


    加巴理とは対照的!!

    彼はどれだけ精神的に参ってもそれを支え、道を示して共に行こうとする仲間がいる。

    この辺りで成長度合いに差が出てくるんだろうなー( ̄∀ ̄)

    作者からの返信

    アニマルさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    母刀自、ヒステリックです。
    竹麻呂は、父からは顧みられず、母からは過重な期待と、ヒステリーを起こすと無視される、という扱いです。
    無力感に、ずっと苛まれています……。

    加巴理とは対照的ですね。「彼はどれだけ精神的に参ってもそれを支え、道を示して共に行こうとする仲間がいる。」
    その通りです。
    そして、それは成長度合いにも……。
    アニマルさまのおっしゃる通りです!!

    成長して、韓級郷から帰ってくる加巴理と、竹麻呂。二人の関係がどうなっていくか、どうぞ見守ってくださいませ。

    コメントありがとうございました。

  • こんにちは(*'ω'*)

    うーんこっちの事情を知ってしまうとなんとも。

    (愚鈍なヤツなら良かったのだ……!)

    だったら、もう少し仲良くなったのだろうか…
    そう思うのも分からないでもないです。でもはけ口にされる加巴理さまもたまったもんじゃないよ~むずかしい。

    作者からの返信

    ちづさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    兄ちゃんには、兄ちゃんの事情が……。
    加巴理は、母刀自に愛されていたので、その事を考えると、兄ちゃんの方が、可哀想かもしれません。

    加巴理が愚鈍な子供なら。
    兄ちゃんは、加巴理をバカにしながら、プライドは満たされるので、もうちょっと「優しく」は接したかもしれません。
    子分として。

    兄の理不尽なはけ口にされている加巴理。たまったもんじゃありません!

    加巴理、韓級郷で、すこし、成長しましたよ。
    この難しい兄弟がどうなっていくのか、どうぞ見守ってくださいませ。

    コメントありがとうございました。

  • 子はいつだって親の事情に翻弄されるもの…。
    竹麻呂もまた、満たされない思いに苦しんでいるのですね。

    周りの導きによっては、互いに良き理解者になれたかもしれない兄弟のようにも思います。
    でも、この周囲の状況では、心寄せる日は来ないのかなぁ…。

    作者からの返信

    幸まるさま

    子はいつだって親の事情に翻弄されるもの。
    身分があり、贅沢ができ、衣食住に困る事のない子どもたちですが、加巴理も、竹麻呂も、満たされぬ思いを抱える子どもたちです。

    周りの導きによっては、……幸まるさまのおっしゃる通りです。
    しかし、この状況では……、です。

    さ、そろそろ、ひとまわり大きくなった加巴理が上毛野君の屋敷に戻ってきます。
    コメントありがとうございました。

  • 竹麻呂も父の愛に飢え、従者の伊可麻呂に支えられているという構図。
    なんだか少し似ていますが、こう見る加巴理さまの方は大分恵まれていますね。

    あれだけヒステリックな母だと、ある意味、竹麻呂も被害者なのかな……?

    作者からの返信

    最十レイさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「竹麻呂も父の愛に飢え、従者の伊可麻呂に支えられているという構図。」

    そうなんです。さらにヒステリックな母も追加です。
    ある意味、竹麻呂も被害者といえるでしょう。

    加巴理のほうが、良い母親であるぶん、幸せなのかもしれません。

    コメントありがとうございました。



  • おはようございます。

    お父さん、塩対応という点では兄側の方も同じだったんですね。
    お互いに「あいつのせいで」とフラストレーション溜めて、兄弟の仲が険悪になるという悪循環に浸っていそうなのが気がかりです……(汗

    せめて下同士が仲が良ければいいのですが、そちらも険悪なのが厳しいですね。

    作者からの返信

    川野遥さま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    広瀬パパン、兄にも弟にも平等に塩対応です。
    加巴理は兄を恨まない、純粋で良い子ですが、兄は、……弟のせいではないと、心のどこかではわかっているのですが……、意弥奈ママンが、加巴理とその母親を目の敵にしているのに同調して、弟を、「行き場のない思い」のはけ口にしています。

    行き場のない憎しみを長い期間、重ねています。(ため息)

    コメントありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました
     竹麻呂……
     そりゃあ、母にも友にも才覚にも恵まれた大川さんを憎む気持ちも、わからなくはないか。
     でも、不幸をより広げているだけだよなあTqT
     色々ともの悲しい回でした。
     夏が終わる、の一文が、前回の楽しさをより引きたてて哀愁を感じました。面白かったです。
     

    作者からの返信

    上野文さま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、竹麻呂は、自分より立場の弱い加巴理を、行き場のない憤りのはけ口にしています。
    羨ましい、ではなく、良民の血をひくくせに、目障りなやつ! というかんじですね。

    それで、自分の不幸を広げていることに気がつかない……。

    色々と物悲しいですね。
    「夏が終わる」前回の楽しさとの対比となっていましたか。
    それは計算して書いていませんでした。
    感想ありがとうございます!
    夏が終わり、加巴理が、帰ってきます。

    コメントありがとうございました。

  • 竹麻呂さん母子も幸せではないのですね。意弥奈さんの加巴理さんへの仕打ちばかりが頭に残ってしまっていますが、なんだか全員憎めません(><)

    作者からの返信

    平本りこさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    竹麻呂母子も幸せではありません。
    意弥奈は、ヒステリーです。

    竹麻呂の行き場のない怒りは、立場の弱い加巴理にむかいます……。

    そういう構図ではあるのですが、なんだか全員憎めません、と言っていただき、嬉しいです。

    コメントありがとうございました。

  • ……まあ……広瀬さまじゃなくても、これじゃお渡り、ないよね……。
    だんだんと、般若顔になってゆくよ、毎月、毎月……。

    作者からの返信

    いちさま

    そうなんです。
    意弥奈は、もう、般若顔です。ますます幸せは遠ざかり、息子は……、悲しい影を背負った男となります。

    コメントありがとうございました。

  • 愛のない父親、神経質でヒステリックな母親、心許す友あらず、虚勢を張り背伸びして身の丈以上に自分を大きく見せるために相手にも他人にも自分にも素直になれない……

    竹麿呂自身も周りの人間もそういった因果に気付くことがあれば、あるいはこの不幸を断ち切ることができるかも。。。

    現代人にも通じる人間模様ですね。

    父親も母親も被害者であり加害者であり、虚勢の中に孤独が垣間見えます。

    作者からの返信

    海藻ネオさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    愛のない父親、神経質でヒステリックな母親、虚勢を張り身の丈以上に自分を大きく見せる事に余念がない子供。

    それが竹麻呂です。

    従者であり乳兄弟である伊可麻呂が友といえるでしょうが、「わーっとはしゃいで遊んで心許す友」とは違うようです。対等の友ではないですからね……。

    因果は……どうなるでしょうか……。

    現代人にも通じる人間模様と言っていただき、ありがとうございます。

    「父親も母親も被害者であり加害者であり、虚勢の中に孤独が垣間見えます。」

    的を射たコメントです。まったくその通りです。

    コメントありがとうございました。

  • こんにちは。

    あの広瀬が父なのだから、加巴理は無論のこと、竹麻呂も幸せになれそうにないですね。

    意弥奈は気難しい、と息子自身が思うほどなので、相当なものですね。
    プライドだけ高く、まあ生まれがあれだから仕方ないのですが。
    子供が一番の被害者、何とも気の毒ですね。

    作者からの返信

    水無月氷泉さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、そうなんです。加巴理は無論のこと、竹麻呂も幸せな子供ではないのです……。

    そして、意弥奈も、ただでさえプライドが高く、気難しい女だったのが、この広瀬の突き放した対応で、ヒステリー女となってしまっています。
    子供が一番の被害者、です。

    さあ、夏が終わります。
    加巴理達が上毛野君の屋敷に帰ってきます。

    コメントありがとうございました。

  • あれ? 竹麻呂が全然幸せそうじゃないぞ。
    これなら母親がまともな分、加巴理くんのほうがマシかも知れない?

    謎なのは広瀬さまですね。
    女性に興味がなく仕事熱心なタイプなのか?
    でも息子たちにまで興味がないとは。
    竹麻呂とも月二回しか夕餉を共にしないんですねぇ・・・

    作者からの返信

    綾森れんさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    あれ? というくらい、竹麻呂も幸せではない子供です。
    母刀自がまともなぶん、加巴理の方が幸せ、とも言えると思います。

    広瀬は愛が枯れた男です。
    仕事はきちんとこなし、大領としては優秀です。
    加巴理とも月二回。
    竹麻呂とも月二回です。
    いずれ、広瀬についても(この物語のなかで)触れます。

    コメントありがとうございました。