応援コメント

第十三話  観音山」への応援コメント

  • 子は親を選べないし親も子を選べない。
    つらいですね。何不自由ない暮らしをしていても加巴理さまの心は決して満たされない。あの兄も、もう少し優しくしてくれてもいいのに……と思うものの、身分ある家に生まれた子どものさがと言いますか、どうにもならない壁がありますよね。

    作者からの返信

    朝倉千冬さま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    子は親を選べない。
    加巴理、何不自由ない暮らしをしていても、持ってるモノは、兄が望めば何でも差し出さねばならない。それははたして、加巴理が持ってると言えるのか?
    辛いです。

    加巴理の望みは、ささやかなものです……。父親に認められ、母親はくつろいで過ごし、兄上にはもう少し優しくしてもらえれば、それだけで良い。

    「身分ある家に生まれた子どものさがと言いますか、どうにもならない壁がありますよね。」
    そうなんです。もし平民の家に生まれていたら、と思わずにはいられない加巴理です。

    コメントありがとうございました。

  • このまま母方の実家で暮らしていきたくなってしまいますね。
    何はともあれ母子の気晴らしになりますように。

    作者からの返信

    プロエトスさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    このまま母方の実家でずっと暮らせれば、きっと楽です。
    でも、上毛野君の男として、それはできない運命の加巴理。
    せめて、気晴らし。
    加巴理の心の闇が晴れるように……。

    コメントありがとうございました。

  •  加巴理さま、母さまのお里で、少しでも気分が晴れるといいんですが。
     お兄さんに優しさを求めるのは、やめておいたほうがいいと思いますねー。

    作者からの返信

    本城 冴月さま

    加巴理、屋敷を離れ、母の里で、ゆっくりします。
    心に光を取り戻せるでしょうか……。

    「お兄さんに優しさを求めるのは、やめておいたほうがいいと思いますねー。」
    私もそう思います。(・_・;)

    コメントありがとうございました。

  • こんばんは♪

    それでも………。
    それら全てを手放しても、叶うことなら、あのような、仲の良い家族として生まれたかった。

    それだけで良かった。

    まだ子供の時点で、この様な悩みを抱えてしまっている事そのものが問題ですが時代が時代💦

    加巴理様も大変ですね💦💦

    この実家の帰省が彼に何をもたらすのか……
    お祖父さんのお話にも注目‼️ ですね❗️(^^)

    作者からの返信

    アニマルさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    それだけで良かった。
    加巴理さま、心からの願いです。
    まだ子供なのに、可哀想ですよね……。
    加巴理さまは身分ゆえ、子供らしい子供でいられなかった少年時代でした。

    この帰省が、何をもたらすのか。どうぞお楽しみに。

    コメントありがとうございました。

  • 実家に戻るというのはナイスアイデアですね。
    ギスギスしたものがないでしょうし、ここで普通に楽しく過ごすということができれば……
    長居しすぎると「屋敷にもう帰りたくない」となってしまう可能性もありますが(汗

    おじいさんとの話の中で、何か得るものがあるのでしょうか……?

    作者からの返信

    川野遥さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    実家で静養。宇都売ママン、ナイスアイデアです。

    おじいさんとの話のなかで、加巴理は得るものがあります。
    この後の数話は、コメントをくださる読者さまから好評の回です。
    どうぞご期待くださいませ。

    コメントありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     大川さんも踏ん張って、生きてきたんだなあと改めて実感する回でした。
     生まれ故に、普通に生きるのも難しいですよね……。お祖父さんから何かを学べるのだろうか? 面白かったです。

    作者からの返信

    上野文さま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、大川も踏ん張って生きてきました。
    でも今は、心が折れてます。💦

    「生まれゆえに」
    これは、キーワードです!!

    はい、大川は、祖父から大事なことを学ぶのです。

    コメントありがとうございました。

  • 加巴理さま……。
    普通のいえかぁ。
    物質的な豊かさか、心情的な豊かさ。うん、ボクは両方欲しい。
    と、言うのは本音ですけども、お金持ちを羨むか、あったかい家庭を羨むかなら、あったかい家庭を羨む自分。というのは辛いですね、小さい頃は特に(ノ_・。)

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    心の傷ついた加巴理にとっては、圧倒的に、普通の家でも、親子の仲が良い家が良かったようです……。

    加巴理は誇り高いので、そう思うことすらも、今まで、自分に許しては来ませんでした……。

    大豪族の自分が、普通の百姓をうらやむ日が来るなんて……。

    まだ小さい加巴理は、辛いです。

    コメントありがとうございました。

  • わたしごときにわかられたくはないでしょうが、わかります。加巴理さまが里のわらわの背中をずっとみていた気持ち。自分が根ざす先、いのちの舫い先がわからないのに生きていられるはずがない。ものより想い出、なんて軽々にいうけれど、加巴理さまが求めるものは、生きている理由、生きていてよい理由。

    作者からの返信

    いちさま。

    その通りです。
    加巴理のことを、理解して、寄り添っていただいて、ありがとうございます。

    冒頭の和歌、ぴったりのものが万葉集から見つけることができなかったので、私が詠みました。

    ぜひ、次話、冒頭の和歌とあわせて、お楽しみください。
    (次話をご覧いただくとき、今回の和歌を覚えていてね、という事です。)

    コメントありがとうございました。

  • こんにちは。

    最後の祖父の言葉、どういう意味なんだろう?
    錦秋のような美しさ、なんてものではなさそうですね。
    次話も楽しみです。

    作者からの返信

    水無月氷泉さま

    こんにちは。

    「キンラーマァソ」

    は私の造語です。どうしてもっ、百済の言葉は調べきれないのです。資料が日本と違って残ってない。

    意味は、次話にて。

    コメントありがとうございました。

  • 親ガチャという言葉を良いとは思えないけれど、
    でも親は自分の努力で変えられないからなあ。

    私も子供の頃は、「あんな家に生まれたかった」と友人をうらやましく思ったものです。
    大人になった今はよい家庭だったと思うけれど、
    教育熱心すぎる厳しい家庭だったんですよね・・・

    大川様の場合は、私なんぞとは比べ物にならないですね。
    すべてを兄に差し出せ、では、自分の存在意義が分からなくなるのも当然です。

    作者からの返信

    綾森れんさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「親は自分の努力で変えられないからなあ。」
    そうなんです。加巴理の胸にも今、同じ思いがあると思います。

    「大人になった今はよい家庭だったと思うけれど、
    教育熱心すぎる厳しい家庭だったんですよね・・・」
    そうなんですか! 今はそう思える、綾森れんさまは、大人ですね。(人によっては、恨みから抜け出せないですよね。きっと……。)

    大川は、「兄に従う」のは、そういうものだと理解して育ってきています。
    ゆえに、著者は、もっと強い言葉を使って大川の心を折りにいきました。
    自分の存在意義が分からなくなるほどに……。

    加須 千花「あてッ!」
    見れば、加須 千花のお尻に泥だんごがべっしゃりついている。
    加須 千花「誰だあああ!」
    ぴゅ───ッ。

    加巴理「綾森れんさま。加須 千花が、誰かを追いかけて舞台袖に走っていってしまったので、私がご挨拶を。
    口上に感謝します。」