猫の日らしいっすよ、曽根崎さん

※曽根崎、阿蘇、藤田が罰ゲーム付きババ抜きをします





藤田「阿蘇ー! ババ抜きしようぜ!負けたら今日一日お前の語尾は『ニャン』な!」

阿蘇「えー、俺がニャン化するのも嫌だしお前がニャン化するのは面倒くさそうだし」

藤田「そんなことない! オレのニャン化はただかわいい!」

阿蘇「もう面倒くせぇもん」


阿蘇「つーか二人でババ抜きかよ。欲望が先行しすぎてゲーム性がおざなりになってんぞ」

藤田「大丈夫、ここ事務所だから」

曽根崎「私を巻き込もうとするな」

藤田「決まり! はい曽根崎さんの分も配りましたよー」

曽根崎「まあ景清君がくるまでなら付き合ってやってもいいが……」


〜数分後〜

阿蘇「……」

藤田「……」

曽根崎「……あの」

阿蘇「語尾」

藤田「負けは負けっすよ」

曽根崎「……にゃん」


曽根崎「いやこれこういう流れじゃないだろ! 二人で乳繰り合ってろよ! 私に流れ弾を当てるな!」

阿蘇「むしろ流れはきてるだろ。今すげぇ輝いてるぜ、兄さん」

曽根崎「誰が――!」

藤田「語尾」

曽根崎「にゃん!」


藤田「ヒーwwwやべぇおもしれぇwww曽根崎さん、自分録画いいスか!?www」ピッ

曽根崎「……」

阿蘇「あ、黙りやがった」

藤田「絶対喋らせてやる」

阿蘇「どうすんの?」

藤田「曽根崎さん、もう一戦やりましょう。これに勝ったら語尾ニャンやめていいですよ」

曽根崎「……」


藤田「返事してくれないなら景清がきても断固として監視させていただきますね」

曽根崎「早くカードを配るにゃん!」

阿蘇「wwwwwww」


藤田「お、三枚スタート。オレってば幸先いい」

阿蘇「一方世界は不公平だよな」

曽根崎「さぁ始めるにゃん」大量カード

藤田「焦ってちゃかわいくないですよ、曽根崎にゃん」

曽根崎「ぶっ殺されてぇかにゃん?」

阿蘇「かわいくねぇ! やり直し!」

曽根崎「後ほど青酸カリカリの味を楽しませてやるにゃん」

藤田「そのカリカリ、アーモンド臭しそう」


曽根崎「……」

藤田「うーん、どれにしよっかなー」

曽根崎「……」

藤田「これにしよっかなー。それともこっちかなー」

曽根崎「……」

藤田「んー、やっぱもうちょい悩ませてもらって」

曽根崎「とっとと引くにゃん!!!!」

藤田「wwwwwww」

阿蘇「wwwwwww」


藤田「だって絶対今曽根崎さんババ持ってるじゃないですか! 悩ませてくださいよ!」

曽根崎「うるせぇにゃん! 早く引いて終わらせるにゃん!」

阿蘇「wwwwww」

曽根崎「そっちもいつまで笑ってるんだにゃん!」


藤田「んじゃ、これにします」

曽根崎「……」

藤田「……ん、あれ? ちょ、引けない」

曽根崎「……」

藤田「曽根崎さん! 離してくださいよ!」

曽根崎「断るにゃん」

藤田「ババ引かせるために必死かよ! ズルやめてくださいって!」

曽根崎「イヤにゃん!!」

藤田「やめっwwwww 力抜けるwwwww」

阿蘇「wwwwww」


藤田「いよーーっしゃ取った! あざまーっす!!」

曽根崎「!」

景清「お疲れ様でーす」ガチャッ

藤田「……あ!? これババだ! 曽根崎さん、オレを騙しましたね!?」

曽根崎「騙されるほうがバカだにゃん」

藤田「クソッ、まだ終わりませんよ! 絶対ババ引かせてやる……!」


景清「……」


景清「……」ガチャッ(帰った音)


藤田「あれ、待って。今誰かきてなかった?」

曽根崎「はい、私の勝ち。今から君が罰ゲームな」

藤田「うわー! やられたにゃん! 困ったにゃん! オレのキュートさが天元突破して世界が幸せな光に満ち溢れちゃうにゃん!」

曽根崎「想像通りのウザさだな。帰れ」

阿蘇(面白いから、景清君がきてたことはしばらく黙っておくか……)フォローメッセージ送信中


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