暗中夢

ここ最近鮮明で朝起きても忘れずに覚えていられる夢をみる。そこそこの病み期で眠りが浅いのが原因だろう。

今回の夢は腑に落ちない夢だった。きっとインナーチャイルドが私に見せた夢でインナーチャイルドのSOSだろうというのが彼氏の見解だ。

彼氏が私に優しくないことを言って母に怒られてそれを改善して会いに来るという夢で、私は母が怒っているのにそもそも完全な納得はしていなかった。彼氏が私のためにならないことをするはずがないと思ったのを覚えている。でも寂しくて布団で泣いている私にガラス越しに伸ばされる彼氏の手が嬉しかったのが印象的だった。

きっとインナーチャイルドは彼氏を選んだことを後悔してるのだろう、夢を覚えていないのはよくあることだけどここまで自分が納得できないのは稀だ。

私はきっと母に守って欲しかったんだと思う。私を傷つけるものを怒って欲しかった。その人のために怒れるってそれは私にとって好意を測るのに重要な指標でそれは母に守られなかったことが完全にトラウマになっている。

母や姉を重ねてしまう悪癖もいつになったら治るのだろうか。このトラウマを抱えている限り無理だと思う。いつになったら楽になれるのだろうか。

彼氏に愛されて愛を知って、家族に愛されていなかったことを知った。彼氏と家族を天秤にかけて私は彼氏をとった。それをインナーチャイルドは後悔している。どんなに満たされても愛を知ってもインナーチャイルドは母の愛を求める。花が咲き誇る花畑の花のゆりかごの中、赤子の姿で泣き叫ぶ。

ごめんね

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