7月4日は何の日でしょう?

 わかりやすい問題です。ある国の人は絶対に知っていなければならない日です。

U.S.A(のちは米国と略す)の独立記念日と言われる日です。

 なぜ絶対に知っていないとおかしいのかは、米国に生まれ、そこで教育を受けた人は必ず習う日であり、移民としてやってきた人には、移民になるときに「独立憲章どくりつけんしょう」」に誓うので、知っていなければならない日なのです。

 まあ最近はよくわからない人も不法にいたりするので、その人たちは知らんかもしれませんが、米国民として「国に尽くす」事を移民するときに誓うので、知らない自称移民は「不法滞在者」「密入国者」になります。


 アメリカは基本プロテスタントの建国した国なので、国教はプロテスタントになりますが、そうでない人もいます。カトリック、イスラム教、ユダヤ教に仏教やヒンドゥー教なんて人もいるでしょう。

 戦前、戦中の日本のように「国教は神道であるから他は違法」なんてことはいいません。今の日本は信教の自由というのがあるので、別に何を信仰していても問題にはなりませんが、国によっては違うようです。

 1945年以降強引に国をくっつけた場所はそれによって様々な問題が起きています。旧ユーゴスラビア問題や最近ではロシア国内のイスラム教問題でしょうか?


 ロシアの国教は私の時代だと「ロシア正教会せいきょうかい」なんて言う風に習いましたが、現在ではスラブ人の宗教という意味で「スラブ正教」なんて言われる場合もあります。


 問題は日本のように様々な宗教が基本混在して、仲良くやっている国はほかにないらしいですね。

 他宗教国家であるインドでも、ヒンドゥー教が強すぎてほかの、シーク教やヴェーダ教、バラモン教なんかは少数として肩身が狭いようです。


 日本にテロリストがいないのは?の答えが「居心地が良い」つまり異教徒として迫害されることがない、というのがその大きな理由だそうです。なるほど、隣の人がどんな宗教(公安に見張られていないものに限る)でも平気な国というのは中々興味深いものですね。

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