中国四大奇書 4 金瓶梅 未読 知っている範囲内で

 四大奇書の中で、唯一未読な作品です。なんというか水滸伝に出てきた、武松の兄を亡き者にして、生き残った西門慶さいもんけいのおはなしで、「出世していくと漫画の題名の肩書の変わる主人公」のやつみたいな、仕事と女性に生きるみたいな主人公です。


 元々は薬屋を営んでいた人で、経営方面の話は内容がいいらしいけど、とにかく主人公が好きになれない。これで、商売について昔の中国人は学んだらしいが、別のことも同時に学びそう。

 中華と呼ばれる人たちが好きな、立身出世の物語と、主人公が生きている仮想小説から、1990年代にはやった「IF小説」な感じがします。売ってるのは見たけど手が伸びなかったなあ。

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