第三章 様々な雑記録

 一応 世界的な宗教というものの現状

 正直あまり書きたくない話なんですが、世界的な宗教問題、これをニュースや歴史を見るために必要なので書いておきます。


 まず宗教の対立、キリスト教と、イスラーム教の対立、そしてなんでそうなったのかという根本的な事実を書いておかないと様々わからない状況になると思うので、基礎知識として書きます。

 まずキリスト教やイスラーム教、ユダヤ教などの一神教いっしんきょうと呼ばれるものは、というのがあります。

 キリスト教において予言者よげんしゃと呼ばれる人物は5人と定義されています。

 ノアの箱舟で有名な『ノア』、十戒じゅっかいで有名な『モーゼ』、その後は『アブラハム』『イエスキリスト』「ムハンマド』と呼ばれる3人の5人が正式な予言者とされています。

 イスラーム教においてムハンマドは偶像崇拝ぐうぞうすうはいなどに傾倒していく元の宗教の否定からイスラム教を創立しています。

 そうなると宗教改革によって旧教と呼ばれたカソリックから、原点回帰げんてんかいきをうたい独立したプロテスタントを率いたルターの先輩にあたるのが、ムハンマドということになります。

 

 元々キリスト教とイスラム教は、今のように対立はしていませんでした。その為に毎年のように欧州ヨーロッパからの巡礼者じゅんれいしゃも受け入れていましたが、全員が真面目な巡礼者であったわけでなく、道中で悪さを行うものもいたようです。その程度がので、イスラム教側で聖地巡礼を断るという行為になりました。

 そしてそれに反対したヨーロッパ諸国が聖地であるエルサレム奪還のために起こした戦争が「十字軍クルセイダーズ」と呼ばれるものでした。

 これがキリスト教とイスラム教の対立の原点となります。


 その後歴史は飛び第二次世界大戦中になります。英国は長引く戦争により、人員と出費に困っていたといわれています。

 そしてその状況を打開するために当時植民地とされていたイスラム系国家には、独立を約束し、同時にお金を多く所有するユダヤ系には戦後の『ユダヤ人の国の建国』を条件に戦費の調達をしました。


 もうわかりますね。第二次世界大戦後における「イスラエル誕生」という状況を英国は飲んでしまいました。

 ではなぜ米国あめりかがイスラエルに固執するのかは、その国家の事情によります。『世界の富の4分の3(75%以上)が10%の人間によって所有されている」そうで、その10%の中には米国内で経済を牛耳るユダヤ系と呼ばれる人たちも含まれ、その勢力は侮れないものであるそうです。

 まあですから、まあ、あれなんですわ(さすがに言いよどむ)。宗教って単純な理由で対立したものを消しに来るんで、察してください。


 とにかく世界の宗教について知らないと、様々な歴史的事件の意味が解らなくなるので、基本として書かせていただきました。


 そこに、ユダヤ系、華僑かきょう系、アラビア系と呼ばれる、商売のうまい人が絡んできてるのも一つの影響です。

 また数字上人口が世界で1番多いとされるインドがその国で最も信仰されているといわれるヒンドゥー教によって、生まれながらにその将来なれる仕事が決まっていたようで、その影響が現状でも色濃く残っています。ちなみに今の大統領はこのカースト制度においてはあまり高くない身分の出身の方らしいですが、一人で体制すべてを変えるのは不可能であるので、苦労しているようです。

 なにせ、有能な人物でカーストに縛られた人物ほど、外国に流出してしまうので、なかなか大変なようです。


 正直、自分は宗教にあんまりかかわりたくない人間なので、こういう話とは、距離を置いておきたいんですけれども、それが歴史上の与えた影響が大きいので、基本知識の範囲で書かせていただきました。

 途中で文章形式が変わっていることについてもまあ。察してください。

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