鬼のイメージを考える
「鬼と言って思い出すイメージ」は何か?それは虎革の腰巻と、角、金棒にいる場所が普通の場所ではないというようなものでしょうか?
ではなぜそのようなイメージなのかというので、よく言われるのは、 鬼門の方角が丑寅の方角とされ、北東であるから丑と寅のイメージからといわれていますが、本当にそうなのでしょうか?ちなみにその反対の方角は、同様に裏鬼門といわれますが、方位的には未(ひつじ)申(さる)の方角、南西になりますが、ここには何もかかってきていません。桃太郎が鬼を退治したときに仲間にした、犬、猿、雉を申酉戌としたときに、その逆側あたるのも寅卯辰で対応していません。
しかし南東と北西に当たる位置は
では他に鬼というと何でしょう?まず
そして硫黄は水に溶けると
次に桃太郎の話に対応する、
つまり吉備津彦はどう考えても兵庫から岡山に存在した国の王という表現が正しく、吉備の国を討伐した人物という表現は正しくありません。
つまり元々あった備の国を滅ぼしたものが、勝手にそこの王を鬼としたというのが、正しいのではないでしょうか?
日本の正史といわれるものを読んでいくと、鬼、
それと同時に日本の正史といわれるものはどこまで、正しいのか?書き換えはなかったのかという話になります。有名なところでは戦中と戦後で明らかに記述が違います。他にはなかったのかというと、私はあったと思っています。
昔、大学の歴史学科の人物と話したことがありますが、彼は記述されている文献第一主義をとっていました?ですが、その記述が書き換えられたものなら?という点は考慮していないひとでした。
なぜそういう話をするかというと明らかに書き換えられたものがあるからです。その話は今回の鬼の記述とは離れますので、ここではしないでおきます。
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