登場人物まとめ3
第一部終了時点(四月五日)での登場人物の状況含めて一通りの紹介です。
たぶん第一部で名前や存在が出てきたキャラは全員載ってるはず。
名前初公開というキャラもいますが。
もちろん、全員第一部終了時点の状態です。
中には『あの人のその後』的なものもありますが(笑)
もしいない人いたら、ご指摘ください。追記します。
ちなみに裏設定では体重や女性に関してはサイズなども定義済みだったり。
あ、生まれたばかりの愛那だけは未設定です(笑)
●
現在フリーエンジニアだが、新たに始まる産学官合同プロジェクトの中核メンバーとなることが決まっている。なので仕事に行く場合は央京大学となるのだが、実はそのことを(うっかり)白雪にまだ話していない。マジで忘れているだけだったりする。第二部冒頭で分かるけど(笑)
白雪を居候として引き取ることにしたが、実際白雪に対して、現時点では恋愛感情はない様子。
玖条家に乗り込んでまで白雪のために行動したのも、彼女の『家族』としてである。少なくとも本人はそう思っている。
ただ、今後白雪との距離はさらに縮まるのは確実。
どうも彼自身、人と一定の距離を取ろうとするのには何か理由がある模様。
また、時として異様なほど勘がいいことがある。
子供のころから中学三年まで柔道をやっていて、その実力は実は抜きんでていたらしいが柔道部に所属していたことはない。
誕生日は十月六日。
●
聖華高校を卒業し、四月から央京大学に入学することになった。
所属は情報学部管理情報学科。
最初苦手としていた情報系をあえて進路にしたのは、無論和樹の影響もあるが、自分でも一番面白いと思ったからでもある。
十八歳になると同時に結婚させられそうになり、両親が分葬されないためにはそれが不可避だと分かって自殺すら考えてしまったが、結局結婚はなくなり、また両親が分葬されることもなくなった。
そうしてくれた和樹には、もうどれだけ感謝してもし足りないと思っている。
和樹のことが本当に好きだが、同時に彼が自分を家族としてしか見ていないことも分かっている一方、一緒に住むことになって嬉しいが今後気持ちを抑えられるか不安を感じている。
色々悩んだ末、何とか和樹に好きになってもらう努力をすることにした。
特技は料理で、その技量はプロ級かつ和洋中なんでも作れる。レパートリーも日々増加中。一番の得意料理はハンバーグステーキ。
お菓子作りすら、洋の東西を問わずプロ級である(やや洋菓子に偏っているが)
それ以外にも家事全般はもちろん、縫製や各種器楽演奏や歌、ダンス、バレエや書道等も非常に高水準で修得している。運動も比較的得意だが、さすがに格技は授業でやる程度。
生徒会長をこなしたことで、人前に立って仕事をすることにも慣れた。
それ以外の特技に応急手当てがある。これは、両親の事故のような事態で、もしかして役立つかと思って修得してるらしい。出番最初しかなかったですが。
何気にまた身長が微増。しかしスタイルは変わらず。
ここだけは諦めている模様(笑)
ぶっちゃけると作中二番目にひんn(玖条家により検閲・削除されました)
誕生日は二月十四日。
●
和樹の大学時代の友人の一人で、朱里の夫。職業は地方公務員。
文句なしに
ついに待望の長女が生まれた。
一方で和樹と白雪のことは結構気にしている。
今回、雪奈経由で白雪の状況を聞かされたが、内心ではとても驚いていた。
少しだが、和樹をたきつけていたことを後悔しており、和樹側にも多分何か事情があるのだろうと思っているので、今後はもう少し考えるようになると思われる。
相談されたら全力で応えるつもりではあるが、そもそも相談してくれないのは水臭いと思っている。
誕生日は十一月十日。
●
無事出産を終えた誠の妻。旧姓は津崎。
母子ともに健康、初産にもかかわらず六時間という短時間での出産で、とても安産だったらしい。
雰囲気ががらっと変わっていて和樹などは驚いている。といっても、相変わらず見た目は中学生以下。作中最もちびっ子だったが、ついに自分より小さい存在(娘)が登場した(マテ)
現在は育児休暇中。来年からの復職を目指して、今は保育園を探している。
最悪、お互いの実家が歩いて十分程度のため、親にも手伝ってもらえば何とかなる見込みである。
雪奈から白雪の状況を聞いて、あまりの世界の違いに実はかなり驚いていた。
誕生日は一月二十五日。
●
待望の卯月家長女。
やっと首が座りつつあるところで、元気に育っている。
ほぼちょうど三千グラムと、標準的な大きさで誕生した。
将来母親より背が高くなるかは不明(笑)
誕生日は一月十五日。完璧に予定日に生まれている。
●
和樹、誠らの友人で、超
正式に弁護士になって、現在はある弁護士事務所に所属している。
イケメン弁護士としてじわじわと知られている模様。
今度の六月に婚約者の沙月と挙式予定である。
以前やってたモデルの副業は現在は休業中。
チェスが得意で、大学時代、彼によって教育された人工知能のチェスは、チェスサークルのメンバーを壊滅させるほどだった。ちなみに彼自身はチェスサークルの人間全員を楽々と破れる。
出身地は静岡。
誕生日は四月十日。
●
生まれた時から友哉の婚約者とされていた女性。
その立場を受け入れるのにはいろいろ考えもあったらしいが、今は友哉が大好きである。
作中あまり出てきてないが、彼女が友哉のところにいるときは、愛情いっぱいのお弁当を毎日渡している(笑)
今度の六月に結婚予定。大学には行っていない。
式は地元の方で行う。
非常に整った容姿をしているが、実年齢よりやや幼く見られてしまうのが少し悩み。だったのだが、朱里を見て安心したとかしないとか(笑)
誕生日は七月四日。
●
白雪の友人であり、朱里の妹。
無事高校を卒業、志望していた体育大学への進学を果たす。
在学中は水泳部で、白雪の生徒会では書記を務めた。
勉強は元は平均的な程度だったが、白雪や佳織に引っ張られて最終的には学年トップクラスにまで上昇した。
少し背が高いとはいえ、比較的整った容姿で、スタイルもいいのだが、誠や友哉といったイケメンが身の回りにいたため、男性の見た目に対するレベルが少しばかり厳しくなってしまっていて、いまだに恋人ができる気配すらない。というか作者も困ってる(笑)
たぶんだけどこの子だけは、当分の間は色っぽい話はない気がする。
誕生日は四月二日。
第一部終了(四月五日)時点ですでに誕生日を過ぎているので、一人だけ十九歳(笑)
●
背が低いがスタイルは抜群で、顔もやぼったい眼鏡を付けているがよく見るととても可愛いという、いろいろ要素てんこ盛りの美少女。ただしかなりのオタク。普段は長い髪を三つ編みにしている。
白雪の友人であり、生徒会では会計監査を務めた。
白雪と同等の成績を誇るが、情報系だけはとてつもなく苦手。
無事大学に合格し、小学校の先生を目指して頑張ることに。
相変わらず情報系は苦手ではあるが、考えてみたら今後は教員にも重要な要素。本人も苦手意識を持ちつつ頑張るしかないと覚悟している。
いろいろ紆余曲折はあったものの、幼馴染である俊夫と相思相愛に。
ただ、俊夫は少し離れた大学に進んでしまったので、実は生まれて初めて、離れ離れになってしまうことになった。
強がってはいるが、とてもさみしいと思っていて、何気に白雪の状態が羨ましいと思ってもいる。
なお、俊夫の合格が決まった日以後、二人きりで何度も過ごしているので、一人だけ先にそういうことになっていると思われる。
誕生日は九月二十日。
●
身長がついに大台に(笑)
際立って整った容姿というわけではないが、最近少し身なりを気にするようになってきたとか。
白雪の前の生徒会からずっと副会長を務めていた。高校の入学試験では次席合格。
特に情報系に関しては教員すら舌を巻くほど。
大学は第一志望の情報系の国立大学へ。かなり離れたところにあるため、一人暮らしをすることになって、恋人である佳織とは離れ離れに。
とはいえ、行こうと思えば行ける距離なので、頻繁に会うと思われる。
卒業式後に無事大学に合格した後、佳織とはほぼ毎日一緒にいたらしい。
二人きりであったこともかなりの回数の模様。
受験中はお互いすごく我慢していたというか。
ある意味、一番高校生らしい
というか、この二人メインで普通のラブコメが書けそう(笑)
たぶん今後もことあるごとにいちゃついてると思われる(ぉ
誕生日は九月十九日。
●
佳織の兄で、地方の情報工学系の大学に通っていたが、すでに就職している。
今はシステムエンジニア目指して頑張っている。
最初から恋人である真奈美と同棲しており、今度の五月に結婚する。
結婚式はホントに小規模でやるらしいが。
妹と真奈美の弟が互いに意識しあってるのは十分承知しているが、どのくらい進展してるのかは把握していない。
誕生日は九月一日。
●
俊夫の姉で、浩一と同じ情報工学系の大学通っていた。
もちろん幼馴染であり、大学在学中も浩一と一緒に住んでいた。
現在は就職中。浩一とは違う会社である。
今度の五月に結婚する。
帰ってきたら弟に完全に背が追い抜かれていたのが、ひそかにショックだった。
藤原家とは家族ぐるみの付き合いなので、佳織の姉でもあると思っていて、佳織が可愛くて仕方ない。
弟にはもったいないと思っていたが、最近はそうでもないと思っていたら、いつの間にか付き合っているようなので、自分のことを棚に上げて最近の子は早いなぁ、などと思っている。
ちなみに自分たちは実質は小学校の頃から付き合ってたようなものである。
誕生日は十二月十日。
●
白雪の前の生徒会長で、名門西恩寺家の令息。
現在は大学で政治学を学んでいる。
卒業後も白雪や聖華高校のことを気にしていた。
今回、和樹に白雪の状況を伝えるなど重要な役割を果たしている。
西園寺家の次期当主の最有力候補であり、すでに一介の学生が持つ以上の権限を持っており、いろいろと大っぴらに言えないようなこともあるっぽい。
本人はそこまで陰湿ではないが、必要なことなら手を汚すことも辞さないタイプ。
伝統ある名家の人間と、一般的な感覚を両方併せ持っている。
誕生日は六月二十日。
●
白雪の父である白哉の兄。といっても、年齢は二十年も離れている。
白雪の伯父であり、同時に保護者。玖条家の現当主。
そして同時に白雪を最も苦しめ続けてきた元凶でもあったが、彼自身、実は複雑な思いを抱えていたことが判明。
年の離れた弟である白哉を自分の子供のようにも可愛がっていたが、その白哉が雪恵と共に家を出てしまったのは、雪恵に誑かされたとずっと思っていた。
ところがそのあと定期的に届く手紙には、彼らの幸せそうな暮らしのことが綴られていて、それは、自分が与えられなかったものだと理解してしまった。
ゆえに無理やり連れ戻すこともできず、苦悩した末に、二人を呼び戻して正式に結婚を認めようとした矢先に、二人が事故で死んでしまった。
この時の貫之の落胆は凄まじかったらしい。
その白哉を失った悲しみを白雪に向けてしまったのは、本人にもどうにもならなかったようだ。
しかし今回、自分自身を見直し、白雪を解放。
だが今更保護者面もできないので、和樹にすべてを託すことにした。
ちなみに、和樹の家に白雪が居候していることもとっくに把握済み。
というか、受け入れなかったら殴り込むつもりだったかも(笑)
なお、生活費と称してとんでもない金額が今後白雪の口座に流れることに……。
二十歳までとか言ってるが、そのあとも渡す理由は考え済(笑)
ツンデレ伯父さん?(ぇ
妻の名前は和佳奈。実のところ、このなれそめも結構一筋縄ではない(後述)
誕生日は十月十日。
●
和樹の妹。現在は都心の大学に通っていて、大学の近くで一人暮らしをしている。
白雪のことを気に入っていて、ぜひ兄と付き合ってほしいと思っている。
和樹の過去に何があったのかを知る一人。
本人はとても明るく社交的で、友人も多いらしい。
和樹の影響で柔道をやっていて、高校でも柔道部に所属。黒帯を持っている。
最近はあまりトレーニングはしてないようだが。
非常に観察力が優れていて、白雪の事情を初対面でほとんど察してしまったほど。
和樹の家に白雪が居候することになったのは、当然だがまだ知らない……。
誕生日は六月十日。
●
和樹と美幸の父親。
長野を中心に不動産業を営んでいるが、首都圏にも物件を所持。
現在それらの管理は和樹に任せている。
和泉家が高校の間だけ引っ越したのは、和樹のためだったらしい。
現在、本人は有名な避暑地の別荘を買ってそこに住んでいて、老後も楽しむ気満々である。
ちなみに彼の両親(つまり和樹らの父方の祖父母)はどちらも他界している。
誕生日は八月二日。
●
和樹と美幸の母親。
おっとりとしたところがあり、よく重要な伝達事項を忘れるらしい。
現在は夫である祐樹と二人でのんびり暮らしている。
ちなみに旧姓は
実はまだ両親(つまり和樹や美幸にとっては祖父母)は健在で、姉夫婦と共に地元で温泉旅館を経営をしている。
誕生日は八月十一日。
●
白雪らと同学年の、聖華高校の生徒。卒業後は征人と同じ大学に進学する。
二年生の時に生徒会補佐委員を務め、生徒会をサポートしていた。
もともと、征人をサポートするために聖華高校に入学した、名門月条家の息女。
セミロングの髪で、凛とした雰囲気の女性で、何気に人気はあったが、良くも悪くも人あたりは厳しく、そのため告白されることがなかったわけではないが、すべてすげなく断っている。本人は、作中で見てれば明らかだが、征人が気になっている。
再従姉が十色泰によって傷つけられ、今も苦しんでいるため、とにかく十色家が嫌いというより、ほとんど憎んでいる。
そのため、今回の件ではかなり積極的に協力していた。
なお、作中明らかにならなかったが、何気に空手を得意とする。
誕生日は六月四日。
●
京都にある名門
二年生の時に生徒会長を務めている。
玖条家、西恩寺家と並ぶ名門、斎宮院家の跡継ぎで、立場的には征人と同じ。
征人よりも名家よりの考えを持つが、一方で年相応な部分もある。
年齢よりやや幼く見られがちだったりする。
白雪とは旧知。
同じ年の春日美雪と許嫁の間柄で、いつも振り回されているが、それがとても楽しいらしい。
高校卒業後はもちろん大学に進学。
誕生日は九月二十五日。
●
二年生の時には生徒会の書記を務め、名門春日家の令嬢で、孝之の許嫁でもある。
学業が極めて優秀で、
天然で少し髪が茶色で、カールがかっているため、見た目が今風だが中身もかなり今風。名家の令嬢らしからぬところがある。孝之もよく美雪には振り回されている。
そのノリであっという間に雪奈と意気投合。
その場で白雪も含めて『雪三姉妹』などと名乗っていた。
白雪は反射的に『混ぜるな危険』というフレーズを思いついてしまっている。
高校卒業後は大学に進学。
誕生日は一月十日。
●
央京大学情報学部の教授。
何気に次期学部長最有力候補でもある。
和樹の恩師でもあり、今回和樹を国家プロジェクトに参画させた人物。
本当は和樹を自分の後継者に、とすら考えていたが、和樹があっさり卒業してしまったので、残念に思っていた。
実はまた狙っているかもしれない。
ダンディという言葉がしっくりくる人物で、常にスーツを着てびしっとしているが、お祭り好きで堅苦しいということはない。
もちろん既婚者で、息子が二人いるが、どちらも情報系ではなく証券会社と広告代理店に就職している。
誕生日は二月十日。
●
央京大学の大藤研究室に所属する院生。
和樹のことがずっと好きだったが、アプローチはできないまま和樹が卒業してしまっている。
大藤教授の助手として、件のプロジェクトに協力予定なので、再びチャンスが巡ってきたと思っている。
眼鏡をかけており、髪型はいわゆるボブカット。
何気にスタイルはかなりいいが、普段は化粧っ気もなく、いつも白衣をまとっているので気付かれにくい。
第二部で出番が大幅に増える予定。
誕生日は十月二十五日。
●
央京大学の大藤研究室に所属する院生。
同じ研究室に属する同い年の佐山あかねと付き合っている。
少し茶色に染めた髪がトレードマーク。眼鏡をかけていて、コンタクトはダメなタイプ。
ややお調子者なところがあるが優秀。
第二部では出番が増える予定。
誕生日は十一月三日。
●
央京大学の大藤研究室に所属する院生。
来宮渡と付き合っている。
茶色に染めたように見えるセミロングの髪だが、実はこちらは地毛で、和樹も染めたと思ってる。
言うことははっきり言うタイプ。
おちゃらけている渡のツッコミ役とも。
なお、来年で院を終える予定。
誕生日は三月十三日。
●
貫之と白哉の父。つまり白雪にとっては祖父にあたる。
すでに当主の座を息子である貫之に譲って、自分は悠々自適の生活をしている。
妻の
以後、後妻を迎えることなく、最後の忘れ形見だった白哉を育てていたが、その白哉が一緒になりたいと連れてきた雪恵を認められず、結果として白哉が家を出ることになってしまったことをずっと後悔していた。
だがその後、二人が幸せに暮らしていると知って、すぐその仲を認めようとしたが、納得がいかない貫之の心情を慮って、貫之が納得するまで待っていた。
結果として、定哉は白哉と雪恵に会うことなく、二人は交通事故で他界する。
その時には当主の座を譲っていたので貫之に対応を任せていたが、白雪が両親の墓を一緒にしてほしいと泣くため、そこだけは意見して一緒にさせた。
基本的に貫之のことを信じてすべて任せている。
今回の白雪のことに関してはやりすぎだったと思いつつ、致命的な結果を回避してくれた和樹に興味を持った。
誕生日は十月二十日。
●
貫之の妻。旧姓は
結城家も勢力はそれほどではないが、由緒正しい名家で、和佳奈は社交界ではとても人気がある女性だった。もっとも、本人はかなり控えめな性格なのだが。
貫之と結婚したのは二十二歳の時。
貫之の実直で真面目な部分に惹かれたらしい。
ただ、当時同じ大学に通っていた十色家のある男性(十色斉昭)が大変しつこく言い寄ってきて、一度は襲われそうにまでなっている。
それ以外にも、結城家に十色家から大なり小なり嫌がらせがあり、一度は貫之との結婚を諦めかけたらしいが、当時の玖条家当主であった定哉に相談した結果、事なきを得た。
このことを貫之は知らないまま、和佳奈と結婚している。
子供は男子が二人いて、どちらも成人済かつ結婚済。孫もいる。
誕生日は五月三日。
●
貫之付の執事。
貫之が高校の頃から彼についているので、もう四十年以上の付き合いがある。
いかにも執事然とした風体で、貫之の信頼も篤い。
人前ではあくまで主人と使用人という態度で接するが、二人だけの時は意外に気安く話をする関係でもあるらしい。貫之にとっても兄の様な存在でもある。
ただ、あくまで自分は使用人という線を引いているため、貫之に意見を求められない限りは、自分から意見することはない。今回の件はかなり悩んだらしく、それを覆してくれた和樹にはかなり感謝している。
子供は二人いて、孫も二人いる。
誕生日は六月二十一日。
●
名家の一つ、烏丸家の次男。
文化祭で白雪に手を出して玖条家に睨まれてしまい、それゆえに親からも相当絞られた。
あの後作中出てきてないが、あの後大学を強制的に中退させられ、大学受験からやり直させられている。当然だが成績も惨憺たるもので、あっさりすべて不合格。
再度受験して、翌年何とか大学に合格した(つまり白雪たちと同学年になってる)
再登場するかは知らない。
要望があったら考えます(ぉ
誕生日は七月二十日。
●
玖条家の使用人で、白雪が実家に戻った際は、基本的に白雪付となる。
ただ、白雪が勘当されてしまったので、今後どうするかは不明。
特に清掃に関する技術は極めて優れている。
母親が難しい病気で入院しているため、京都を離れられず、白雪についていけなかった。ただ、そろそろ母親が退院できる見込みらしい。
第二部でも実はちょっと出番がある予定。
誕生日は十二月二十三日。
●
誠の父親。和樹も多少面識がある。
ごく普通の会社員。誠の容貌はほぼ父親の遺伝らしい。
孫の誕生をものすごく喜んだ。
誕生日は八月三日。
●
誠の母親。
現在は専業主婦。
同じく孫の誕生をことのほか喜んだ。
誕生日は一月十九日。
●
朱里と雪奈の父親。
こちらは和樹とは結婚式で初めて面識を得た。
ごく普通の会社員。この世代としては比較的背が高い。
雪奈の背はこの父親の遺伝だと思われる。
誕生日は四月二十二日。
●
朱里と雪奈の母親。
朱里の背の低さはこの母親の遺伝と推測される。
しかし台所がこの親のサイズなので、朱里には使いやすいが、それゆえに雪奈はいつも苦労しているらしい(笑)
誕生日は九月十日。
●
白雪の婚約者とされた男。
有力な名家、十色家の次期当主候補だが、とにかく女性に対する扱いが最悪で、過去に何度も問題を起こしている。
彼の子を堕ろさせられた女性は片手の指以上とも。
中には本人の同意がなく関係を持った案件もあり、それを家の力でもみ消してきた。
自分の家の力を把握しており、火遊びをしつつ安全マージンは図るという、いろいろな意味で最悪の人間。
さらに結婚観も最悪で、妻は夫 《じぶん》を飾る装飾品くらいにしか思っていない。
こんなのをあてたあたり、貫之の憎しみが分かろうというものだが、実はここまでひどいとは、貫之もあまり把握してなかった。
ちなみに、作中二月十四日に、一時間後に来ると思ったのに五時間もかかった理由は、風俗で女遊びをしていたからである。
京都の方では悪い意味で有名になりすぎて、出入り禁止の店があるらしい。
今回の結婚の話を一方的に取り下げられたわけだが……。
誕生日は八月三十一日。
●
現十色家当主の弟。
かつて、結城和佳奈(のちの玖条和佳奈)に懸想していた十色泰の叔父である。
和佳奈と同じ大学に通っていて、家の力も傘に着て、非常にしつこくアプローチしていた。
それは彼女が貫之と付き合い始めてからも変わらず、一度は強引に行為に及ぼうとしたことすらある。もちろん、家の名前を出して和佳奈には口止めした。この時は幸いにも未遂に終わっているが。
それを玖条家の当時の当主である定哉に知られ、さすがにまずいと思ったのか、諦めざるを得なくなった。
その後、別の女性と結婚しているが、今でも玖条家を恨んでいる。
なので、今回の白雪の話は、その詫びだと本気で思っていたが、あのような事態になってさらに恨むことに。
誕生技は九月二日。
●
まだ名前すら出てきてないが、存在だけは語られた友哉の姉。
聖華高校の卒業生なので、白雪たちの先輩になる。と言っても十一年も上だが。
大学が関西の方で、そのまま関西で就職したらしい。
かつては雑誌社に勤めていたが、今はフリーの記者をやっている。
友哉の姉だけあって超美人。スタイルもモデル並み。
実際に学生時代にモデルをやっていたが、今でも伝説にされるほど。
沙月をとても気に入っていて、自分の義妹になると大歓迎してるという。
誕生日は六月二十日。
●
小学校で佳織、俊夫と同級生だった女子。
俊夫のことがかなり前から好きだったが、いつも一緒に佳織がいるので言い出せなかった。意を決して佳織に本心を聞いたら、『好きかどうかわからない』言う答えだったので、友人らに協力してもらって、佳織が俊夫を束縛してるといった噂を流した。
その結果佳織は別の中学に行ったので、中学二年になって俊夫に告白したが玉砕。その後も諦めずに何回も挑戦したが結果は変わらずのまま、成績が違うため俊夫と同じ学校に行くことはできなかった。
高校卒業後、大学に進学。
誕生日は七月二十日。
●
白雪の父。
白雪が付属の中学に通っていた、京都にある洛央院高校の生徒会長を務めており、学校の交流会で聖華高校の生徒会長であった北上雪恵と出会い、お互い一目惚れした。
その後、遠距離ながらずっと付き合っていたが、何度父を説得しても彼女との付き合いを認めてくれなかったため、高校卒業と共に家を出て北上雪恵と駆け落ちした。
以後、料理人の下働きをしつつ、白雪を育てていたが、ようやく独り立ちできそうということで行った初めての家族旅行で、交通事故によって他界する。
事故の際、白雪を身を挺して守った。
二十歳も年齢の違う兄貫之との間は実はかなり仲が良く、とても慕っていたが、雪恵との結婚だけは協力してもらえなかったらしい。
誕生日は五月十日、命日は七月三十日。
●
白雪の母。旧姓は北上。
聖華高校を首席で合格、生徒会の副会長を務め、その後会長に就任している。
ある意味伝説の生徒会長とも云われ、実際彼女のが会長の間に、新たなイベントが創設されたり、イベントの規模も大きくされたりしている。
また、ごく一部しか知らないが、卒業後に駆け落ちしているのも、伝説の一端を担っている。
白哉同様料理が得意で、夫婦で料理人をしていた。雪恵は子育てもあったからアルバイトだったが、非常に評判はよかったらしい。
ちなみに白雪のスタイルはこの雪恵の遺伝である。
初の家族旅行の事故で、同じく他界している。
誕生日は六月二日、命日は七月三十日。
●
定哉の妻、貫之と白哉の実の母親。
貫之を出産したのは二十歳の時で、白哉は四十歳の時。
元々心臓が弱く、白哉の出産は文字通り命をかけたものになってしまった。
白哉は奇跡的に無事に生まれたが、そのわずか一か月後に他界している。
旧姓は
誕生日は二月十日、命日は六月十五日。
●
定哉の父、白雪から見れば曽祖父にあたる人物だが、若くして死んでいる。
子供が定哉しかいなかった。
戦後の混乱の中での無理が祟って倒れたと云われている。
もし今も生きていれば、98歳である。
誕生日は六月一日、命日も同じである。
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