幕間
討魔庁求人パンフレット 討魔庁について 1部抜粋
討魔庁は我が国、日本における妖怪に関する事件、事案、紛争、その他緊急事態に対応するための組織です。
定員数は31万4853人、現在所属している職員、つまり討魔官は31万4886人であり、自衛隊や警察よりも巨大な組織となります。
実力を持った官公省庁の中では我が国最大の組織であり、多くの霊術師が所属するため武力組織としても非常に強力な位置づけをされています。
世界から見た日本の軍事力に関して、自衛隊やその予備役などに加えて、討魔庁も含めて計算されています。
その影響でアメリカ合衆国を含む核兵器保有国を凌ぎ日本は実質的に世界1位の軍事大国と見なされています。
他国には妖怪が存在せず、霊力を持った人間もほぼ存在しません。日本に存在するような強大な霊術師に関しては皆無と言ってよく、『妖怪』、『霊術』という概念は我が国特有のものです。
また、妖怪に対応するため討魔庁に与えられた権限は非常に大きく、内閣総理大臣により『
内部構成は、主に3つの課に分類されます。
定員数28万9564人。
通称は
妖怪に関する事案を、領域、種類、双方の意味で広域的に解決するのが主任務であり、討魔庁における主力部隊です。
情報伝達・事務課
定員数2万5030人。
討魔官への任務の伝達、及びその事務処理が主な任務となります。
所属する討魔官は必ずしも霊術師である必要はなく、霊力を持たない職員も多数在籍しています。
呼称は簡略化され情報課、もしくは事務課と呼ばれることもあります。
通称は
選抜試験はなく、日々の任務及び訓練、霊力の計測などで一定の水準に達した者が配属されます。
定員数は定められておらず、主な任務は広域殲魔課では対応できない、強大な事案に対する対処となっています。
ここに所属する討魔官は日本の中でも最高クラスの霊術師であり、国連では特殲討魔官は核兵器と同じ扱いをされており、万一日本が彼らを他国への武力攻撃に使用した場合、日本に対する核報復が想定されています。
上層部は討魔庁長官を責任者としており、それに副長官が1人、長官補佐が3人つくことになります。
討魔庁は非常に高い実力を持つため、長官と副長官は
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