くるを様、おはようございます😊
お父様を喜ばせようとやっと手の入れたナスを入れて作ったすいとん。
喜んでくれると思ったお父様の反応はふり絞った怒声だった……。
そんな少女の記憶が涙を誘います。
お父様の怒声は残された家族の事を想っての事だと知るには若すぎた少女。
今なら分かることでしょう。
お父様を家族で看取られたことは、せめてもの救いですね。
この遠い日のお父様に付き添った日々やナスのすいとんの思い出は少女だけの記憶だったのですね。
私の心にも刺さります。
作者からの返信
おやさしいコメントをいつも心よりありがたく拝読しております。
そういうふうに言っていただくと、とても気持ちが慰められます。
戦地から帰って遅く生まれた子どもたちを、父はどんなに案じていたろう。
どうすることもできない自分をどれほど歯がゆく思ったろう……。(/・ω・)/
私もそうですが、日本の親子の多くはなかなかお互いの気持ちが上手く通い合わないでいると思いますよ。
たとえその根底には愛情があったとしても、その愛は各々からの一方通行のままなことが多いと感じます。
親子ってのは、愛と哀しみ、 情がもつれ合いながら暮らしているのかも知れないと、この作品を拝読して思いました。
コミュニケーション能力、大切なのになぁ… !
作者からの返信
ご丁寧にご高覧いただきましてありがとうございます。
わたしの父はとりわけ寡黙でしたので、会話の記憶がありません。💦
ただ父なりの愛情を抱いていてくれたこと、あとになって分かりました。