第4話そうた君、鉄道にハマる!(中編)
この度はこの小説を読もうと思っていただきありがとうございます。
稚拙な文章ですが、頑張って書いていきますので応援よろしくお願いします。
小説に出て来る藤井聡太さんは、藤井聡太竜王・名人をモデルにしていますが、竜王・名人には一切関係有りません。
登場人物の言動は、すべて私の妄想であり、現実のことではありません。
ですから、竜王・名人やその周囲の人たちに迷惑が掛かることは私の本意ではありません。
どうか全ての責任は私にある事をご理解いただき苦情、悪口などは私に向けて下さい。
それ以外の好評や、いいねは藤井聡太竜王・名人の応援に向けていただきますようお願い申し上げます。
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そうた君、鉄道にハマる!(中編)
旅行当日、ハイテンションの4人とその家族が市役所の駐車場に集まった。
「りょうさん、お世話掛けますが、よろしくお願いします。」
りょうさん(ショウくんのお父さん)に3家族が頭を下げる。
「何かあったら、この趣味禁止にするからね!しっかりやりなよ!」
ショウくんのお母さん怖い。
「分かってるよ、無事に帰って来るから。」
「まぁ、危ない事するようなら張り飛ばして良いから。」
アッキーくんのお父さん、豪快だね
お父さん達は頷いてるけど、お母さん達は心配そう。
「お手柔らかにお願いします。」
するなとは言わないのね。
ともあれ、4人は「行ってきます!」と、
元気に手を振って駅に向かって歩いて行きました。
お母さんは心配そうに、でも笑顔で我が子に手を振っていました。
そんな親の気持ちも知らずに4人ははしゃぎながら駅に入って行きます。
生まれて初めて切符売り場で切符を買い、自動改札機を通って名古屋行きのホームに向かう。
栄町行きに乗り次の新瀬戸駅で降りる。
連絡通路を通って愛知環状鉄道の瀬戸市駅に向かう。
走りながらショウ君が言います。
「せんろのうえをとおるなんて、あんまりないから、こういうのみるのもいいだろ。」
「これが、サプライズか、たしかにいいな!」
3人が声を揃えて言いました。
乗り換え時間が5分しか無いのでりょうさんが5人分まとめて買いました。
なんとか乗ることが出来た5人だが、トヨタ自動車工業へ出勤する人達でいっぱいなので、大人しくドアの前で外を見ている。もちろん、乗る人降りる人の為に出入り口を開ける事を忘れない。良い子達です。
中岡崎駅で降りて、名鉄名古屋本線の岡崎公園駅へ向かう。今度は乗り換えに少し余裕があるので、1人づつ切符を買う。次の東岡崎駅で急行の豊川稲荷行きに乗り換える。
電車が空いていたので、5人は椅子に座ってゆっくりする。
豊川稲荷駅前のメインストリートを進み豊川稲荷へと到着、本殿、霊孤塚、大黒堂、などを回り、旅行の安全と無事に帰って来られる様に交通安全のお守りを買って、豊川稲荷を出る。
出てすぐの有名なお店でお稲荷さん弁当を買ってみんなで分けて食べる。
「ここにきたら、これたべないとな!」
ショウくんが得意そうに言う。たしかに。
飯田線に乗ると6時間乗りっぱなしなのでお昼ご飯をコンビニで買って、お茶も買ったのですが、そうた君はやっぱり呼ばれるお茶を買っていました。他の子たちは"あーやったか?こーやったか?"のお茶を買っていたのに。
運命の赤い糸で結ばれているんですかねえ?お茶と(笑)
電車に乗ると、りょうさんが机がわりの折り畳み椅子を出してくれました。
「いいか、他のお客さんの迷惑をかけないように、はしゃいだり、大きな声で喋ったりしないこと!守れるな?」基本マナーですよねー。
さぁ!出発です!
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