第3話そうた君、鉄道にハマる!(前編)

この度はこの小説を読もうと思っていただきありがとうございます。

稚拙な文章ですが、頑張って書いていきますので応援よろしくお願いします。

小説に出て来る藤井聡太さんは、藤井聡太竜王・名人をモデルにしていますが、竜王・名人には一切関係有りません。

登場人物の言動は、すべて私の妄想であり、現実のことではありません。

ですから、竜王・名人やその周囲の人たちに迷惑が掛かることは私の本意ではありません。

どうか全ての責任は私にある事をご理解いただき苦情、悪口などは私に向けて下さい。

それ以外の好評や、いいねは藤井聡太竜王・名人の応援に向けていただきますようお願い申し上げます。


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   そうた君、鉄道にハマる!(前編)



明日から夏休みと言う1学期最後の日、終業式が終わった後教室で4人組は顔を寄せて何やら打ち合わせています。

「いいな、あしたから、いっしゅうかんで、しゅくだいを、できるだけおわらせる。」

「じゆうけんきゅうや、こうさくなんかの、じかんがかかるものはあとまわしにする。」

「おやとのやくそくだからな。」

「4人であつまって、おしえあおう。」

「とうじつは、あさの7じにしやくしょな。」

「なぁ、なんでしやくしょなんだ?つぎのしんせとじゃだめなのか?」

ショウくんの作った『たびのしおり』を見ながらヒロくんが訊ねます。

お、ヒロくん、鋭いですね。そのとおり、効率を考えたなら新瀬戸の方が良いですね。

余談ですが、ヒロくんは後に第二のスティーブ・ジョブズか?と呼ばれるようになる。iPhoneが劇的進化を遂げるスーパーチームの一員になってたりするのです。

「そこは、とうじつのおたのしみってやつだ。」ショウくんが、にやっと笑いながら言いました。

「うん、たのしみだね、アッキー。」

「そうだな、サプライズがあったほうがいいな。」

そうたくんとアッキーくんはワクテカしながら言います。子供はそうでなくっちゃ。

4人は1週間後に想いを馳せながら家に帰って行きました。

家に帰って来たそうたくんは、お母さんに『たびのしおり』を見てもらいました。

これには、旅行のスケジュールや持っていく物や必要経費が書いてあります。

ショウくんのお父さんがついているとはいえ、子供達の旅行には各家庭不安があるでしょう。4家族が集まって会議しました。

そこでは、ショウくんのお父さんに迷惑かけてもいけないので、お母さんが付いて行こうかと言う話になったのですが、りょうさん(ショウくんのお父さん)が小学2年生の時に1人で広島の親戚の家へ行った話が出て、その時にたくさんの事を学んだ事、周りの大人たちが色々助けてくれて助かった事、親戚の家に着いた時感動した事などを熱く語ると、みんなも修学旅行の思い出とかを話し出し、ま、それもいいかとなりました。元々我が子の事を小学1年生にしては大人びてると、各家庭では感じていたみたいで、

何とかなるだろうと言う結論になりました。

一つだけ各家庭からの要望で絶対に木刀を買わせないでくれと念を押されました。

子供の旅行あるあるでお父さん達の目が泳いでました。経験アリですね、お父さん達(笑)

その後、各家庭で準備や注意事項の徹底がされ、迷子対策としてお揃いのオレンジ色のリュックサックを買ったのでした。

子供達には内緒ですが、怪我や病気などの緊急事態には大勢乗れるハイエースを持っているアッキーくんのお父さんが迎えに行く手筈になっています。

そうたくん達4人はワクテカして当日を迎えました。


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