第2話 類は友を呼ぶ小学校

この度はこの小説を読もうと思っていただきありがとうございます。

稚拙な文章ですが、頑張って書いていきますので応援よろしくお願いします。

小説に出て来る藤井聡太さんは、藤井聡太竜王・名人をモデルにしていますが、竜王・名人には一切関係有りません。

登場人物の言動は、すべて私の妄想であり、現実のことではありません。

ですから、竜王・名人やその周囲の人たちに迷惑が掛かることは私の本意ではありません。

どうか全ての責任は私にある事をご理解いただき苦情、悪口などは私に向けて下さい。

それ以外の好評や、いいねは藤井聡太竜王・名人の応援に向けていただきますようお願い申し上げます。


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     類は友を呼ぶ小学校




入学式が終わって次の日、最初の授業は、自己紹介からでした。

とはいっても、ついこの間まで幼稚園だったので、みんな、名前を言うのが精一杯だったり、「カレーが好きです」とか、「正義のヒーロー(シュワッチの人やバッタの人)になりたいです。」とか、定番の「先生、おしっこー」までありました。

そんな中、そうたくんは、「ぼくはしょうぎがすきなので、しょうらい、しょうぎめいじんになれるようにがんばります。」おお!すばらしい!よくできました。

みんなの感想は、おいしいのかな?とか、そんなヒーローいたっけ?でしたけど。

一時間目が終わり、休憩時間になりました。そうたくんの机に三人の男の子が寄ってきました。

そうたくん以外で、自己紹介将来を熱く語った子たちでした。

鉄道大好き、浜田翔太君(ショウ)、スポーツ大好き、山仲明慶君(アッキー)

ゲーム大好き、岸博貴君(ヒロ)、で、将棋星人、藤井聡太君(ソータ)

この世人は仲良し四人組で、成人した今も仲良しです。

閑話休題、

それぞれの将来の夢は、ショウくんは新幹線の運転手、アッキーくんは格闘技者、ヒロくんはシステムエンジニア、だそうです。夢は大きいですね。

「おれたちしょうがっこうからなんだけど、おまえもか?」

「ううん、ぼくはようちえんからここだよ。」

そうたくんは、今日初めて会ったはずなのに、ずっと前から知っているような感覚がしました。

「そうかー、どっちにしてもこれからよろしくな!」

「うん、よろしくね!」

アッキーくんが目をキラキラさせながら言います。

「なあ、きいていいか?しょうぎってさ、すごいあたまつかうんだろ。べんきょうとりょうりつできるのか?」

おお!アッキーくん鋭い突込みですねぇ。アッキーくんは、スポーツ万能で足も速いのですが、勉強はあまり好きではないみたいで、いわゆる脳き・・ゲフンゲフン

スポーツと勉強が、両立出来るのか不安だったようです。それで、将棋という勉強以外に全力を注がないといけないそうたくんに、聞いてみたかったのでしょう。

「あ、うん、あのね、おかあさんにしょうぎばんのまえにいるときいがいは、あたまのはんぶんだけしょうぎのことをかんがえる、おまじないをしてもらったんだ。」

「え、すげえ!たのむ!おれにもそれやってくれないか?そのおまじないとやら。」

「うん、いいよ~。」そうたくんは、お母さんがやってくれたように、アッキーくんに、チョップを3回してあげました。

「おお!すげぇ!いままで、かくとうぎのことかんがえだすと、ほかのことかんがえられなかったのに、かんがえられるぞ!」

たぶん、自己暗示なのでしょうけど、アッキーくんは自分の変化に感動しています。

「ありがとう、ソータ!」

感動しているアッキー君を見て、ショウ君とヒロ君も自分にもおまじない頼む!と、そうた君にお願いしました。

そうた君がチョップしてあげると、2人にも効果があったようで2人とも感動しています。

こうして、超オタク仲良し4人組が爆誕したのでした。

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