第12話 オカルト版スレッドタイトル『前にS県のことでスレ立てしたやつだけど』より2
オカルト版スレッドタイトル『前にS県のことでスレ立てしたやつだけど』より 2
色々あってここ見るの時間かかってしまって申し訳ない、なんせ
あと夏バテしてたよ。なんかあの事件があってから体力が無くなっちゃってさ。まあ生きてるから全然いいしあれ以来病気になった訳でもないから構わないんだけど
それでさ、レスでいくつか俺がゾッとした内容があったのと、その内容が納得させられるものだったのもあって、今回は幾つか抜粋させてもらおうと思う
まず初めに、俺が吐いた液体が羊水だったって言ってたレスね
俺も羊水とか全然味とか覚えてない? 知らない? んだけど、そのレス見た時に俺の中で、なるほどって感覚で納得した部分が大きかったんだよね、なんか答えが分かってスッキリした感じ。もしあれが羊水だったとしたらって思うと意味わからんからビビるし、だからあんまり深く考えらんないんだけど、なんか
羊水だよってことしか俺自体には
書き溜めてないから、もう一個だけ書いとこうかな。U市のことはまた改めて書きにくるよ。なんか俺も
それでさ、S県のこと色々調べてた?っていうか、個人的に、親に聞いたりとかして、どういう所なんだろうって情報を集めたんだよ。親はね、まああんま話したくなさそうだったけど。
うちの親、(すまんがどっちの性別かは伏せさせてくれ)S県の出って、言ったじゃんか。それで、S県の中でも特に田舎な所からの出なんだよ。場所もごめん、ちょっと言えない。で、親は高校卒業してから、おのぼりさんになったわけね。なんか昔から色々あったみたい。都会に憧れてたのか尋ねたら、「それもあるけど、逃げなきゃいけなかったから」って言うんだよね。いやいや、親もスピ信じる方じゃないから今更何言ってんだよって、俺はちょっとキレたんだけど。
話を聞いた感じ、どうもスピ方面?ではなくて、なんか、うーん、俺は全然感覚として分からないけど、とにかく親は「田舎で生まれ育ったら分かるよ」の一点張り。じいちゃんばあちゃんの話とか、血縁者の話とか、したくなさそうだったし、親はもうあそこの者ではないからって言ってた。だからもう、関係ないんだって。
でも、俺が狐憑きにあったのも、もしかしたら関係してるのかなって、それだけはちょっと悲しそうだった。けどさ、俺を見てる親の目は、俺を見てはいないんだよね。
これを読んでるお前らがとうとう俺がおかしくなったんだって思うならそれでもいいんだけど、感覚としては、俺を透かして誰かを見てるような感じ。ちょっとゾッとした。なんか、親の顔が不幸な顔つきだったから。
あんな顔は見たことないかも。
家に縛られる必要はないんだって言ってた。さっぱり分からん。
最近よく話題になる
とにかく必要以上に話したくなさそうだから、もう聞くの諦めたんだ。
もしこのスレを見てるS県の、出来れば田舎の人間がいて、親が言ってる意味が分かるなら教えてほしい。
俺は本気だから、あんまり茶化してほしくないんだ。
だから、よろしくお願いします。
以下、レスポンス
・要するに血の呪いだろ
・どういうこと?
・ピンと来ないなら知らない方がいい。どうせ話してもお前らは分からないし信じない。
・話すだけ話してみ
・別地方の人間だけど、血の呪いは分かる。田舎者にしか分からん感覚だし。スレ主は都会で生まれ育ってるっぽいから分かんなくて当たり前。知らない方がいいよ。最近盛り上がってるアニメとかと内容がリンクしてしまってお前らはバカにするだろうから俺も話したくない。
・雑に言うと呪いと縛りは表裏一体なんよ。はい、もうこれで終わりにしよ。お前らすぐパクリとか言うから。
・血の呪いは家の縛りのこと。田舎には、家から出ていきたくてもまるで出ていけないような、出ていくことがすごく途方もないことみたいな
・全部違うやつが書き込んでるけど同一人物? なんでそんなに詳しいの?
・縛られてるから
・何に?
・だから血に呪われてて縛られてんの。家に縛られてんの。血脈とか家系とかそういうのに近い。
・じゃあスレ主の親が言ってる「巡る」ってのは?なんのこと?
・血は「巡る」だろ
・もうひと声欲しい
・ヒントが足りない
・もう分かんねえなコレ
・お前らちゃんとホラー映画とか見てる? 呪いも巡るだろ、伝染するじゃん。血と一緒だねーってことだろ。
・惜しい。でもニュアンスとしては近い。例え的に正しいのか分からんが輪廻転生が一番しっくりくるかな@S県田舎民
・つまりどういうことだってばよ
・依り代さん
以下、最後のレスポンス
・次、あなた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます