第7話一緒に寝る?寝ない?

買い物から帰ってきてキッチンでお姉さんが料理をしている。手伝おうか?って言ったけどこれから一緒に住むんだし料理くらいはやるって言ってくれたから任せることにした。


「できたよ〜」

ご飯ができたと言われたからテーブルを見たらロめっちゃ美味しそうなロールキャベツがあった早く食べたいな。

「舞香さん料理うまいね」

「大人のお姉さんを舐めたらダメよ料理と掃除だけは得意なんだから!」

お姉さんが調子に乗ってたからなんとなく無視してみた。

「なんで無視するのよ!アキラくんは料理と掃除できるの?この家だいぶ散らかってるよね?料理はともかくお掃除はできるのかな〜?」

痛いところを突かれた確かに料理は多少できるけど掃除に関しては全然できない現に俺の家はゴミ屋敷一歩手前みたいな感じだテーブルとキッチンは綺麗にしている、まぁキッチンなんて使ったことほぼないけど。

「料理は3分待ったらできるやつなら作れるし、掃除はできないよ!暮らせたらなんでもいいじゃねぇか」

「私に痛いところ突かれたからって開き直らないの!掃除は休日にでもやるわよ!もちろん一緒にね!冷めないうちにご飯食べるわよ!」

別に不自由なく暮らせてるから掃除しなくてもいいと思うけどなまぁ先のこと考えてもしょうがねぇし冷めないうちに飯食うか。

「いただきま〜す」

「召し上がれ〜そういえば今日学校行ったんでしょ?話聞かせてよ久しぶりの学校どうだったかとか」


学校の話か特に面白い話ないけどいいのか?

「特に面白い話ないけどそれでもいい?」

「全然いいよ!」

それじゃあ話すか。

「ギャルに紗理奈と友達になりた〜いって言われた」

「紗理奈ちゃんって調べてみたら10代に今人気なんだね」

紗理奈ってそんな人気だったのか知らなかった。

「あいつ人気だったのか知らなかった、後は体育のバスケでめっちゃ活躍したぐらい!」

「すごいわね!私なんて運動出来ないから羨ましいわ」

舞香さん運動出来そうな見た目なのに出来ないのか以外だな、それにしてもロールキャベツうまいな。

「ロールキャベツうま」

「そう?ならよかったこれから毎日美味しい料理が食べれるわよ!結婚したら毎日だけどね‥‥」

俺の生活習慣が整うまではこのご飯が食べれるのはいいな、最後なんて言ったか聞き取れなかったけどまぁいっか。


「舞香さん布団とか持ってきた?」

「え?そんなの捨てたわ」

なら俺が床に寝るかで舞香さんにはベッドに寝てもらうか。

「俺床で寝るからベッドで寝ていいよ」

「それは申し訳ないから‥‥一緒に寝てあげてもいいわよ?あなただから特別よ?」

「一緒に寝るのはいいや1人の方が寝やすいし」

「なんで?せっかく誘ったのに!まぁ別に私も1人の方が寝やすいし」

舞香さんが半泣きでフンみたいな感じでそっぽをむいた。やっぱり舞香さんツンデレな気がする

「そんなに一緒に寝たいですか?」

「まぁ〜?あなたが寝たいって言うなら?考えてあげなくもないわよ?」

舞香さん絶対ツンデレだこれからはちょっとだけからかうことにしよう。

「間違いも起きないだろうし一緒に寝ます?」

「アキラくんはどうしても私と寝たいのね仕方ないわねいいわよ」

「どうしても一緒にねたいでーす」

「もう、適当な返事まぁいいけど」

舞香さんが微笑んだ。俺が舞香さんと間違いが起きないって言ったのは俺は付き合ってからじゃないとそうゆうことをしたらダメだと親から言われたからそれ守る自信があるからだった。

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道端で泣いていたお姉さんの話を聞いたらツンデレ彼女が出来た @bsjsjsvahnsjdb

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