第3話お姉さんの家
ファミレス出た俺達はとりあえずお姉さんの家に行くことになった、理由は紗理奈がお姉さんの家に行きたい!と言い出したことがきっかけだった。
「俺は明日学校行くし帰るわ〜」
「わかった〜」
「なんでよ!?アキラくんが来ると思って許可したのに君が来なかったら意味ないでしょ!」
どんだけ来て欲しいんだよ、そこまで言われたら行くか。
「わかった、行きますよ」
お姉さんの家に着いた、お姉さんが住んでいる部屋結構広いな〜
「舞香の家広いね!」
「そうでしょ!実は部屋が一つ余ってるのよ誰か一緒に住んでくれないかな〜前までは彼氏とかが泊まってたんだけどもういないしな〜チラ」
お姉さんが俺の方を見ながら急に部屋が一つ余っていると言い出した。
「そんなに一緒に暮らしたいなら紗理奈と暮らしたら?」
「彼氏と暮らそうって今話し合ってるから無理だよ」
「そうなんだね〜なら君しかいないねアキラくん」
「彰一緒に住めばいいんじゃない?ここより広い部屋に1人で住んでるんだしお姉さんと彰気が合いそうだし舞香の提案はいいと思うよ、舞香もちゃんと彰と住みたいって素直に言わないとね。」
紗理奈はいつのまにかお姉さんのことをしれっと舞香って呼んでるのな。
「私が思うに彰あんまり学校行ってないでしょ?舞香と一緒に暮らしてちゃんとした生活リズムにしたら?」
なんで俺が学校あんまり行ってないこと知ってんだよ、実はあと数回休んだら留年するんだよな〜うーむお姉さんと暮らして生活リズムを整えろか、まぁ紗理奈の言う通りだよな、お試しで暮らしてみるかもし合わなかったらやめたらいいだけだし。
「いいよ、お姉さん一緒に暮らそう」
「やった!これこらよろしくね!アキラくん」
お姉さんが目をキラキラさせながら喜んでるそんなに嬉しいか?
「でも、部屋見た感じお姉さんの私物少なそうだしお姉さん家じゃなくて俺の暮らしてる家の方が広いから俺の家に住むでいい?家賃もかからないしお姉さんからしたらいい提案だと思うんだけど」
「それで、いいわよ!アキラくんと暮らせるなら何でもいい」
「Rheinで引っ越す時連絡してくれ、じゃ俺は帰るわ〜」
もう夜の23時だし早く寝て明日は学校行くか。
「私も帰る〜舞香絶対すぐ引越しの準備するでしょ顔に書いてるよ〜舞香明日は遊ぶのなしね!」
「そんなにすぐに引越しの準備するわけないでしょ!」
「とか言いながら、荷物まとめてるのは何でかな〜?」
あ、ほんとだ荷物まとめて引越しの準備してるな。
「そ、そんなことしてないんだから!」
「いや、してるでしょ」
「アキラくんは黙ってて!」
お姉さんの顔赤いな、きっと恥ずかしかったんだな
「じゃ、また遊ぼうね舞香!」
「んじゃ、また」
「うん!2人共またね!‥‥アキラくんは近いうちにね」
お姉さんが最後に小声でなんか言ってたけど聞こえなかったな。まぁいいか。
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