第弍話 タンジョウビ

作品名 Birthday

2001年 9月11日

ドアもなんにもない真っ白い部屋の中にいた…そして目の前には、20cmぐらいの白い箱があった。ガムテープで箱が閉じられていたので、すぐそばにあった、カッターを使って箱を開けると、中身はまた箱とノートが入っていた。ノートは無地のタイプだった、パラパラめくっていると一部のページだけは、なぜか破られていた。

2個目の箱を開けると、1枚のトランプとまた、箱が入っていた。トランプのがらは、黒いハート普通に考えたら、赤色のはずなのに不思議。

3個目の箱には「オメデトウ」と書かれた紙が貼ってある袋が入っていた。袋を破ると、「タンジョウビ」と書かれた巾着が出てきた、今日は自分の誕生日でもないのに..そう思いながら、袋を開けた瞬間、背筋が凍った。中には大量の虫、それも羽や足など一部欠損している虫だらけ..気持ち悪い、私は巾着を投げた。その時に、中から落ちてくる、虫と目があった、その瞬間目が覚めた。

..なにこれ、誰の日記?それも夢の。なんで、こんなものが、展示されているんだろう。考えれば考えるほど答えが解らない。でもなぜか引き付けてられてしまう、この"絵画"たちに。私は、次の絵に向かっていた作品名は…





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る