デスゲームとは己の願いや目的のために他者を排除し最後の勝利者を目指すゲームである。
裏切り共闘なんでもありの結末で、生き残ったのは、生き残れたのはたった一人どろこか全滅なんてのがお約束。
ところがこの作品は違う。
殺されてはならない。死んではならない。互いに助け合って窮地を乗り越えねばならないと、まさに逆転の発想である。
もし一人でも死ねば人数だけでなく賞金すら減る。
加えてリスクが増える、
誰かを助けられる人数が減る。
つまりは死亡率があがり、生存率がさがる。
自ずと賞金が下がり、最後は誰もいなくなると緊張感を与えてくる。
かといって協調共闘しようと運営はいとも容易く関係を崩しにかかる。
所詮は金でできた薄氷の縁でしかない。
では、如何にして手を取り合い、互いに生かし合ってクリアするのか、あるいは犠牲者は出るのか、今後の展開に期待です。