2-4

二人は、最後にハモるように挨拶をすると部屋を出ていった。


闘「何だ、アイツら?」


然「さぁ?」


然「とにかく、早く出ましょう。直長さんに、また怒られないうちに」


闘「何か、こんな感じのやり取り、前にもあったような気が…」


然「そんな気もしますが…、とにかく、今は早く入口を探しに行きましょう!」


闘「そうだな。行くとするか。確か、右に行くんだったよな…」


こうして二人は、壁づたいに、右へと真っ直ぐ進んだ。


第3章 につづく

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