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然「壁を壊してスミマセン。でも私達は、さっき来たばかりで、この壁を壊したのも今日が始めてです」
MS 「そうか?」
MS は、まだ怪しんでいるようだった。
そこへ、内部からその部屋へ、男が二人入ってきた。
男B「まぁまぁ、そんなに怒らないで、直長!」
男C 「そうですよ、話が廊下まで聞こえてましたが、この二人、ここに来たのは今日が始めてらしいじゃないですか?
許してあげましょうよ、直長!」
闘「直腸?お前直腸なのか?あの肛門の手前にある…ププププ…」
然「闘、そんな、笑っては失礼ですよ」
MS 「大門兄弟!その名前で私を呼ぶな!!私はその名が嫌いなのだ!!」
大門と呼ばれた二人のうち背の低い方(男B)が闘に向かってこう言った。
大門(兄)「その入ってきた穴を出て、壁を背にしたら壁づたいに右へ行け」
もう一人の男(男C)が、それに続けてこう言った。
大門(弟) 「そうすれば、この『直』の入口が見えてくるはず。では、また、のちほど…」
大門(兄弟)「ごきげんよう!」
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