題名「見えない予言をつかまえるはなし」
中村翔
秋ちゃん
題名「見えない予言をつかまえるはなし」
ノストラダムス「2000年問題!」
有名な科学者「それはあり得ません。なぜなら・・・。」
秋が寝息を立ててる隣でテレビをつけてみていた。
ノストラダムス「ぐぉぉ・・・だが預言者は滅びはしない!なぜなら・・・。」
僕「なんだよこの番組・・・なぜならばっかじゃん・・・でも観ちゃう。」
時計の針は9時を指し示している。
本当なら秋を起こしてベッドのある寝室まで連れて行くところだが・・・。
僕(特別サービスしとくかー。)
秋をお姫様抱っこして寝室まで連れて行く(もちろん僕とは別)
秋「ん〜・・・おやすみのちゅーは・・・?」
僕「ちゅっ」
秋「ぱぱだいた〜〜〜〜〜・・・zzz・・・」
秋と僕は親子で二人暮らしをしている。秋の”ママ“はじょうはつしてしまった。
借金もないし不満は・・・少しだけならあっただろうがじょうはつのきっかけとなるものといえるものはなかった。
高明な科学者「ノストラダムスを論破しました!なぜなら・・・番組終了時間だからです!」
アナウンサー「さて来週は米空軍の実戦練習場からお伝えします。なぜなら・・・。」
ピッ!
番組も終わったしとりあえず寝よう。
カチッカチッ。
『不気味な人形いりませんか?』
ぶきみな?
『お願いします・・・買ってもらえないと家に入れないんです・・・。』
ちゃりん。
『あっ、ありがとうございます!使い方の紙をよく読んでくださいね。それでは覚めてください。』
ちゅんちゅん。
また夢オチか・・・。
僕「さて秋を起こしてこよう。」
秋「ん〜・・・。これなに〜?なんかかいてある〜・・・むにゃむにゃ・・・。」
『占い人形』
《背中の紐を引っ張ってね。紙が出てくるよ。》
秋「髪の毛いるのはじぃじだよぉ・・・。」グイ
占い人形「カタカタカタ。。。」
僕「なんだもう起きてたのかエライぞ!もう1人で起きれるなんて。ん?」
占い
僕「こんな気味の悪い人形買ってあげたっけ?まあいいや。朝ご飯食べよう。」
秋「は〜い。」
かちゃかちゃ。
秋「おとうさん。」
僕「呼び名は統一しなさい。」
秋「じゃ、ぱぱ。あの人形誕生日プレゼント?」
違うとは言いづらい。もし違うと言ったらものすごい不気味なことが起きたことになる。
僕「ソウダヨ?オトウサンカラノプレゼントダヨ?」
秋「ぱぱ嘘下手〜。」
僕「もいっぺん引っ張ってみようか?」
秋が引っ張る。グイッ!
カタカタカタ。
占い
秋「あ〜!クレヨン鞄に入れ忘れてたー!」
ラッキー・・・?かな?
─幼稚園ー
「何その人形?不気味っていうか可愛くないわね。」
秋「せんせー!占い人形なんだよ!すごいの。」
「懐かしいわね。私たちの子供の頃に流行ったわよね。」
「ふーん?占ってみてよ。」
秋「いいよ〜。えい!」
占い
「赤い色?あっそういえば赤い服の不審者が幼稚園の周りをうろついて・・・。」
「まあたいへん!つうほうつうほう・・・。」
やったね!
ウーウー!
秋「けいさつ!たいほ!しゅごい!」
「あきちゃん。おねんねしようか?お昼寝の時間だよ?」
秋「うん!(けいさつかっこいい)」
すやすや。。。
『秋のクレヨンここに埋めようぜ!』
男の子たちが騒いでる。
「秋のクレヨンだめー!」
びっしょり汗をかいている。
秋「クレヨン・・・。」
赤い雪がちらつく中秋は外へと飛び出した。
秋「ここじゃない・・・。」
道路へと歩いて行く秋ちゃんは信号が赤なのに気づかなかった!
ファーーーー‼︎
「秋ちゃんの占い人形・・・。使っちゃえ。」
占い
完
題名「見えない予言をつかまえるはなし」 中村翔 @nakamurashou
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