4月12日

午前の新幹線で、新大阪から福岡に向かう。道中はこんぺい糖さんの小説を読んだ。


着いて荷物をホテルに預け、待ち合わせ場所の天神駅へ。そこには、作家友達のそのへんにいるありさんとこんぺい糖さんがいた。その瞬間、自分がWEB小説やSNSを続けてきた中での、一つの悲願が達成されたように感じた。その感動に余韻はなく、そのまま昼食へと向かう。


そのへんにいるありさんがセッティングしてくれたのは、明太子料理のお店「福太郎」だった。じつは私は、明太子が好きでも嫌いでもない。普通、なのだ。しかしこの店の明太子は違った。薬味をかけて食べるのだが、これまでの概念を覆してくれた。今日以降「明太子好きです」と胸を張って言える。それくらいに旨かった。


それから場所を変えてコメダ珈琲へ。三人で、色んな話題でお話をする。こんぺい糖さんは終始物腰柔らかで、イメージのとおりだった。この人はなんでも受け止める力をもった人だと感じた。これから複数のテーマで小説を書いていくらしいので、心から応援している。


そしてそのへんにいるありさんとの出会いは、やはり特別だった。頭の回転がよく、特に議題に対する深掘りが他者と比べて抜きん出ている。話を聞いていて飽きない。また、私の作品を十数作読んでくれていることを知り、私の作品に対する理念を今も覚えていてくれた。相手はそうは思っていないのだろうが、自分の心の中心には、常にこの作家がいる。自分が書くのはこの人のため、と言っても過言ではない。


18時ころまで創作のネタ出しなどをして楽しんだ。あまり遅くなってはいけないので、このあたりでお店を出てお別れをする。振り向きたかったが、振り向くと二人の去る姿を見てしまうのだろうと思い、振り向くのをやめた。


その後博多ラーメンを食べ、ステキアカデミーのzoomに参加して眠った。

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