朝から飛鳥休暇さんとトヨタレンタカーで待ち合わせ。

レンタカーを借りて、二人で東尋坊見学に向かう。片道一時間。田舎道のドライブが続く。東尋坊に到着したが、この段階ではまだ海の全景が見えない。そこで東尋坊タワーに上ると、日本海の雄大な風景が一面に広がった。近くにいた老夫婦に写真撮影を頼むと「また釧路にもいらっしゃい」とおっしゃった。北海道からのご旅行のようだった。

タワーを降り、イカ焼きや刺身料理で賑わう商店街を抜けて東尋坊の岩場へ。柵が設けられていないため、観光客はどこまででも進めるらしい。飛鳥休暇さんと結構先まで行き、「こえー！」と二人で大騒ぎしながら写真を撮った。それから商店街に戻り、イカ刺しが食べられるお店で昼食をとる。我々はお店のおばちゃんに気に入られ、ホタルイカの煮付けやきんつばなどをサービスしてもらった。イカはたいへん柔らかかった。サービスしてもらったお礼に、スヌーピーのマグネットプレートを買った。それからソフトクリームを歩き食べし、車で福井市に戻る。この後合流するはずの野良ガエルさんから連絡がないので、先に二人でカラオケに入った。

飛鳥休暇さんの歌はプロみたいにうまかった。色気のある歌声だった。パーマとよく似合っており、これはモテるだろうと思った。それから野良ガエルさんが合流したが、彼は出勤前につき作業服姿だった。作業服姿で奏でるライムやロックは実にかっこいい。腕の振りが利いている。これまでzoomで野良ガエルさんの顔を見たことがあったが、会ってみて、「この人はかっこいい人だ」と思った。なお、私が歌ったラインナップはこんな感じだったと記憶している。

「ギブス」（椎名林檎）

「stage of ground」（BUMP OF CHICKEN）

「心を開いて」（ZARD）

「Oblivion」（[Alexandros]）

「銀河鉄道の夜」（GOING STEADY）

「メルト」（初音ミク）

「金星」（女王蜂）

「ロストマン」（BUMP OF CHICKEN）

「愛の愛の星」（the brilliant green）

「ある証明」（ACIDMAN）

カラオケが終わった後、福井駅の改札前で解散。二人は笑顔でいつまでも見送ってくれた。その姿が印象的だった。背中でさびしさを感じた。この二人に会えてよかった、と思えたのだ。

サンダーバードで大阪に移動して、驚いた。梅田の道や建物が、自分の知っているものからすっかり変貌している。スマホを頼りにして、新阪急ホテルに向かった。ビュッフェ「オリンピア」の前で、作家友達の青川志帆さんと瞳さんが先に到着していた。青川志帆さんの著書を手に持ち、それを目印として待ち合わせをしていたのだ。そこに櫂牡丹さんが到着し、開始時刻になったので店に入った。

全員まだぎこちない。だけど全員性格の良い方々なので、次第に創作関係の話が進んでいく。料理をとってしばらくしたころに、弓チョコさんが到着した。元気な人で、弓チョコさんが入ることによって話題が展開していく。青川志帆さんもたくさんの話題を提供してくれる。お互いに知り合ってまだ日が浅いためふざけた会話までは届かなかったが、まずお会いしての時間としては最高のものだったと思う。デザートのチョコアイスといちごケーキがおいしかった。チョコアイスはもう一回取りにいってもよかった。

最後にみんなで写真撮影をし、弓チョコさんに誘われて二人だけで二次会に向かう。新大阪はまるで迷路だった。ようやく適当なお店を見つけ、ヨーグルトパインのカクテルを飲みながら創作について語り合う。弓チョコさんの理念に少し触れることができたように思う。

しかしこの日、全員が予定を合わせてくれたことに、感謝が絶えない。