第3話
悲鳴が聞こえた方に言ったら、男たちが女の子を襲っていた。
「はっ⁉ アレは、大変だ! ロリ巨乳美少女が男におそわれている!」
儚げな、茶髪ロリ巨乳。
そんな美少女が、今にもあんなことやそんなことをされそうになってる。
その状況を見て、俺は無性に怒りが込み上げてきた。
ちくしょう! 転生前は俺は童貞だったのに……悪党が、今から女の子とイチャコラするなんて……なんて……ゆるせねえよな⁉
ってなわけで、ぶっ飛ばす。
「てりゃああ!」
そして、俺は女の子を助けるために……男の一人を蹴り飛ばし、現在、女の子の前で仁王立ちしてるわけだ……全裸で。
さて……こっからどうするか。
勢い任せて飛び出した俺は、少し冷や汗を流していた。
一応、俺は女神からチート能力を貰っている……だが、この能力がどこまで通用するかはまだ未知数だ。
……これ、やらかしたかもな。
まあ、やってしまったものは仕方ない……頑張って、ここで俺の異世界ライフが終わらないようにするしかないか。
俺が一人心の中で頷いていると、呆気にとられ固まっていた男たちが動き出した。
「ふ……ふははは! まさか、獲物が自分からやってくるとはな!」
そう言ってリーダーらしき男は高笑いし……
「お前ら! こいつも捕まえるぞ!」
「へい!」
そう仲間に命令した。
仁王立ちで突っ立っていた俺は一瞬で、茶色い髪のロリ巨乳少女と共に周りを囲まれる。
「まあ、冷静に考えるとそうなるわな。なんでか分からんけど、全裸の女の子が、突然目の前に現れたわけだし……そりゃ、鴨だと思うわな」
「何をぶつぶつ言ってんだ?」
「ん? まあ……ちょっと冷静になっただけだよ」
そう言って、俺は……男の一人をぶっ飛ばした。
「グほっ⁉」
突然、俺がぶん殴ったことで対応できなかった男は吹き飛んでいく。
ふむ、思った以上にぶっ飛んでいったな。
そう思い、グーパーグーパーした俺は、ニヤリと笑う。
「なっ⁉ おま、汚いぞ!」
「はっ! 汚くも何でもねえだろ、大体、今の俺とお前らは敵同士。なら油断してたおめえらが悪い」
そう言うと、俺はもう一人の男をぶっ飛ばす。
男は、俺の攻撃に対応し、手に持った斧で防御したが、俺の拳はまるで木の枝を折るかのようにへし折り、男をぶっ飛ばす。
「やっぱ……俺、強いかも?」
「一瞬で二人!? くそ! お前ら! いくぞ!」
「ふ、かかってきやがれ!」
全員倒してやるよ、拳骨で。
……数分後。
「つよ……すぎるだろ」
そう言って、リーダーの男は白目をむいて倒れた。
「ふ、口ほどにもないな」
そう言って俺はパンパンと手を叩く。
それにしても……最初ビビってたのは本当に杞憂だったな。
本当に最強じゃねえか、俺の力。
「全裸で最強って……やっぱすごいチート何だろうな。あ、そうだ」
そう言って俺は振り向き、ロリ巨乳の方を見た。
「おい、お前大丈夫だったか?」
「え、あ……はい、えっと……助けてくれてありがとうございますなのです」
そう言って頭を下げると、おっぱいがブルンブルンと揺れた。
揺れた。そう、揺れたんだ。
そりゃもう、ブルンブルンと……絶景ですな。
「……はっ、あ、いや全然。当然のことをしただけだよ」
そう、当然の……俺の目が惹きつけられるのも当然の事だろう。
「あ、あの……恥ずかしいのです」
そう言ってロリ巨乳はそのたわわな物を恥ずかしそうに手で隠したのだった。
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