さんわめっ!まんじゅうかり!!(3)

「うわ!まんじゅうこわっ!」

「こんかいはあたまをつかわずただちかくにいる人とペアになるだけのゲームなのであまりたのしめないですね。」


 はあ~と深い溜息を吐く彩人あやと、とても退屈そうだ。


「まあまあ~まだはじまったばかりですし~」

「う~む、すこし手をくわえませんか?」

「てを~ですか?」


 彩人の提案はこうだ。


 まんじゅう狩りと先ほど行ったどっちどっちゲームを合体させるというものだった。


 簡単に言えば動物の名前を告げた後その動物に関しての〇×クイズを付け加える。例えば先ほどの問題、パンダを題材とすれば問題としてパンダのことについての〇×をだす。そして正解だと思っている〇×を選びそれと同じ回答の人たちとペアにといった感じだ。


 そしてさらに秒数を設ける。その秒数を決める方法は言った動物の名前の文字数の二倍の数また例を挙げるとパンダならペアを組むまでの秒数は六秒といった具合だ。


 問題の解答を考えつつ短い秒数でペアを組まなければいけないためいっきに難易度が上がる。


「おれはいいとおもうよ~さらにたのしくなりそう!!」

「とてもいいとおもう。」

「む、むずかしいかもだがおれもいいとおもうゾ!!」

「みなさんは~どうでしょうか~?」

『さんせ~い』

「ではそのあたらしいルールもついかしてゲームをすすめましょう!」

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