4-2

店長は、テレパシー?で俺に話しかけてきた。


赤い丸「先月、いらしたお客様ですね。ちょうどいい時期にいらっしゃいました。」


俺「何か催し物でも開かれるのかね?」


俺は、疑問に思っていた事を店長に尋ねた。


赤い丸「その通りです。年に一度開かれるコーヒーフェスティバルが、明日、開かれるのです。そして、その中のメインイベントである、コーヒーコンテストにこの村を代表してうちの店が、隣村を代表して『青の立方体(あおのキューブ)』が店長をしている店が、出場することになっているのです」


店長は、俺に向かって、一息にそう言った。


さらに店長は続けて、こう言った。


赤い丸「そこで、あなたにお願いがあるのですが…。


このコンテストの審査員になっていただけないでしょうか?


この村も、隣村も、ほぼ顔見知りなので、公正に判断して頂ける第三者に、審査員をやってもらいたいのです。」


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