放課後
「ゴールデンウィーク中にしっかり修学旅行の準備しとけよ!竹内先生も言ってたが連休だからって羽目外しすぎるなよ〜俺は竹内先生にさっきの件で呼ばれてるからお前らは早く帰れよ」
今、帰りのSHRが終わった、放課後は小宮山さんと色々話があるから一緒に帰れるか誘ってみるか
「小宮山さん、一緒に帰らない?」
「はい!もちろんです!ですが、話したい事が増えましたので私の家でお話ししませんか?」
「親とかは大丈夫なのか?急に来たら迷惑じゃないか?」
「両親は今海外に居るのでその辺の心配は無用です。家は自由にしていいと言われて居るので全然来てもらって構いませんよ」
「なら、お邪魔しようかな俺も話したい事あるし」
「そうとなったら早く行きましょう!」
小宮山さんの家は金持ちしか住めなさそうなタワーマンションだった。小宮山さんの家って金持ちなのか?タワーマンションに住んでることにも驚いたけど、小宮山さんの住んでいる部屋が30階だったことに驚いた。
「どうぞ!」
「お邪魔します」
「こちらの、ソファーに座ってお話ししましょうか」
ソファーに座ってと言われたのでソファーに座って待つこと10分
「お待たせしました。紅茶飲めますか?確認したらよかったですね、森さんが部屋にいるのが嬉しくて気遣いができていなくてごめんなさい」
「全然謝らなくていいよ、紅茶は好きな方だからありがとう。まず、告白の返事だけど俺はまだ小宮山さんと出会って一日ぐらいしか立ってないけど初めて会った気がしないんだ、でも好きかって言われたらまだわからないからちゃんと俺が小宮山さんのことを好きと思えたら俺から告白しようと思う、根拠はないけどなんだかすぐ好きになれる気がするんだよな」
「告白の返事をして頂きありがとうございます、森さんが私に惚れるようにがんばります!!」
「うん、ほどほどにね(笑)後一つ話したいことあるんだけどいい?」
「はい。どうぞ」
「修学旅行の自由行動の時一緒に観光しない?」
「本当ですか!私から誘おうと思っていたのにまさか森さんから誘ってくれるなんて!嬉しいです!」
「喜んでもらえてよかったよ」
誘っただけでこんなに笑顔で喜んでくれるなんて誘った俺まで嬉しくなるな
「私からもお話ししていいですか?」
「いいよ」
「実は、私が転校する時にお父さんに二ノ宮高校に行くと約束してしまったんです。私は余裕ですが、森さんは今の学力じゃ、行けないので私が勉強を教えたいのですがどうですか?」
俺は別に行けるところに行こうと思ってたんだけど小宮山さんとの高校生活も楽しそうだな。それより何で俺の学力知ってるんだ?まぁ細かい事はいいか。
「塾に行こうと思ってたところだったし、小宮山さんの邪魔にならない程度にお願いします」
小宮山さんが俺に近づきながら‥‥ 「これからは森さんの専属家庭教師ですよ♡」
急にそんなこと言われたら、ドキッとしてしまった。
「そしてもう一つ、ゴールデンウィーク中は私と一緒に暮らしませんか?」
びっくりした、急に一緒に暮らそうなんて提案されるとは思わなかった。
「理由とかは、あるのか?」
「理由は、私が早く森さんと恋人になって色んな思い出をいっぱい作りたいと言うただの私のわがままです。なので連休中は私の家で森さんさえ良ければ一緒に暮らしませんか?」
小宮山さんと一緒に暮らすか、それは楽しそうだなとは思う、でもこんなに魅力的な小宮山さんと9日間も2人きりなんて、俺耐えれるかな。
「魅力的な提案だけど、小宮山さんと9日間も2人きりでいたら、色々大変なことになりそうだから今回はやめておくよ」
「私と2人きりではないですよ、私には10歳下の妹がいるので3人暮らしになりますね。説明不足で申し訳ないです」
小宮山さんに妹が居たなんて知らなかった。まぁ小宮山さんと2人きりじゃなかったら間違いは起こらないだろうしゴールデンウィーク中だけはお世話になろうかな。
「妹さんは、俺と暮らすのはオーケーしてるのか?」
「はい、妹は楽しみにしていますよ。」
「そうなんだ、なら9日間お世話になります」
「はい!こちらこそ!こちらでお話したい事はもうありませんが、森さんは何かありますか?」
「俺もないよ、今から服とか日用品だけ取りに行ってくるよ」
「なら、妹を一緒迎えに行きませんか?その帰りに取りに行けばよろしいかと」
小宮山さんの妹には会ってみたいし、行くか
「うん、わかった行こう」
「では参りましょうか!」
「うん」
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[道端で泣いていたお姉さんの話を聞いたらツンデレな彼女が出来たこちらも読んで頂けたら嬉しいです!]
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