休み時間
[小宮山まりや視点]
海斗くんが保健室に行ってから帰ってきませんね、もうすぐ休み時間です。はぁ海斗くんが居ない教室に居る意味なんてないのになぁ、と考えていたらチャイムが鳴りましたね。
「ねぇねぇ、小宮山さんって、森とどんな関係なの?」
この人誰でしたっけ?あ、え〜と確か中西さんでしたね、海斗くんと、どんな関係って聞いてきましたね、将来結婚をする関係と言いたいところですが、そんなこと言ってしまったら海斗くんに迷惑を掛けてしまいますよね。なのでここは友達と言っておきますか。
「友達です。」
「へ〜森の噂知ってんの?ほぼ毎日深夜に出歩いて悪い人と遊んでるってそれで毎日遅刻してるって噂だよww」
「そうなんですね、その様な噂があるんですね。ですが私には森さんはいい人に見えるのでその様な噂は関係ありません、万が一その様な噂が本当だったとしたら私が止めます」
「小宮山さんって、森のこと好きなの?なんであんなやつのこと‥‥」
「好きですよ、大好きです♡今すぐにでも海斗くんの子種が欲しいくらいです。」
海斗くんのことを聞かれたのが嬉しくて、変なことを言ってしまいました反省ですね。
「あんな奴のどこがいいのかわからないけどやめといた方がいいと思うよ」
「私が誰を好きで居ようと勝手なのでそんな心配は無用です」
なんなんですかねこの女私が誰を好きで居ようと誰を愛して居ようとこの女にはどうでもいいはずなのにもしかしてこの女も海斗くんのことが好き?なんですかね、もしそうだとしたら早く海斗くんには私しか居ないっと思っていただかなければ!
「え〜小宮山さんあいつのこと好きなのかよ俺狙ってたのに」
「まぁあの森だしまだワンチャンあるだろ(笑)」
「そーだよな、ハハハ」
小杉さんとその友達が海斗くんのことバカにしてますね、まぁいいです私だけの海斗くんなってくれるならなんでもいいんです!海斗くんの彼女になったら海斗くんを全力で守って見せます!
キーンコーンカーンコーン
「席に座って下さい」
英語の大谷先生が来ました、チャイムが鳴ったのに海斗くんが教室に帰ってこない、とても心配です。
あと10分は待ちますか、それでも帰って来なかったら、ふふ‥‥私も保健室に行きますね海斗くん♡私以外の女と居たら私どうなるかわからないよ?でも海斗くんはそんなことしないよね?大丈夫だよね?
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