コラム① 積読本溜まってる?

 皆さん、どうもです。元気してますか?

 十回行ったので、ここいらでいっちょコラムでも挟みますか、ということで、ここでは積読本についてのトピックを扱っていきます。


 突然ですが皆さん、他の言語に訳すことができない言葉って知ってますか?

 わびさび、とか、木漏れ日、とか、そういうものです。

 実は「積読」って言葉、他の言語にピタッと対応する単語ってないらしいんですよね。


 よくよく考えてみると、買ったままにしておいて、そのまま本棚の中で読まれずに寂しそうに体育座りしている本に対して「積読本」って名付けるなんて、日本人ってちょっと乙ですよね(なんだこのテンション)。


 まあ、余談はここまでにしまして、ここでは僕の積読本を10冊程度、紹介したいと思います。いやこれ早く読んだ方がいいよ! っていうおすすめの本が紹介した中にありましたら、コメントで教えてくだせえ!


 1冊目

 綾辻行人著「十角館の殺人」

 これが一番早く読めや、って言われそうなんですけど、僕もこれ早く読みたいんですよ。でもこれ本格ミステリーだしとんでもな仕掛けがあるとか、この本まだ読んでない人、この衝撃を味わえるチャンスがあるの羨ましいとか聞くから、めっちゃ夏休みまで温めてる本です。夏休みに一日中浸って読んでみたいなと思ってます。


 2冊目

 村上春樹著「ノルウェイの森 上下」

 これ、完全に背伸びして買っちゃったよね。ちょっと前に「マチネの終わりに」を読んで、あ、ちょっと海外チックな話好きかも、って思ったり、村上春樹ちょっと読んでみたいって思ったりしたので買いました。


 3冊目

 伊坂幸太郎著「オーデュボンの祈り」

 あの、伊坂幸太郎さんの本読むと絶対一気読みしちゃうんですけど、あの引力って何処からくるんですかね? 「フーガとユーガ」とかめっちゃ好きなんですよ。個人的に、この最初の一文が面白くて気になってます。孤島の話でミステリーって感じなのかな?


 4冊目

 湊かなえ著「高校入試」

 これ、まさに高校受験の時期に買いました笑。でも話的にミステリーだし、受験終わって読むのが一番かな? と思ってそのままにして、積んだままになってます。登場人物めっちゃ多いから、夏休みに一気に読むのがいいかな。個人的に高校入試自体へのオタクで、模試とか受けるのにハマってたから、その時代を思い出せそうな気がします。


 5冊目

 三浦しおん著「舟を編む」

 中学生の時、図書室の先生にこれおすすめって言われたんですけど、結構黒い感じの書影だったからちょっと敬遠してたんです。しかし、クラスの国語の授業でビブリオバトルがあって、そこで友達が恋とは何かっていう文章を引用して読んでて、それがめちゃくちゃ面白くて、国語の時間でこのドラマも見たんですよ。え、こんなポップな感じなんだ! と思ってびっくりして、取り敢えず購入まで辿り着けました笑。国語辞典を作る話で、言葉を大事にしてる作品だと思います。


 6冊目

 相沢沙呼著「Invert Ⅱ 覗き窓の死角」

 来ましたmediumのシリーズ! 前作までは読んでいて、すっごい読んでて面白いので、このシリーズおすすめです。とにかくmediumは読んでみてほしい! この作品の帯に上塚翡翠、涙って書いてあって、翡翠ちゃんっていうキャラにも強く焦点を当てた作品なのかな〜って思ってます。


 7冊目

 米澤穂信著「氷菓」

 なんかミステリー多くね? アニメ化もされてる古典部の青春ミステリーらしい。この作品というより、米澤穂信さんという著者も気になっていて、取り敢えずこれだろって思って買いました。このタイトルにどんな意味があるのか、私、気になります!


 8冊目

 辻村深月著「凍りのくじら」

 この著者の「かがみの孤城」が映画化されたじゃないですか。映画館に行く際に書店で、せっかくだからと思って買いました。辻村さんの作品、分厚いの多いですよね……。「傲慢と善良」とか見てその分厚さにぎょえ〜! ってなります。思春期の女の子の話らしくて、各話のタイトルがドラえもんの道具なんですよ。とても気になります。


 9冊目

 山本文緒著「恋愛中毒」

 なんかガッツリ恋愛小説読みたいし、山本文緒さんという著者が気になって買いました。タイトルからして内容が気になりますよね。山本文緒さん、亡くなられているらしくて、帯に「ありがとう、山本文緒さん」と書かれています。一人の人物に浸かれる作品なんじゃないかな〜と想像してます。


 10冊目

 早見和真著「イノセントデイズ」

 死刑宣告を受けた女性のミステリーの話らしくて、紹介とかに読んだ後3日間寝込みましたとか書いてあるのを見たんですよ。なんか、ずっと積読してる理由わかるよね笑。これは夏休みに元気な時に読むのがいいかなと思ってます。


 


 はー、書いた書いた。いや、これ以上に積読あるんですよ。もう、紹介しきれん。こう見ると余裕のある時に読みたいなって作品が多いですね。疲れてる時って優しい感じの話を読みたくなるから、ガッツリミステリーとかだと後回しにしがちなんですよね。一番気になってるのは「十角館の殺人」と「イノセントデイズ」かな。


 それでは次回もお楽しみに! めっちゃ真面目な読書備忘録でした!


 次回の備忘録「住野よる著 麦本三歩の好きなもの」

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る