第3話

 演奏者オーディションも開催した。

 こちらはミーハーな人間はあまりいなくて、実力派が集まった。

 最終的に5人までに絞った。

 5人には、僕の演奏に合わせてセッションしてもらった。

「キミに決めた」

 そうして、1人を選んだ。キミに。

 こうして僕はソイツとはまた違う、スリーピースバンドを始めるのだった。

 

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