湊、信じて…

湊とえりが付き合うようになって、1ヶ月ほど。

湊とえりは、湊の部屋にいた。

湊がお茶を入れてくれて、2人でソファで飲んでいる。

「美味しいね」

「そ?」

「うん。料理だけじゃなくて、お茶の入れ方も上手いんだ」

「そう。茶葉にね、こだわってるの」

「へぇ。…人にお茶入れてもらうって幸せだね」

「…だろうね」

「…今度、入れるね」

「入れなくていいから、キスして…」

「…ん…」


「えり、昔よりキレイになったよね…」

キスをして、顔が離れた時、えりの顔をじっと見て言った。

「湊みたいにもてないけど…」

「俺と比較したら、可哀想だよ」

湊はニヤッと笑って、えりはムッとした顔をした。

「…でも…本当に好きな人には好きになってもらえなかったけど…」

「…私?」

「うん…」

今度は、湊がムッとした。

「好きだよ。すごく。大好き」

えりは湊の目を見て言った。

「…本当…?」

「もう…、どうやったら信じてくれるの?」

「えりから、してくれたら…」

「…」


えりは、湊に何回も優しくキスをした。

湊もそれに応える。

「えり、服脱がして…」

「湊の?」

「うん…」

えりは、湊のTシャツを脱がして、首筋にキスをした。

「湊、好き…」

「…うーん」

「もうっ…」


えりは首に手をまわしてキスをした。

湊は、えりの服を脱がして、体をギュッと抱きしめる。

お互いの肌が気持ちよくて、深いキスして、体を触りあった。


「…ん…」

「…ここ、気持ちいい…?」

珍しくえりが攻める。

「ん…、そこ…、やばい…。や…めて…」

「どうして?」

「そんなにしたら…イキそう…」

えりは、無視をして続ける。

「信じてくれるまで、やめない…」

「だめだって…。離して…」


(やばい、良すぎる…)

「…ね、上に乗ってよ」

湊は調子にのって言ってみた。

えりは、言われたとおり、上に乗る。

「自分で入れて…」

「うん…」

えりはゆっくり腰を下ろす。

「あっ…」

「ん…」

二人とも声が出てしまう。

その声に反応して、えりは上下に動く。

「あっ…。えり…。もっと奥がいい…」

「…こう…?」

「違う…。こう…」

湊はしたから、突き上げた。

「あぁっ!」

湊はどんどんついてくる。

「あ…、湊…。湊…」

名前を呼ばれるたび、興奮して止まらなくなる。

「えり…。好き」

「私も…。好き…」

2人は、激しくキスをしてもとめあった。

ソファがギシギシ音をたてる。

音が速くなる。

「あ…湊…!」

「ん…!」



「えりに名前呼ばれるとやばい」

二人は息切れしながら、優しく抱きしめあった。

「湊」

「…違う…」

「湊…」

「うーん」

湊は、えりの胸を手と舌で丁寧にいじり出した。

「ん…」

「名前呼んで…」

「…湊…」

「もっと…」

「湊…。湊…。気持ち…いい…」

「もっと気持ちよくしてあげる…」

「うん…」


「…もうすごい濡れてる…」

「いや…」

「やばい、すぐ入れたい」

「ん…」

「えり、立って…」

えりは、フラフラ立ち上がった。

湊は後ろに回る。

「このまま、ソファに手ついて」

その態勢になったとたん、後ろから乱暴についた。

「あぁ…!!」

「えりっ…!えり…」

「湊…」

部屋中、音がひびく。


2人は疲れて、ベットでウトウト寝てしまった。

湊のほうが、早く目が冷めた。

自分の腕の中にえりがいることに、まだ信じられない気持ちでいる。

湊は、えりの頭を優しく撫でた。

 「ん…」

「あ、ごめん。起こしちゃった」

「ん、もっと撫でて」

えりは、湊の胸に顔を寄せた。

湊は、また優しくなでる。


「えりって、甘えん坊だね…」

「…そう、みたい…」

湊にぎゅっと抱きつく。

「こんなん、何年もやられてたパブロ君が羨ましすぎる…」

パブロは1年前に別れたえりの元カレだ。

「そのパブロの事、気にする割には、話題にだすよね…」

「えりを語るには、外せないから…」

「あははっ。語る?」

「なんだよ」

「こんなに、甘えるの、湊にだけ」

「嘘だ」

「嘘じゃないよ。自分でもこんなになって、びっくりしてる…」

「…本当?」

「うん」

えりは、湊を抱きしめていた手に力を入れる。

湊も抱きしめ返した。

「湊が好き」 

「どれくらい?」

「んー、わからないくらい好き」

「…ん?」

えりが、湊の顔を見ると困った顔をしていた。

「…もっと困ればいい」

「…何でだよ…」

「たまには、私のこと信じてほしい」

「…たまにね」

「もうっ…。…どうしよ…」

えりはため息をついた。

「…簡単に信じられはしないけど…。毎日、幸せ」

「…」

「幸せすぎる…」

湊は、えりの頭を抱えるように抱きしめた。

えりは泣いていた。

「えり?」

「湊の事、幸せにできてるの?」 

「…すごく」

「…嬉しい…」

「…なんで…?」 

「いつまでも、ずっと信じてくれないから…」

えりは、ずっと泣いていた。


「もう、帰らなきゃ…」

えりは、涙をふいて、起きあがる。

「服…」

「あっ、あぁ…」

湊も、一緒にさがす。

「あった、はい」

「ありがとう」


「じゃ、行こ…」

「うん…」

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