第16話 耳の穴に・・・

 今は高校生の、甥っ子が幼稚園児だった頃、耳の穴に黒いものがあり、穴をふさいでいるのを、その子の母である私の妹が見つけた。

 「ほくろ?何かできもの?」といぶかり、皮膚科を受診すると、先生はしばし、拡大鏡で診た後、「ダニだと思う」と言われた。

 耳に薬をたらされ、「少しじっとして」と言われ、取り除いてくれた。

 場所があまりにも珍しいので、写真をとられた。もしかして、学会に発表される事案!?・・・かどうかは、その後その話には触れていないのでわからない、と妹は言っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る