幕間のお話
1章のキャラ・設定メモ(1章の内容のネタバレが含まれます)
●世界観
この世界には、月が二つある。
大陸の名はヴァリアスタ。
人類は一度滅びて再興した。
カントループがつくった旧人類そっくりの亜人種と、自然に進化した新人類とが交配して一つの人類になっているが、暗黒郷の王族は旧人類に近く、亜人種に分類される。
亜人種がいる(エルフ、ドワーフ、オーク、トロル、ゴブリン、ホビット、獣人、蜥蜴人、鳥人、暗黒郷の王族)
普通の動植物以外に、ドラゴンやフェニックスといった魔法生物や魔法植物あり。
北には富める大国ク・シャール
中央には青国と空国がある。二国の大地は呪われていて、人間たちは初代呪術王カントループ・二代目呪術王オルーサにより創られ支配されていた。通称『暗黒郷』。不老症という体質があり、発症すると一定の年齢から老いなくなる。
南には、他の国とは異なる独自性を持つ国がある。
・魔法
人々は、素養があれば魔法が使える。
火を生み出したり、水を操ったり、汚れを清めて清潔にしたりと、人々はさまざまな魔法を生活に役立てている。暗黒郷の王族は治癒魔法を得意としている。
・魔法鉱石
加工することで魔法アイテムや魔法装備品を作ることができる。
●国家名・国旗
『暗黒郷』
・サン・エリュタニア
王都は『名前のない都』
深青を基調として中央に白い星が描かれた国旗
・サン・ノルディーニュ
王都は『サンドボックス』
雪白の地に青い鳥が描かれた国旗
……オルーサに管理された二国。
オルーサは王族に「正義の執行」を許している。
※「正義の執行」……法も第三者の同意も妥当性も必要としない断罪。王族が下の身分に対して悪といえば悪になる。
・ク・シャール紅国(大陸の北側)
赤い地に金色の王冠と王笏が描かれていて、王冠の上には銀色の星が輝く国旗
王都は『ミスティカ』、王城の名は、紅城クリムゾンフォート。
大陸の外とも国交がある。
●預言
『呪術王の
……二代目呪術王オルーサの英雄への
●小ネタ
「よしよし、しめしめ」
オルーサと英雄が長く付き合ううちにお約束のように交わすようになった合言葉
『私はあなたに
フィロシュネーがサイラスに贈った本。ヒロインを冷遇したヒーローがヒロインに振られて死ぬほど後悔する内容。
少しずつ読んでいるらしい。
●キャラクター(☆、★は同一人物)
<青国陣営>
・オルーサ
呪術師。人間を絶滅させないようにしながら悪さしていた。ファザコン
・青王クラストス・ルエ・エリュタニア
フィロシュネーの父。
・王太子アーサー・ルエ・エリュタニア
フィロシュネーの兄。ツンデレシスコン疑惑あり。オルーサ曰く「無能に育てようとしたのに」
・預言者ダーウッド・ニュエ・エリュタニア
不老症・王族血統の預言者。
・シューエン・アインベルグ(☆)
12歳。侯爵家七男、王太子アーサーの騎士。フィロシュネーの婚約者候補。自分の可愛さの利用方法をわかっているショタ。
・フィロシュネー・ニュエ・エリュタニア
14歳。青国の第一王女、神鳥の聖女。オルーサ曰く「賢くなくていいから可愛くなりなさい、と大切に育てた」
・サイラス(★)
28歳。農村出身の傭兵。青王クラストスに寵愛され『黒の英雄』と呼ばれる。血統・出自コンプレックス+病弱な妹コン(シスコン)がある。ロリコンは否定している。
・黒馬ゴールドシッター
『黒の英雄』の愛馬。雄。やんちゃで可愛い。
<黒旗派>
・シューエン(☆)
シューエンは黒旗派にも籍を置いている。
・ダイロス
都市グランパークス出身の黒旗派、野良じいさん。シューエンと爺孫ごっこしている。
※ 氷雪騎士団
「お兄様は、黒旗派の一部をシューエンにまとめさせて氷雪騎士団という騎士団をつくりました。わたくしの騎士団です。紅国に行くときには、ついてくるの」
<空国陣営>
・アルブレヒト・ルエ・ノルディーニュ
19歳。空王。ブラコン。ミランダが好きだった。
・預言者ネネイ・ニュエ・ノルディーニュ
不老症・王族血統の預言者。気弱。行方不明。
・ハルシオン・ルエ・ノルディーニュ(カントループ商会長)
19歳。空王の兄。ブラコン。呪術王カントループの転生体。フィロシュネーの婚約者候補。青年の心と呪術王の心が同居していて精神不安定。夢と現実の区別が危うい。人間になりたい。
・ミランダ・アンドラーデ(カントループ商会長の補佐役)
20代半ば。ハルシオンに心酔する女騎士。信者でありお姉さんでありママである。
・ルーンフォーク・ブラックタロン
ハルシオンに仕える騎士。
<紅国陣営>
・女王アリアンナ・ローズ・ク・シャール
25歳。同性愛者。女王即位により、女性の社会的地位向上と、能力を重視する風潮に変わりつつある。
・女王の騎士サイラス・ノイエスタル(★)
ご褒美をもらったサイラス。フィロシュネーの婚約者候補。
・従士ギネス・シルバーレイク
ノイエスタルの従士。
●紅国の騎士団
ギネスの説明より
「紅国のノーブルクレスト騎士団は、第一師団から第三師団までございます。我々は、国境や都市の防衛、暴動鎮圧、女王陛下の護衛などの役割を担当しています。各団は、それぞれ団長と副団長をはじめとする上級騎士たちによって統括されています。上級騎士としての地位を得るためには、戦闘能力や指揮能力などに加え、女王からの信頼を得る必要があります」
●紅国の身分制
「女王の騎士は正式な爵位を持ちませんが、女王からの命令を直接受け取る特別な騎士。貴族階級の中で特別な地位にあります」
王室は、王や女王、その家族などが所属する階級。王族は最高の権力を持っている。
貴族は、地位や財産を持つ人々。王室に続く高位の身分で、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵と階級がある。
教会は、教皇や司教、修道士、修道女などが所属する階級。彼らは精神的な権力を持ち、社会において重要な役割を果たしている。
裕福な商人階級も、王室や貴族階級と同等の社会的地位を持つことがある。
一般民衆は貴族階級以外の人々で、農民や手工業者、商人などが含まれる。彼らは貴族階級に比べて社会的地位が低く、権力や特権を持っていない。
●サイラスのおすすめドリンク
・ドワーフの炭坑茶
「他国にいる亜人種(ドワーフ)のお茶です」
穀類めいた匂い。しつこくない甘さがあって、さらっとしている。
・ベリーソーダ
「ベリーソーダは、新鮮なベリーを絞って作ったジュースに炭酸水を加えた南方の飲み物です。鮮やかな色とフルーティーな味わいが特徴」
・アップルシードル
「アップルシードルはリンゴジュースにシナモンやスパイスを加えて作る、北方で広く飲まれていたリンゴの発酵ドリンクです」
●ハルシオンのスイーツ
・トランクを模した紙箱入りチョコ
淡い青緑の厚紙に繊細な
●一章のお風呂回
レクシオ山の
お湯はエメラルドグリーン
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