第28話 真実への応援コメント
完結およびデスゲームコン中間突破おめでとうございます!
後半一気で読ませていただきました。手が止まりませんでした。本当に面白かったし、考えさせられました。そしてホラー作品である通り、最後には絶望と、寒気を覚えました。ぜひぜひ今作の受賞を祈らせてください。
それにしても、自ら死ぬということをこんなに考えさせられる小説は初めてでした。
わたくし事ながら、仕事でASL(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんと接する機会が何度かあり、作中の小島さんのように家族に介護をさせるのが申し訳ない。みじめな姿をさらす前に死にたいと言っておられる(書いておられる)方もいました。
何が何でも生きねばならない。安楽死は認められない。という意見には常々疑問を持って仕事をしています。生きる尊厳があるならば、死ぬ尊厳もあるべきだと思っています。
値段の過多で揺れる場面もあったでしょうが、作中の登場人物たちはみな生きるための心の力を失った人たちで、結局のところ何円でもやはり死を欲していたのかなと思いました。そしてその中で最も純粋に死を望んでいた持田が生き残ってしまう悲劇。どこかで幸せにと祈っていた妹が迎えた最後に深い絶望と恐怖を感じました。
エンゼルプレゼンテーション、傑作だと思います!
受賞を心からお祈りしています!(二回目)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また、温かいお言葉本当に嬉しいです。
実はバテさんが読み始めた時、かなり緊張しました。
理由としては、以前医療関係の仕事をしていると聞いており、この話をどう思われるだろうかと思ったのです。
だから、こうしてコメントを頂けて、胸を撫で下ろしています。
また、ASLの方の話を聞き、私の祖父と同じ気持ちの方もいたのだなと思いました。
私の二人の祖父は、中身も性格も真反対でしたが二人共「早く死にたい」とずっとぼやいており、それを両親共にずっと引きずっています。
死ぬ尊厳がないということは、本人だけではなく、残される私達も苦しみ与え続けなければならないのです。
それに対して、今回の話を通して、問い掛けられたなら私としては感無量です。
また、最後の持田と『妹』、そして、天使たちに絶望と恐怖を感じてもらえたなら、作者としては嬉しいです。
改めて、この度は読んでいただきありがとうございます!
良い結果が報告できるよう、私も全身で祈祷します!
第28話 真実への応援コメント
一気に読了しました!通知欄をお騒がせしたかもしれません。
エンゼルプレゼンテーションというタイトルに惹かれました。内容もまさしく「プレゼン」で、一人称だけど他の参加者の内情がよくわかるというとても上手い仕掛けだったと思います。
最初から最後まで死を望んでいた持田くんが死ねなかった、というのは何とも残酷ですね。皮肉がきいていてとても良かったと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
一気読み、♡、☆も、本当に嬉しいです。
今回、デスゲームを書くにあたって、一人称でどこまで全部把握できるものを書けるかというのにも挑戦したので、そこを褒めていただけて本当に嬉しいです。
「プレゼン」もそれに合わせて選ばせていただきました。
また、持田についても、この皮肉を書くために作り上げたキャラクターなので、そう言ってもらえて嬉しいです。
改めて、この度は読んでいただきありがとうございました。
第28話 真実への応援コメント
お疲れ様でした。完結おめでとうございます!
小島やまみが妹だった場合、持田にとって最悪な展開だな……と思っていました。ある意味あたりでしたが、まさかこういう展開だったとは。読み終えたあと、嘘だろ……と。
持田、つらい。つらすぎる。一体、このあと持田はどう生きていくのだろう。そう思い、泣きました。
とても、とても面白かったです。書いてくれて、ありがとうございます。この物語に出会えて良かったです。
私のなかの構想では、他sideの番外編を含めた上下巻。あるいは分厚い文芸書になって発売。その後、映画化。映画がヒットし、ドラマ化です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何とか書ききりました!
いやあ、最期覆すって決めてたので、きっちり返せて良かったです。
最後の最後、持田の鬱屈したものをすべて書ききることが出来て、私も良かったです!
そして、楽しんでもらえて安心しました!
まさかの!構想!
ちょっと笑いました。いやあ、夢ありますね……
でも、たしかに撮影はしやすい話なので。
第28話 真実への応援コメント
完結、お疲れさまでした。
ずっと視点は持田だったのに、出演者の内情、心情、さらにその裏側まで。
持田を通して知る、一般的な感想と、天使が感じる、異質の感想。
それぞれ『死』に対して思う感情を余すことなく表現されていて、凄いと思いました。
個人的に堂園みたいな強気な女性キャラが好きですし、他の女性キャラの生立ちなど、共感できた部分もありました。
木曜日さんらしい、ドロドロではなく、爽快なお話をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そして、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
今回のテーマの一つが、
デスゲームは一人称でも書き切る事ができる。
だったので、どうやって読者にプレゼンテーションできるかすごく心配でした。
でも、そう言っていただけて嬉しいです!
堂園については、もっと書きたかったものがあるのですが、時間の関係で思いっきり省いちゃいました。
でも、私も好きなキャラです!
何度でもいいますが、本当にありがとうございます。
コメントが大変励みになりました!
第17話 小島への応援コメント
小島さんの気持ちも分かりますし、そんな事だけは言わないで欲しいという両方の気持ちがありました。
当事者が自責の念に囚われている事は分かっている。
けれども、終末期に立ち会う仕事をしてきた身としては、心の負担を少しでも取り除きたいから高額医療や障害年金、難病指定助成金などのシステムがあるのです。
それでも、最期を決める権利があって良いと思います。家族の意向によって、管でぐるぐるにされた老人など見て居ると胸が張り裂けそうでした。
非情に難しい問題です。
考えさせられました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たしかにその立場からだと、そう思われるだろうなと思います。
小島としては、これを決心するべきことがあったと思うので、彼女の決意を尊重してほしいと思います。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。
第28話 真実への応援コメント
完結お疲れ様でした。
最後の一話に全て持っていかれた気がします。
血は繋がっていなくても確かに2人は兄妹だったのでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この最後に向かって走りきったので、そう言って頂けて嬉しいです。
この二人の関係を表すのは難しいですが、何かしらの形が持田に残ってくれたら思います。