第10話 お前だろ!!!
まなみちゃんの話だと、バイト先の先輩からたくやの連絡先聞いて、連絡取って、告白したらOKで付き合うことになったって説明してくれた。
ずっと連絡取ってたのに何で教えてくれないんやろう?
なんかたくやにイライラしてきた。
「明日、こっち帰ってくるみたいなんや、だからお願い!!暇な時に一緒にアパートに遊びに行こ?小豆島で仲良さそうやったから、いきなり2人って気まずいし…」
こっちの方が気まずいやろ?
カップルなりたてのとこにお邪魔するとかどんな罰ゲーム?
でも会ってみたらちょっとたくやの気持ちわかるかな?
「いいよ、一緒に行っても。でも先帰らせてくれる?邪魔はしたくないし」
「全然それでいい!」
そんな再開予定を立てられてるのを知ってか知らずか、その日の夜にもたくやから他愛も無いメールが来た。
楽しくメールできるはずない。
夜は寝てたって朝に嘘ついて返事。
そこから数日メールの返事遅かったりであんまりしないようにしてたら
『最近、冷たくない?彼氏でもできた?』
ってお前だろ!!!
本当に意味不明。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます