第3話 誘ったのそっちやのに、何でこうなるん?
ふられた翌日、とりあえずプリクラを片付けようと思った。
プリクラには楽しそうにしてる2人。
何でなんやろう?そう思うと涙が出てきた。
とりあえず付き合ってみたけど思ってたのと違ったのかな?
色々考えたけど吉田君の気持ちはわからんし、電話する気持ちになれない。
撮ったプリクラは1枚だけ自分のプリクラ帳に貼って残りは箱にしまい込んだ。
その直後まなみちゃんから電話があって、暇だったら河川敷でおしゃべりしようってお誘い。
家にいても仕方ないし、出かける事にした。一応別れた事も話しておくか…
で、河川敷で待ってもなかなか来ない。
すぐ出るって言ったのにかれこれ1時間は待ってる。
いつもこんな感じでまなみちゃんは約束しても守らない。
電話しても出ないし、メールで『もう待ってるよ!まだ?』って催促するも返信なし。
はぁ…踏んだり蹴ったりやし帰ろうかな…
暇やし幼馴染呼んだら来るかな?
幼馴染にメールしたら暇してるみたいで、まなみちゃんよりも先に来た。
幼馴染とまなみちゃんはうちを介して何度か遊んでるしみんな同じ中学校卒で面識もある。
まなみちゃんに『来んから幼馴染も呼んだからね』ってメール。
それには『わかった〜』って返事。
2人でうちが別れた事とか話してたら、やっとまなみちゃん到着。
うちが河川敷に着いてから2時間…
ヘラヘラ笑って、何でこんなに遅いん?って聞いても、準備してたらこの時間になったって謝りもしない。
仕方ないやんってむしろ逆ギレ。
はぁ…なんでこんな子と友達なんやろう…
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