第597話 レベリング
それからの俺は次から次に出て来る種類別の高レベルドラゴンを喜び勇んで倒しまくって居た。
最初の方こそ多少怖じ気づいて居たものの5種類を超える頃にはそんな気後れも無くなり、ただ只管に足しては回収しまくるマシーンと化していた。
今までに倒したドラゴンは、レッドに続いて、ブルー、アース、グリーン、と4属性ドラゴンを全部を制覇していたのだった。
それらを倒すに従ってレベルも面白い様にガンガン上がって行く。
そして俺のステータスは下記の通りとなったのだった。
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名前:トージ・フォン・オオサワ
レベル:63
HP:560/560
MP:1515/1455
力:640
知能:1466
器用:1466
俊敏:1466
運:20
スキル:魔法 鑑定EX 魔力感知 魔力操作 気配察知 剣術 投擲 魔力超回復 (偽装) 錬金 料理 異常状態無効
気配察知
加護:(第創造神ロキシーの加護)
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どうだろうか? レベル63と言うこの人外なステータスは。
明らかに王国一のステータスであろう。
数値が上がったお陰で益々技のキレが良くなり、若干の溜めが必要となる筈の空間斬等の魔法発動時のタイムラグも殆ど感じ無くなったのであった。
何にしてもHPが増えたお陰で安心してダンジョンアタックが出来る様になったのは喜ばしい事である。
可能ならば、ジュンペイ達もここでドラゴン狩りを出来れば良いのだが、今のままではレベル差が在りすぎて危険だろう。
来たるべき日に備えジュンペイ達に空間斬の訓練をさせて、空間斬の起動速度を上げて置く様にして置かねばならないと思う俺であった。
ジュンペイとアルス君に空間斬の訓練をさせてある程度物になった頃を見計らって、ジュンペイ達をダンジョンの第129階層に連れて行ってレベリングを行う事にしたのであった。
まずは最初のブラック・ドラゴンである。
予め高下攻撃のパターンをレクチャーしておいて、階段を降りて扉が閉まったと同時にまずは、アルス君がフラッシュバーンを放ち何れに続いてジュンペイが空間斬で首筋をカットしたのであった。
2人のレベルがガツンと上がって飛び上がって喜ぶ。
こうしてこの3人で暫くこの階層でのレベリングを行うのであった。
尤も俺は保護者的な立ち位置で手を出さずに2人いがメインで戦う事で2人にだけ経験値が流れる様にしているので俺自身のレベルは上がらないのだけどもう既に63までソロであげてるのでそれでも是としておいたのだった。
そうしてリポップを待って2人のレベリングを繰り返し、2人共にアッと言う間にレベル30台にアップしたのであった。
ある程度のレベル間で見に着いたので俺の付き添いによるレベリングを中止して本来のダンジョンアタックに戻って貰ったのだった。
そして俺は本来のソロアタックに戻ってダンジョンの階層を奥へ置くへと歩を進めるのであった。
2人のレベリングから早1ヵ月が過ぎた頃、俺は漸く第130階層のボス部屋に到達したのであった。
魔装を強化した状態でボス部屋に入って、何時でも空間斬とフラッシュバーンが放てる様に準備をして待つ事数秒で部屋の真ん中で魔方陣が青く光って巨体のシルエットが3つ浮かび上がる。
どうやらここのボス部屋では複数体の魔物を相手にしないといけないらしい。
そしてドンドンとシルエットがハッキリしてくると現れた魔物の全容が明らかになる。
鑑定EXで見て見ると、
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【エイシェント・ドラゴン】:ドラゴン種の中で最も強い長寿のドラゴン。
レベル:235
スキル:咆哮 ブレス
その咆哮は相手を萎縮させ恐慌状態にしてしまう。ブレスはドラゴン種の中で最高温の灼熱の火炎ブレスを武器としており、オリハルコンをも溶かす。
但しブレスは体力を消耗するので余程の事で無いとブレス攻撃はしない。
備考:知能が高く人語を喋る個体も居る。
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そして出て来た3体中あと2体のシルエットも同様にエイシェント・ドラゴンで、
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【エイシェント・ドラゴン】:ドラゴン種の中で最も強い長寿のドラゴン。
レベル:202
スキル:咆哮 ブレス
その咆哮は相手を萎縮させ恐慌状態にしてしまう。ブレスはドラゴン種の中で最高温の灼熱の火炎ブレスを武器としており、オリハルコンをも溶かす。
但しブレスは体力を消耗するので余程の事で無いとブレス攻撃はしない。
備考:知能が高く人語を喋る個体も居る。
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と
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【エイシェント・ドラゴン】:ドラゴン種の中で最も強い長寿のドラゴン。
レベル:208
スキル:咆哮 ブレス
その咆哮は相手を萎縮させ恐慌状態にしてしまう。ブレスはドラゴン種の中で最高温の灼熱の火炎ブレスを武器としており、オリハルコンをも溶かす。
但しブレスは体力を消耗するので余程の事で無いとブレス攻撃はしない。
備考:知能が高く人語を喋る個体も居る。
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と最初のエイシェント・ドラゴン寄りはレベルは低いものの、どちらも格上でヤバイ物だった。
もう俺は即座にフラッシュ・バーンを発動して3匹の目を潰してから、その隙に空間斬で一番最初のレベルの高いエイシェント・ドラゴンの首を右一気に首チョンパしたのであった。
空間斬に若干のッ抵抗感は在った物の魔力で押し切って首を切り離してやるとい、一鳴きも為ずに一番の難敵が逝ったのだった。
それと同時にレベルアップしたのを感じつつ残りの2体のエイシェント・ドラゴンを連続で空間斬で首チョンパ仕掛ける。
だが敵もそうはサ責と、滅ビシで目が見えないまま咆哮を使った一吠えをしてその直後闇雲に辺りに撒き散らす様にブレスを放ち始めた。
俺は即座にストーン・ウォールを築いて難を逃れて炎の嵐が止まるのを待ったのだった。
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