第561話 子供の成長と寂しさ
穏やかな数年の月日が流れユキちゃんは13歳になって王立学園を卒業し、ジュンペイも4歳となった。
4歳になったジュンペイは嘗てユキちゃんがそうであった様に魔法の訓練を始めて順調にその才能をのばして行っている。
最近では、木剣による閃光流の型の訓練も始めていて日増しにその腕を上げて言っている。
と言う訳で我が家族、スタッフも含みオオサワ商会もオオサワ家も順調その物である。
方や我らが祖国アインランド王国葉というと他国との小さな小競り合いや軽い侵略を撥ね除けて居たりしたが、何れもゲートのお陰で派兵もスムーズに行われて未然に防がれたりで大事には至って無い。
改めて国防に関してのゲートの優位性が示された事となった。
本来ならその貢献の褒美で更に上位の癪ににと言う所であるが、既に王族以外の貴族が受けられる最高位の爵位であると共に、最高位の勲章も既に受章して居る事もあって、特に変動がなっくて申し訳ないと宰相閣下から伝えられたのであった。
。
まあこちらとしては谷地位が上がったり何の役にも立たない勲章を貰うよりも平穏無事に暮らせればそれで良いと言うスタンスで居るのであった。
先のマブリン王国との小競り合い時には国軍の援軍のみで片が付いたので特にオオサワ家からの出兵はして居ないので平穏のままであった。
そのマブリン王国だが我が国とは北西の国境で面した国土の痩せた国で、何かとちょっかいを出して来る国である。
しかし、農業には向かない物の豊富な鉱山を有しており、その産物である鉄鉱石屋鉱物資源、更にはその加工品を算出する事で国内で足り無い農作物を輸入したりして補って居る国である。
そんな訳で我が国の肥沃な大地が羨ましらしく、何かと忘れた頃にちょっかいを出して来るのだった。
まあ気持ちは判らんではないが、実に迷惑な話である。
■■■
さて、話は王立学園を卒業したユキちゃんの話となるが、ユキちゃんは何とその魔法の腕を買われて王宮魔法師団に就職してしまった。
事前に何の相談も無かった為に事後報告を受けた際は大変驚いた。
つい最近までは小さかった頃のイメージが強かったのにいつの間にか大人のレディーに近付いていたらしい。
しかし俺には面倒そうとしか思えないのだがそこはそれ我が子と言えど各個人の人生である。俺が口を挟むべきでは無い。と弁えて控えて居たのであった。
王宮魔法師団に就職したユキちゃんの初舞台は何とマブリン王国との小競り合いで敵兵100名からなる攻撃部隊を殲滅して退ける事であった。
今まで一緒にダンジョンに潜った事はあっても盗賊でさえ討伐した事は無かったので少し心配していたが気持ちを切り替えて乗り切ったらしい。
過去の前世では王宮魔法師団と仲違いした事も何度かあったけど、今世の王宮魔法師団とはユキちゃんが居る限りは良い関係を築いて居たいと思う俺であった。
尤も今世の王家は非常に弁えた良く出来た人物が国王陛下なので揉める事はないと信じたい。
そんな訳でユキちゃんが親離れしてしまいちょっと寂しいが、幸いまだジュンペイが可愛い盛りで手が掛かる?ので寂しくは無い・・・。いや本音を言うとそれでもちょっと寂しい。
それはチェリーも同様ならしく、折角なので今の内に第三子を設ける事にしたのであった。
暫く足が遠のいていたが、また子供等と一緒にお家のダンジョンに潜り始めたのであった。既に最深到達階層の記録を大半場に行進して第32階層を越えている。
第31階層から32階層に掛けてかなり格上のオーガの群れが相手となってその俊敏で強靱な相手のスペックを鑑定EXで確認してみると
念の為に鑑定EXで鑑定すると、下記の様に表示された。
***********************************************************************************
【オーガ】:進化直前の通常オーガ
レベル:20
スキル:咆哮 剣術 強靱
強靱な皮膚を持ち自然治癒能力が高い。
備考:強靱な外皮は日以上に良い革製品の素材となる。
***********************************************************************************
と表示さえれた。
これは子供等には二が多き過ぎる為、一旦子供等を下がらせて、黄金丸の高周波ブレード化を用いて俺1人で対応するのであった。
10匹からなる格上のオーガの群れを1人で倒した事もあって、久し振りに念願のレベルアップを果たしたのであった。
ステータスは下記の通りとなる。
そうするとステータスも自動的に姓が変わって下記の様になったのであった。
*************************************************
名前:トージ・フォン・オオサワ
レベル:16
HP:180/180
MP:1485/1535
力:260
知能:1086
器用:1086
俊敏:1086
運:20
スキル:魔法 鑑定EX 魔力感知 魔力操作 気配察知 剣術 投擲 魔力超回復 (偽装) 錬金 料理
気配察知
加護:(創造神ロキシーの加護)
*************************************************
この格上シリーズは経験値的に美味しいと知って俺は子供等にもレベルアップをさせるべく、所謂パワーレベリングに近い一撃を入れさせた後に俺が倒すと行った方法でレベルを上げさせてレベチの危険度を下げて言ったのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます