第484話 楽しいレベル上げ
その後も群れて出て来るセンチピード・ウィップをファイヤーストームで纏めて焼き殺して進んで行く俺。
勿論キショい焼けたなきがらから魔石等の剥ぎ取りは行って居ないので収支としては赤字ではあるが・・・。
こうしてこの階層を終える頃には念願のレベルアップを果たしたのであった。
テータスであるが、下記の通りとなる。
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名前:マルク・フォン・オオサワ
レベル:11
HP:275/275
MP:6956/6956
ギフト:異常耐性 物理耐性 魔法耐性 頑強 魔法 鑑定EX 魔力感知 魔力操作 剣術 投擲 魔力超回復 偽装 錬金 料理
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まあ、HPとMPしか項目が無いのでハッキリはしないが体感で言うとレベルアップ毎に明らかに力やスピードが上がって居る感じがするので前のステータスの様に項目が無くとも隠し項目が存在するのかも知れない。
そんな訳で、また1つ強くなった訳でである。
因みに、ギフトの『物理耐性』であるが、これは全く物理攻撃が効かないのでは無く怪我をし難くなるって効果らしい。剣で斬られたら普通に切れてしまいしyなので試す気にはならないが、まあそう言う程度と考えて過信し過ぎない方が安全と言う事だろう。
つまり他の『耐性』も然りである。
そんな訳で、過信し過ぎて新婚早々にウッカリ死なない様に気を付けながら進む俺であった。
毎日ダンジョンに潜ると領主の仕事が疎かになるので3日に1度にして1日は領主のデスクワーク、そして1日はケリーと過ごす日と決めて居る。
そんなノンビリとしたペースであっても、半年が過ぎた頃には、第41階層を越えて王都ダンジョンの最深アタッカーとなっていたのであった。
階層毎に纏めたレポートと提出した魔物の買取素材のお陰もあって、いつの間にか冒険者ランクもAランクとなって居たのだった。
そんな俺の活躍もあって、王都ダンジョンは栄え、逆に俺の去ったドルビー東ダンジョンは寂れて居るとの風の噂を耳ににしたのであった。
そうしてダンジョンに通い1年がアッと言う間に過ぎて行くのであった。そして俺も晴れて20歳となったのだった。
そして、ケリーは妊娠し男児を出産して、俺はこの世界でも一児のパパとなったのだった。
生まれた元気な男の子を俺は
そんなわけで当面ダンジョンはお休みしようと思ったのだが、ケリーが気張らしは必要だと言うので結局ダンジョン通いだけは続けていたのであった。
もしかしたら、俺が傍に居過ぎてウザくしちゃったのかも知れないと密かに反省する俺であった。
尤も大喜びしてウザ絡みしたのは俺だけでは無く、孫の誕生を喜ぶ宰相閣下も含まれているとは思うが・・・。
俺は疲れさせて嫌われない様に静かにダンジョンに通うのであった。
ここからのかいそうでは今まで見た事も無いようなグロテスクな奴や強靱な外骨格を持つ奴などが交ざり始め今までの様に魔弾一発で仕留められる程柔な相手は出て来ないのであった。
一応そのどれをも悉く始末して言っているが、名前は覚えるのも難しい様な長い名前であったり、何かの亜種であったりした。
硬い外骨格は高周波ブレードでサクっと斬ったりして無難に戦いを進めた。
殆どのケースで、他銭無勢であっても魔装に一撃を食らう事すら無かったので、多少なりとも俺の強さが進化したと思って良いのでは無いだろうか。
そうは言っても第45階層を過ぎた頃になると、敵は更に強くなって躱してばかいりも居られず、魔装に被弾する事も多くなったのであった。
尤も間沿おうを貫通する攻撃は1発も食らって無いので取り敢えずはセーフであろう。
とは言え時々その勢いで派手に吹っ飛ばされる事があるのは愛嬌である。幸い脳震盪も起こしてないし、一応ヒールを掛ける事さえ不要な状態である。
こうして、速いペースで強い魔物と対峙して勝ちを収め、最近多少緩慢になって来た感のあるレベルアップを果たしたのであった。
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名前:マルク・フォン・オオサワ
レベル:12
HP:285/285
MP:6556/7056
ギフト:異常耐性 物理耐性 魔法耐性 頑強 魔法 鑑定EX 魔力感知 魔力操作 剣術 投擲 魔力超回復 偽装 錬金 料理
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とうとう、魔力が7000台に入った既に以前スキップ試験で対戦した騎士団長よりレベルは上になって居る。
魔法と合わせれば国内最強も夢ではないかも知れないとほくそ笑む俺であった。
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