休暇用レコード8:鴻上紅羽編「南雲先輩の人生課題」

『私は少なからず、君に好意を抱いている』


夏休みが始まった頃、彼女に荷物持ちとして召集された天体観測

その夜で聞かされた言葉は、夏休みの間の俺を翻弄するには十分な威力があった

何気ない時にふと思い出す先輩の表情、声、仕草に・・・言葉に毎日心を揺さぶられる


『君の境遇は理解している。だからこそ、すぐに答えを出せないことも理解している』

『この夏が終わる頃にこの話の続きをさせて欲しい。答えを導き出すのは・・・そうだな。夏休みだし宿題と言うことにしておこう』


今まできっと、誰にも見せたことのない慈愛に満ちた表情で俺の頭を撫でた

その時の俺は・・・「誰かから一番の愛情を向けられた」という事実に驚いて何も言うことができなかった


夏休み最終日まで時間を貰って、導き出した答えは一つ

不安は残るけれど、それでも俺は・・・


・・


夏休みの宿題を終わらせる為に俺・・・鴻上紅羽こうがみくれはは今年も例年通り黄金の家の一室を借りて宿題をこなす計画を立てていた

後は黄金に連絡を取り、部屋を借りるだけとなった頃に俺はある人から連絡を貰う


相手は今年大学生になったばかりの雹賀南雲ひょうがなぐも先輩

何事かと思い、スマホのメッセージアプリを起動させて彼女からのメッセージを確認する


『明日の予定は?』


そう簡潔に送られてきたそれに「南雲先輩らしいな」と思いつつ、俺は返信を送る


『明日は残りの課題を片付けようかと』

『自宅で?』


送ってから直ぐにメッセージが来た

スマホを構えてメッセージが返ってくるのを待っていたのだろうか

・・・「天体観測の一件」もあるし、ありえないといえないのが非常にもどかしい

思い出しただけでも頭に熱が上がる感覚を覚えた

あの日の事を頭から振り払いつつ、俺は南雲先輩とのやり取りを続ける


『いえ。例年通り黄金の家でやろうかと』

『今年はそこに拓斗がいるぞ。やめておいた方が君の為になると思うが』

『・・・マジですか。ご忠告ありがとうございます。死なずに済みました』

『君と拓斗の不仲は把握している。黄金君の家が使えないとなると、君はどこで課題を?』


『集中できる環境と教えてくれる人が欲しいので藍徒を誘って図書館にでも』

『その言い方だと、君は「集中できる場所」と「教える人間」がいるならどこでもいいのか?』

『まあ、そうなりますかね』


そこで返信が途切れる

しばらくした頃、それは唐突に送られてきた


『私の家。集中できる環境も、教える人間も揃っている。どうだろうか?』


彼女から送られてきたメッセージに、ゆっくりと返事を返した

答えはもう、決まっている


・・


夏休み最終日。朝九時に俺は南雲先輩と待ち合わせをしていた


「おはようございます。南雲先輩」

「おはよう、紅羽君。それじゃあ行こうか」

「はい」


少し、彼女らしくない白い夏らしいワンピース

スカートを履いた先輩なんて、制服以外見たことなかったので少し新鮮だ


「今日は、よろしくお願いします」

「ああ。今日は一日頑張ろう。しかし紅羽君。私の姿をじろじろ見て、何かついているのかい?タグは全部外したはずだが・・・」


新品の服を着て来たらしい。もうすぐシーズンオフなのに・・・今日の為に?


「いえ。南雲先輩がスカートなんて久々だなって思いまして。可愛らしいなと思いました」

「褒めてくれて嬉しいよ・・・雑誌で勉強した甲斐があったな」

「?」

「なんでもない。ほら、行こう」


少しだけ照れているのか、南雲先輩は視線を逸らしなが俺の手をさりげなく握った


「君はさりげなく褒めるのが得意だね」

「それ、神楽先輩からも言われました。自覚はないのですが」

「・・・神楽君か」

「南雲先輩?」


緋灯神楽ひとうかぐら先輩。俺の一つ上の先輩で、南雲先輩にとっては後輩にあたる

学年の垣根を超えた交友関係が俺たちにはあるのだが、その中でも俺、神楽先輩と南雲先輩はよく連んでいる部類だと思う


そんな間柄なのに、今日は少し異なる反応を見せる

俺が知らないところで何かあったのだろうか。握られた手に少しだけ力が込められた


「・・・なんでもない。彼女と篝君は元気か?」

「え、ええ。しかし今年は鏡夜先輩が雫先輩に監き・・・雫先輩の家で修行の日々ですから、施設は人手不足らしく大変みたいですよ」

「ああ。そうだったな。彼も大変そうだ・・・」

「無事ですかね。鏡夜先輩」

「もうダメだろ。新学期始まったら干物になっているだろうから労ってあげてくれ」

「はい」


神楽先輩の流れで話題に上がるのは彼女の双子の妹であるかがり先輩。そして彼女たちと同じ施設で暮らす水知鏡夜みずちきょうや先輩

そして、鏡夜先輩の彼女で南雲先輩の悪友こと雨雲雫あまぐもしずく先輩


南雲先輩との共通の話題となると、いつもこのメンバーになっていく

一番楽しい青春時代の黄昏時。共に戦い続けた九人のことがやはり話題に上がるのだ


・・


先輩の家に辿り着いてから俺は黙々と課題をこなしていく


1L D Kのこの部屋は、個室という概念がない

いや、本来ならある筈なんだ

南雲先輩が襖を取り除いていなければ、だが

その為、南雲先輩とずっと一緒なのだが・・・勉強開始してから一度も会話はない


先輩は俺の正面でずっと読書を続けている

確か南雲先輩は大学、医学部なんだっけ

それに関係するものだろうか

彼女がこうして集中しているのだから、俺もそれに倣って集中して課題に取り組んでいく

しかし、わからない部分は唐突にやってくるわけで・・・


「・・・手が止まったね。分からない部分があるのかい?」

「あ、はい・・・ここの問題なのですが」

「数学か。どれ・・・ああ、紅羽君。これはこの公式じゃなくて、もう一つの公式を使うんだよ。教科書を貸してくれるかい?」

「はい」


持ってきていた教科書を手渡して、南雲先輩が該当ページを見つけてそれを俺に見せてくれる


「ここに書かれている式に当てはめれば解けるよ」

「なるほど・・・あ、答え出ました。ありがとうございます。これで、課題終わりです」

「そうか。終わってよかったね」


「はい。先輩って、頭いいんですか?」

「そういう部類だね。まあ、一位にはなったことはないが。万年三位だ」

「一位は雪霧先輩か・・・じゃあ二位は雫先輩?」

「ああ。なんだかんだで二人には最後まで勝てなかったよ」


南雲先輩は机の上に置いていた麦茶を少し口に含んだ後、本心を交えた思い出の話をしてくれた


「今まで天才とか持て囃されていた身としては、自分の平凡さを理解させられて、私も人であることを証明してもらえて楽しかったがね」

「そう、ですか・・・」

「私も失敗していいんだ。負けてもいいんだ。完璧でなくていいんだ。失敗を修正しても怒られないんだって・・・あの二人から教えてもらえたんだよ」


「最も、拓斗は一番でいられないと特待生待遇が剥奪になって、学費を払わないといけなくなってしまう

雫は雫で私に負けるのはプライドが許さないし、負けたらうるさそう。だから、長い目で見たら私が三位でいたことは、三人の関係を壊すことが一切ない最善の結果だと言えるだろう」


「おかげで私は最高の友を、最優のライバルを、最大の理解者を二人も手に入れた。そして何よりも、自分自身が天才ではなく、凡人であること。凡人であっていいことを肯定された」


これでよかったんだよ、と楽しそうに語った後は、心からの笑顔を浮かばせる

大人びた彼女が普段浮かべる笑顔ではない。子供のように無邪気さの塊だと表現したくなるような可愛らしい笑顔だ


「先輩は、凄いですね」

「凄いのかどうかわからないけれど、褒められるのは素直に嬉しいね。ありがとう。でも、一番になれないのは・・・悔しいよ」

「・・・」

「拓斗と雫、一度ぐらいは負かしたかったさ」

「そう、ですか・・・」


何かの一番になれない。その解消できない思いをかつての俺は知っている

・・・だからこそ、あの日の彼女の言葉に動揺した

好意を持っている

堅苦しいけれど、南雲先輩らしい告白に、動揺することしかできなかった


「一番になれないのは、悔しいですよね」

「ああ。悔しい。このケースの場合だと別に一番になれなくてもどうとも思わない。三番でも凄いと言われるのだから。けれど、そのままでいいと自分の中に甘えを生むつもりはない」


教科書に乗せていた俺の手に、南雲先輩の手が乗せられる


「世の中には一番でなくてはいけないものもある。それは君もわかっているね?」

「・・・は、い」

「そろそろ、天体観測の時に出した宿題の答えを聞きたい」


必ず答えを出さないといけない瞬間がやってきた

わかっていた。ゆっくり時間を与えてもらえたから自分でも納得できる答えを出すことができた

大丈夫だろうか。この答えで


「少し、急かしすぎただろうか?」

「いえ。十分すぎるほどの時間を貰いましたから・・・聞いてくれますか?」

「ああ。聞かせてくれるかい?」


ここに来る前も、何度もどう伝えるか考えて、繰り返し言葉を紡いだはずなのに

いざその時が来ると、用意していた言葉が全部吹っ飛んでしまう


「・・・言おうとしたこと全部吹っ飛んだ」

「正直だね、君は」

「嘘を言っても意味がありませんから。そうですね・・・まずいうべきことは・・・俺は、一番になったことがありません。それは南雲先輩もご存知だと思います」

「ああ」


両親は、女の子が欲しかったと叔母さん達が言っていた

そんな両親の最初の子供が俺になってしまった。男だったから、産まれた時に酷く落胆したと聞く

そして、生まれた子供はどうしても可愛がれない両親は俺を息子さんが病気で亡くなったばかりの叔母さん夫婦に押し付けた


「藍徒は家族が大好きですし、黄金は雪霧先輩。鏡夜先輩は雫先輩で、神楽先輩と篝先輩はお互いでしょう?」

「産みの両親は妹を、紅里を愛していますし、叔母さんだって、叔父さんが、もっというなら亡くなった息子さんのことを愛していると思います」


二人は俺を実の子供のように育ててくれたが、一番はやはり亡くなった息子さんなのだ

一番は、俺ではない


「うん。その話はかつての君が述べていたね」


誰かから愛されたい。そんな願いを俺は抱き続けた


「俺は、誰かの一番になれない。その気持ちはまだ、ここにあります」


胸に手を当てて、用意していたそれとは違うけれど、思い描いていた言葉に似たものを述べていく

抑えるたびに、誰かの一番になりたいと願いつつもどこか諦めてしまっていた感情が呼び起こされる


「先輩が、俺を好きになってくれた理由は今もわかりません。先輩みたいな凄い人が、俺みたいに何も持たない人間を好きになる理由なんて・・・」

「そう、なのか」


しょんぼりした先輩には悪いけれど、本当にわからなかったのだ


「そこは本当にごめんなさい。天体観測の日から何度も考えたんですけど」

「い、いや。いいんだ。君に答えを告げる楽しみができたから」


複雑ながらも、新たな楽しみをそこに見出して、いつも通りに目を細めた


「けれど、私は贅沢者だな」

「なぜですか?」

「あの天体観測からかれこれ一ヶ月。私は常に君の思考の中に住み続けられた。私を思わなかった日はないだろう?」

「そうですね。一日も欠かすことなく先輩のことを考えていました」


思い出すのは天体観測

星空の下で誰にも見せない表情で思いを告げてくれた南雲先輩の姿を、俺は一生忘れることはないだろう


「結果がどうであれ、十分に嬉しいことだ」

「・・・贅沢者は俺の方ですよ、南雲先輩」

「それは、どういう」

「あの日からずっと・・・先輩だったら、もっと素敵な人がいると何度も考えました」

「っ・・・」

「でも、同時にこう思ったんです。先輩はそれでも俺を選んでくれた。何もない俺に何かを見つけて、選んでくれたって」


何もないと思っていた俺に、何かあると言われても、それが何かなんて俺にはわからない

それでも、彼女は俺に何かあることを見つけてくれた

俺が好きだと、言ってくれたのだ

他の誰かなんて、いて欲しくない

これからも、俺だけを見ていて欲しい。それが、俺が出した宿題の答えだ

あとはこれをどう言葉にするかだ


「誰かに好きだと言ってもらえたのは初めてなんです。こんな贅沢、あっていいんですかね?俺はその贅沢を受け取っていいんですかね」

「・・・受け取って欲しくなければ、あの日の言葉はずっと私の心の中に留まっていた。その先は、言わなくてもわかるだろう?」

「はい」


なぜか目元に浮かんできた涙を拭い、彼女が待っている言葉を告げる

言葉にするのは難しいと思っていたけれど、それは意外にもすんなり俺の口から飛び出てくれた


「南雲先輩。俺は先輩にこれからも見ていて欲しいんです。鴻上紅羽という人間を、あなたが好きになってくれた俺自身を、見ていて欲しい」

「うん」


先輩に手を伸ばすと、彼女は控えめながらもその手を掴んでくれる

机を超えたその手をゆっくり動かして、その距離を詰めながら、言葉の続きを述べていく

心臓の音が耳元で聞こえているような錯覚を覚えるほど、胸が高鳴っているのがわかる

でも、まだ肝心な部分は伝えきれていない


「こんな俺でいいのなら、これからも先輩の側にいさせてください。俺は、貴方の隣に立ち続けられるように、頑張ります。先輩が見つけてくれた、自分のいいところを見つけられるような、自分になって見せます」

「うん」

「先輩、俺は先輩がだゃ!いっ・・・てぇ」

「だゃ?」

「え、いや・・・これは」


肝心な部分で舌を噛んで悶絶してしまう

なんでこんなところで噛むんだよ・・・!


「なんとも、君らしいね。肝心なところで格好がつかない」

「それ、褒める部分なんですか?」

「そういう部分も含めて好きになったからね。何をしても愛らしいよ」

「すぐそんなこと言う!」

「何を動揺しているんだい?全く、何をしても可愛いね、君は」


伸ばした手の距離を徐々に詰めて、今はもう、二人揃って肘を曲げなければいけない状態まで近づいている


「・・・年下だから可愛いと言っているわけではないですよね」

「そんなわけはないだろう。この前雫から「鏡夜君が可愛い。南雲もわかるよね?」と聞かれたが「冗談も大概にしろよ」って返してきたばっかりだ」


手が握るだけじゃなくなっていく。ゆっくりと指を絡めて、気がつけばその手はしっかりと結ばれていた


「君だから可愛いんだぞ?年下だろうが、同い年だろうが、年上だろうが変わらない」

「あーもう。すぐそんなこと言う。そう言うところ含めて全部大好き。超好き。マジ好き」


あれ・・・俺、今何言ったかな。とんでもないことを流れで言ってしまったような・・・

ふと顔を上げると、南雲先輩は耳まで真っ赤にして放心していた

これは間違いなくやらかしたパターンだ

そんな軽い感じでいう流れではなかったはずなんだけどな・・・


「急に言われて驚いたよ・・・そうか。そうなのか・・・」

「俺もこんな軽い感じで言うつもりなかったんです・・・」

「い、いや。シチュエーションは凄く君らしいよ。答えが、重要なんだ。こう言うのはさ」


手は繋がれたまま。空いた片方の手で南雲先輩は俺の体を引き寄せる


「やり直し、希望するならどうぞ」

「このままでいいです。俺らしいのでいいんですよ」

「そうか」


俺もそれに倣って、先輩の一回り小さい体を自分の方へ引き寄せる

自分のものとは違う暖かさ。誰かにこうして貰ったのは、初めてだ

どこか心地良くて、眠気さえ覚えてしまう


「紅羽君・・・なんとなくだが、眠りかけていなかったか?」

「はっ・・・気のせいです!」

「そのよだれには説得力がない」

「・・・すみません。誰かに抱きしめられたのが初めてなので安心感で眠りかけました」

「そうなのか・・・実は私もなんだ。初めて仲間だな」


名残惜しいけれど抱きしめ合う時間を切り上げた

嬉しそうに頬を染めて笑う南雲先輩は、俺の手を握り締めたまま話の続きをしていく


「と、このように・・・私は普通らしいことを知らないから、君を振り回すと思う」

「別にいいですよ。俺も人のこと言えないぐらいに、普通を知らないんで。俺も南雲先輩を振り回すと思います」

「そうか。それなら、私と君は一緒に「普通らしいこと」を知っていけるな」

「普通らしいこと?」

「ああ。そうだ」


南雲先輩は俺の手を握ったまま、その場に立ち上がる

俺もそれに倣いながら立ち上がり、彼女のある「決定」の瞬間に立ち会うのだ


「私と君は、そうだな。初めてのお付き合いというやつだろう。そもそも人を好きになったのだって初めてで、勝手がよくわからない」

「そうですね。勝手があるかどうかわかりませんし・・・そもそも普通とはって思います」


同様の立場であるはずの黄金と鏡夜先輩は相手に振り回されているし、雪霧先輩と雫先輩はそんな二人を異様なレベルで振り回している

あれが普通とは思えない


「漫画みたいな恋をしたいとは言わないが、せめて雫みたいなことにはならないようにしたいなとは思っている」

「流石に監禁されるのはちょっと・・・」

「だろうね」


指の腹でそっと俺の目元を拭ってくれる。舌を噛んだ時涙が出たのだろうか

それとも、安心したから涙腺が緩んだのかわからない


「ゆっくりでもいいから「私たちらしい」を探したいというのが、今後の望みだ」

「そうですね。先輩の意見に賛成です。頑張りますね」


でも、それでも目の前に広がる「今」は本物なのだ

ちゃんと、伝えられた。変えられた


「ああ。しかし、なんとなく名前が欲しいな」

「なぜ・・・」


先輩はいつも突拍子もないことを言い出すけど、今回のは特に突然だったと思う


「うむ。これは「人生課題」と呼ぼう。長い目で人生を見た時に私たちに必要な人生経験をこなしていく。どうだろうか」

「南雲先輩がいいのなら、俺もそれでいいですよ」


人生課題

南雲先輩が付き合い始めた時に出したこれは、今後の俺たちを大きく変える出来事を生んでいく


二人の黄金が繰り広げる黄昏時の物語のその後に

普通から少しずれた俺たちが、普通を知っていく話を語ることになるだろう

それはきっと、遠くないうちにでも

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