第14話
疲労困ぱいの状態でふと上を見上げると、そこは崖になっていた。……しまった! 吾輩ともあろうものがこんな単純な罠にかかるとは……。
落ちないように慌てて岩壁にしがみつく。……だが、そこで吾輩はあることに気づいた。
よく見ると目の前にあるのは崖ではなく、大きな洞窟の入り口だったのだ。……助かった。これで少し休むことができるぞ。
そう安堵した吾輩は早速中へと入っていった。
だが、この時すでに吾輩は気づいていたのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます